2019/5/19

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』

 

 


『豚の角煮』

 

 

 

さあ、いよいよ調理だ。

「でも、味付けが面倒ぢゃない?

醤油とか生姜とかみりん、お酒なんかもいるんでしょ?」

そこは、ほら、こんな便利なものが♪

 


 

 

「世の中、便利になったもんだわね。」

自分で味付けすると、レシピ通りにやっても、同じ味にならないもんね。

「好みにあった調味料があればいいわね。」

角煮のたれだけでも、何種類かあったよ。

「これと下ごしらえした豚肉を放り込むのね。」

一緒に入るか?

「なにっさー!!」

 

 

 

 

これでフタをしっかり閉めて。

「圧力調理!!」

圧力釜がないと、なかなかここまではやらないもんね。

 

 

 

 

待つこと30分

「なかなか長いわね。」

自動調理では20分になってるけど、ここは柔らかく仕上げたいから。

「プシュー!! っていったわよ! プシュー!! って。」

圧力が抜けたら出来上がりだ。

 

 

 

 

「なんとなくそれっぽくできtるぢゃない?」

ここで、もひと手間、肉をひっくり返してもうちょっと煮込む。

「さっさとしなさいよ!!」

 

 

 

 

「これは・・・いいんぢゃない♪」

もう少しだな。

「まだなんかやるの?」

このまましばらく冷ましておく。

 

 

 

 

「脂!!」

ラード・・・かな?

これをそのまま食べる人を『アブラー』という。

「うそいうんぢゃないわよ!!」

これを丁寧に取る。

「ぢゃ、おとーちゃんにはそれをあげる。」

いや、いや、いや。

 

 

 

 

「いっただきまーす♪」

どうだ?

「おとーちゃんにしては上出来ね。」

ありがとう、ありがとう・・・。

「泣くんぢゃないわよ!! でも・・・。」

やっぱり、でも、が来るんだな。

「お肉を箸でほぐしてる写真が欲しかったわね。」

そうか♪ そうか♪

 

 

 



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