2018/10/28
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『あごだしぶっかけうどん』
「ぢゃーん♪」
やっぱり買っちゃうよね。
「こんなにおいしいもん、買わないわけないぢゃないのさ。」
まだ食べてないので、この段階では、ネタ的に、だな。
「な! なんか入ってるわよ!!」
なんだ?
「異物混入? あたしに挑戦する気ー!!」
いや、いや。 よく見てみよう。
「おさかな・・・。」
そんな横目でちらっと見なくてもいいんじゃないか?
「だって、睨んでるわよ?」
これがトビウオだな。
「飛んでないわよ。 溺れてるぢゃないのさ。」
しかし、中に一匹まるごと入ってるとは思わんかった。
「出来立てのときは中で泳いでたりしないでしょうね?」
いや、その前に焼かれてるし。
「お味は?」
よし。じゃあ、同じく呉で買ったこれでお試しだ。
『呉の細うどん』だって。
「乾麺ね。」
細い・・・なんか、長崎の五島うどんもこんな感じだよ。
「なんか変なおぢさんが『あっぱれ』ってやってるわよ?」
これは、この間行った音戸の瀬戸で、もともとは陸続きだったのを
船を通すために平清盛が開削したという伝説にちなんでるらしい。
「そういえば宮島にもこのおっさんいたわね。」
これ、『あっぱれ』じゃなくて、沈みゆく夕陽を呼び戻したとか?
「ずいぶん我儘なおっさんね。」
さて、お味のほうは。
「なんか肝心のあごだしが目立ってないわよ。」
だし、っていうけどお醤油たすんじゃなくて、そのままうすめて使えるんだ。
「けっこうとろっとしてるわね。」
適当に薄めて、足りなかったらちょっとたす、みたいな使い方ができる。
「冷ややっこにそのままかけてもいけるわよ。」