2019/2/17
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『節分2019』
「さ、はやく!早く!!」
何?
「今日を何月何日だと思ってるの?」
いや、それは、いろいろと時差の関係もあって、はっきりとは・・・。
「今日は2月3日よ。」
そうなのか。
「2月3日といえば?」
2月3日といえば?
「これに決まってるわよ♪」
うん。 いいたいことはわかるが、そのお面はちょっと大変じゃないか?
お面になってないのは別にしても。
「だって、鬼に豆ぶつけたら、鬼が豆を持って逃げてしまうぢゃないのさ。」
ちゃんと拾って逃げるんだな?
「鬼だって馬鹿ぢゃないわよ。 でも、鬼にくれてやるのももったいないし、
それだったら自分でまいて、自分で拾うわよ。」
それでいいのかなあ?
「鬼はー外!! 豆はー口♪」
しかし、一人二役も大変だから、やっぱりこうかな?
「なのっちゃ♪」
「なにっさー!! なんであたしが鬼なのさ!!」
いやあ、ぴったりだ。
「あたしに挑戦する気ー!!」
「オニはーそとなのちゃ!!」
この際だ!! オニはー外!!。
「ああっ。」
「くるしー・・・でも、うれしー♪」
多分、全部ひとりで食べるんだろうな。
「そんなことないわよ。 ちゃんとおかーちゃんと一緒に食べるわよ。」
おかーちゃんと、なんだな?
「他に誰かいたかしら?」
じゃ、おとーちゃんはこっちを・・・。
「何言ってんのさ!! それもあたしとおかーちゃんのよ!!」
何かと話題の『恵方巻』だな。
「そうよね。 廃棄するなんてもってのほか、よ!!」
そうだね。
「廃棄するくらいだったら、あたしのところに持って来なさいよ!!
少々の賞味期限切れは大目にみてあげるわ♪」
いやいや。
「デザートもちゃんと用意してあるんでしょうね?」
そう来ると思った。ほら。
チョコの和もっちり焼きロール金棒だ。
「なかなかやるわね。」
なんだかんだ言っても、みごとに乗せられてるな。
「美味しけりゃいいのよ♪」