2017/9/3 

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』


『大久野島』


二日目は早起きして、呉線で広島とは逆方向へ。
「通勤・通学電車で、あたしだけ違和感あるわね。」
みんなスマホに夢中で、うさちゃんに気付いていないのが残念だ。
「結構、時間経ったけど、まだなの?」
着いたよ。

 



「はあい♪」 
まずは忠海駅。 おでむかえだ。
「子分♪ 子分♪」 




さあ、これから向かう大久野島は・・・。
「言わなくてもわかってるわよ。 通称『うさちゃん島』♪」
『うさぎ島』だ。 
「平日だというのに、客多いわね。」
外国人率も高いぞ。




十数分で大久野島に到着。
「あ、バスがいるわ。 小銭もってる? 」
JR九州のICカード『SUGOCA』(すごか)は使えないのか?
「運転手さーん。乗せてー。」
え? ただでいいって。
「さすが、あたしは特別扱いね♪」
いや、これは休暇村の無料送迎バスだって。
「休暇村利用ぢゃなくても乗っていいのね。 太っ腹!!」
まあ、飲み物ひとつ買うにしても、休暇村しかないからね。




ここの宿泊はなかなか競争が激しいみたいだよ。
「やっぱり、うさぎは人気者なのよ♪」
一般的にはね。
「みんなー、こんにちわ♪ あたし、うさち・・・。」
がつがつがっ!!




「ちょっと! おとーちゃんっ!! あたしが挨拶してんのに、
エサ出すんぢゃないわよ!!」
もう、うさちゃんには、見向きもしないな。
がじがじがじ。
「何やったのよ?」
いやあ、持ち込んだ丸ごとのキャベツを一枚ずつはいでやってたら、
キャベツの方を狙ってくるんで、最初からばらして、残った芯を。
「芯だけなんて、かわいそうぢゃないのさ?」
いや、歯ごたえがいいのか、結構人気だったぞ。



休暇村でレンタサイクルを借りて、島内めぐりだ!!
「ご! ごお!!」
袋の中はキャベツです。
「本格的に出かける前に、だいぶ減っちゃってるぢゃないのさ?」
休暇村の前の広場で、ついついやりすぎちゃった。
しかし、150円200円のキャベツで、こんな人気者になれるんだったら、
あと何個か買ってくりゃよかった・・・。
「キャリアに積んでくる強者もいるらしいわよ。」




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