2016/11/6 

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』


『鯉が泳ぐ町』


さて、では、雲仙を下って島原の町へ。
「前回島原に来たときは、土砂降りの雨と、島原の乱の原城跡なんかを
見てたんで、町中散策ができなかったのよ。」
島原は湧水で『鯉が泳ぐ町』としてPRしてるんだよね。



「いた♪ いた♪」
近づくと寄ってくるような気がする。
「えさ持ってないわよ。」

ああ。 でも持っててもやっていいのかな? なんか水が汚れちゃいそうな?
「あとかたもなく食べつくすから、いいんぢゃないの?」



「金太郎が鯉と相撲とってる。」
そういえば鯉のぼりにも金太郎がしがみつてるのがあるね・・・・
って、あれって金太郎なのか?
「桃太郎でないのは確かね。」
うさ太郎でもないな。
「なにっさー!!」



無料休憩所みたいにして、お屋敷のなかにある湧水の池のあるお庭を開放してあるよ。
「お茶をサービスしてくれたわよ。」
お気持ちの募金箱は置いてあったけどね。
「水はさすがに、きれいだったわ。」



「そして雲仙で買ったおみやげ『湯せんぺい』」

昔からあるねー。 
「早く中身だしなさいよ。」
いや、これはおみやげとしてよそ様に持って行くんで、うちでは開けない。
「ええっ!!」
残念だねー。
「そんなことが許されると思ってんの?!!」
二個買う余裕はなかったんだよ・・・そんなに高いもんじゃないけど。
「びんぼー!!」
それより、うさちゃん? あんた、なんか硫黄臭くないか?
「あんた、言うんぢゃないわよ!!  ・・・くん、くん・・・・
なんとかしなさいよ!!」
しょーがないな。 じゃ、ちょっと恥ずかしい思いをしてもらおう。
「え?」



「なにっさー!! 恥ずかしいぢゃないのさ!!」
まあ、裸リボンで売られてたあんたの友達もいたみたいだし。
「覚えてろー!!」





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