2017/2/26 

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』


『酒船石』


さて、次は10年前の修学旅行で一番楽しみにしてたとこ。
「まだ言ってるわ。」

手塚治虫の『三つ目がとおる』にもでてきててね。 
「『うさちゃんがとおる』。」
間違いなく、恐怖漫画だな。
「なにっさー!!」
バイオレンスサスペンスアクションでもいいな。

 



先週の『亀形石造物』から小高い丘の中を登っていくと、竹林に囲まれたところにある。
「ぜいぜい言ってるわよ。」
さすがに自転車は麓までしか行けないからね。
「ずーっと昔はどうやってきたの?」
いや、ほんの10年前のことだけど、よく覚えてないんだ。
「だんだん、ぼろが出てきたわね。」

 



これは・・・面白い。 何に使ったのか、よくわからないんだって。
「あたし、知ってるわよ。」
え?



この横の方なんか、お城かなんか建てるために、削ってもっていった跡じゃないかって。
「そうね。 昔はもっと大きくて、くぼみもたくさんあったわ。」
ほ、ほんとに知ってるのか?
「だから、知ってるって言ってるぢゃないのさ。」
なんなんだ?

「このくぼんだところに、それそれ違ったスープを入れてたのよ。」
スープ?



「で、みんなでこの石を囲んで、肉やら野菜やら麺やら団子やら、
自分の好きなものを持ち寄って食べたのよ♪」
これは・・・調理石だったのか!! 新説だな。
「まあ、スープって言ったけど、石焼にしてもよかったわよ。」
何を?
「そうね。 霜降りの国産和牛とか地鶏とか。 ハンバーグもなかなか美味しかったわよ。」
・・・絶対、今、思いつきでしゃべってるだろ?
「石焼ビビンバなんてのもあったわね。」
まだ言うか!!




貧しいメニューに戻る
トップページに戻る