2017/2/5 

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』


『うさちゃんの雪隠』


では、次行くんだが、雨が降ったりやんだり、どうかすると
晴れ間までみえたりして大変なお天気だね。
「あたしが晴れ女で、おとーちゃんがハゲ男なのよ。」

ハゲってなんだよ? ハゲって!! 
「あ、雨男って言いたかったのに、間違っちゃった。」
ぜったいわざとだ!!
「で、歩くの?」
うん。 雨さえ降ってなきゃ、のどかな山あいのまち、いいじゃないか。

 



「まあ、確かに、自然♪ って感じでいいけどね。」
よかったよ。 うさちゃんが自然派で。
「それはいいんだけど、トイレ!!」
あ、困ったな。 そこらへんで失礼して・・・。
「れでぃに対してなんてこと言うのさ!!」
だれがレディ・・・は、置いといて・・・ちょっと待つんだ。
これからいくところにある。 というか、そこがこれから行くところだ。
「???」
 



ほら、うさちゃんの俎・雪隠って書いてあるだろ? 雪隠ってトイレのことだよ。
「知ってるわよ・・・って、あたしぢゃなくて、『鬼の』って書いてあるぢゃないのさ?」
鬼は恐い。 うさちゃんは恐い。 うさちゃんは鬼、という三段論法でどうだ?
「なにっさー!! どうだ? ぢゃないわよ!!」



「ここが『鬼の雪隠』・・・って、宮内庁に立ち入り禁止にされてるわよ!!」
裏にまわるんだ、裏に。



「ここが雪隠・・・。 こんなオープンスペースで!!」
鬼サイズだな。
「でも、なんで管理が宮内庁なのさ?」
おそらく、天皇家関係の古墳の遺跡と考えられてるからじゃないか?



「こっちが『鬼の俎』だって。」
古墳の石室とその床石か天井じゃないかって。
「本当なの?」
信じるものは・・・。
「だまされる!!」




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