2017/2/12 

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』


『蘇我うさ子の墓?』


うーん・・・うーん・・・。
「どうしたの? うなって。 便秘? 鬼の雪隠で用をたす?」

いや、宮内庁に怒られる・・・って、便秘じゃない! 
「ぢゃ、なんなの?」
次の場所行くんだけど、もう一箇所歩いて見ていくか、バスを待つか、
微妙な時間なんだよね。
「ひとつバスを遅らせればいいぢゃない?」
次のバスまで一時間ほど。
「まったく! それぢゃ、佐賀と同じぢゃない?」
まあ、そうだね。
「次、寄ろうとしてたのはどこ?」
『亀石』といってだな・・・。
「飛ばしていいわよ。」
対決させたかったんだけどなー。
「ふんっ!!」

で、着いたところが、ここ。

 



「また、ぼかしたわね!!」
いやあ、なんでだろうなあ。
「ヘタだからよ。」
ひとことだな。 
「ここは修学旅行でも有名な『石舞台』よ。」
修学旅行で、か。 そういえば、おとーちゃんも10年程前に修学旅行で
ここに来たことあるぞ。
「うそつき!!」
いや、ほんとに修学旅行で来たんだって。
「そっちぢゃないわよ!!」
 



ここは、うさちゃんにも縁があるかも?
「なんで?」
ここはお墓なんだけど、埋葬者は蘇我のうさ子じゃないか? って話だよ。
「うさ、ぢゃないわよ!! 馬よ!! 一緒にしないで。」




「無駄にでかいわね、この石。」
まあ、権力の象徴なのかな? なにかと目立ちたかったんだろう。
うさちゃんだって、無駄に元気だし。
「なにっさー!!」
あっちには石棺もあるみたいだよ。



「これが石棺ね。」
これはレプリカみたいだけど。
「どうみても石よ? ピーマンのでかいやつで赤や黄色のにはみえないわよ?」
複製だ。 食べられません。
「ちっ!!」
どういう意味の、ちっ!! だよ?



「押すんぢゃないわよ、絶対に!!」
それは、押してくれ、と言ってるんだな? 上島竜兵的に。
「あっ!! あの底のほうになんかあるっ!!」
えっ? どれ?どれ?
「ちょっとー!! そこらへんにいる人!!蓋するの手伝ってー!!」




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