2018/10/21
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『だし道楽』
さて、さて、向こう岸だよ。
「渡って来たんだから、あっちが向こう岸よ!!」
うーん。難しいな。
「佐賀弁では、遊びに行くことを『あそびに来っけんね。』って言うわよ。」
まあ、あちこちでそんな言い回しはあるんじゃないかな。
「くるくるくるくる・・・目が回るぢゃないのさ!!」
橋に登るのにループ橋になってるんだな。
「ぢゃ、橋渡るわよ。」
いや、ここからだと、ぐるーっと回らないと橋まで行けないみたい。
「えー!!」
また、あの渡し舟で戻ります。
まあ、本当はあの渡し舟に乗るのが目的だったから、いいけどね。
で、せっかくバスの一日乗車券があるから、また『アレイからすこじま』で途中下車。
「今日はお天気も良くて、護衛艦がきれいに見えるわね。」
じゃ、とりあえず駅まで戻ろう。
「おとーちゃん!!」
なんだ? やっぱりお腹へったか?
「お腹は美味しい晩御飯のために取っておくとして、喉が渇いたわ。」
そうだな。じゃ、自販機でジュースでも買うか。
「あったわ!!あれよ、あれ♪」
あれ?種類が少な・・・?なんか違わないか?
「二種類しかない・・・って言うか、昆布入り?」
もっとすごいのも入ってるみたいだ。
「『あご』ってトビウオのことよね。」
そう。 九州でも平戸とか五島列島とかで獲られている・・・
わかった!!
「なに?」
これは、『だし』だ!!
「そういえば、『あごだし』って、今流行りよね。」
しかし、自動販売機でペットボトルで売ってるとはね。
「もう、まったく、そのままんまぢゃないのさ!!」