2018/3/18

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』


『石人さん(三人目)』

 


わざわざ、この神社まで来たのには、訳がある。

「行き当たりばったり、優柔不断ね。」

だから、訳があるって言ってるじゃないか。

「おとーちゃんが、そんな・・・。」

いったいおとーちゃんは、どう思われてるんだ?

「あんたが考えてる通りよ。」

あんた、言うな!!

 

 

 

 

この、森の緑と青い空。

「それは、わざわざここまで来なくても。」

まあ、そうだな。 じつは・・・これだ!!

 

 

 

 

「でた!! コッフンだー!!」

いや、いや、元ネタが微妙だ。

「でもこの敷地、何かへんよ?」

ホントは前方後円墳だったかもしれないのを、この神社建てるときに、

半分削ったかも知れないとか、なんとか。

「好き勝手やってるわね。」

それが再開発というもんだろ。

「あっちにも小さなお社があるわよ。」

そうだ、それだ!!

 



 

「金網が張ってあるわよ。」

おそらく鳥よけだろうね。

「なんか見たことあるような人がいるわ。」

 


 

 

石人さん♪

「ここらへんまで、磐井の勢力範囲だったの?」

うーん・・・なんらかの関わりはあったんじゃないか?

「きっと争い事がいやになって、ここまで歩いてきたのよ。」

それはないな。

「それぢゃ、足のところがロケットになってて、ビューンって飛んできたのよ。」

それは、もっとない。


 





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