2019/12/15

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』

 

 


『出雲大社』

 

 

 

 

出雲市駅からはバスに乗って出雲大社へ。

「電車もあるんぢゃないの?」

一畑電鉄というのがあって、料金もあんまり変わらないけど、

時間の都合でバスだよ。

「JR出雲市駅からちょっとあるのね。」

昔はJRも『大社駅』というのがあったらしいけど廃止になったって。

「バスも一畑バスよ。」

福岡の西鉄みたいなもんだな。

 


 

 

「おぢさん、邪魔よね。 ・・・おとーちゃん?」

違う、違う。 一緒にしないでくれ。 

「似たようなもんよ。」

いずもたいしゃ、って言ってるけど、本当は『いずもおおやしろ』らしいよ。

 

 

 

 

これが『拝殿』。

「なにっさー!!あたしが切れちゃってるぢゃないのさ!!」

人が写らないように苦労したんだよ。

「建物はどうでもいいから、あたしを中心に写しなさいよ!!」

それじゃあ、ここまで一緒に行った意味がないだろ?

「写真なんかで見る注連縄より小さくない?」

うん。その話はまたちょっとあとで。

 

 

 

 

こちらが『本殿』。

「この地面の丸いやつが『うさ柱』の跡ね。」

『宇豆柱』のことだな? 三本の木を束ねて一つの柱にしたという。

「『うさ柱』だったら一本で十分なのに。」

天変地異がおこっても、それだけ残るだろうな。

 

 

 

 

「これよ、これ!! 写真でよく見るやつ!!」

拝殿、本殿とちょっと離れてて『神楽殿』だって。

「『出雲大社』って言えば、これでしょ。」

出雲大社と出雲大社教の神楽殿、もともとは宮司さんちの大広間だったらしいよ。

「大広間・・・お掃除が大変だったでしょうね。」

ところで、あの赤い人もちょっと邪魔じゃないか?

「し、しーらないっと。 邪魔なんて言って・・・。」

あ゛あ゛っ!!

 

 

 

 

 

「近づいてみるとやっぱり大きいわね。」

確かに。

「チョコレートと注連縄は大きいことはいいことなのね。」

エールチョコレートかあ。

「もう、売ってないわね。」

知ってる人さえ少ないんじゃないか?

「あたしが古いって、喧嘩うってんぢゃないでしょうね?!!」

間接的に。

「なにっさー!!」

 

 

 

 

そんなに近づいて何してんだ?

「この注連縄の藁の隙間のお賽銭が・・・。」

それは、今はしないで下さい、って。

「それは残念ね。 昔は『ご自由にお取りください』だったのに。」

違う、違う。 それは絶対違う!!

 

 

 

  

 

 



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