2016/8/21 

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』


『イルカウォッチング』


さて、さて、では本日のお宿のある苓北町へ。
「遠いわ。」
まあ、車もそんなに多くなくて渋滞とかはないから、
それほど苦にはならないよ。
で、お宿の前にもう一箇所、観光だな。
「どこ?」
天草・島原の乱のときに、一揆軍と戦ったほうのお城だ。
「お城がまだ残ってるの?」
いや、城跡が整備されて、資料館なんかがあるみたい。
「もう、夕方よ。地方の資料館なんて閉まるのが早いわよ。」
市や町の職員さんたちだからね。



富岡城跡から巴湾を望む。
「やっぱり、資料館が閉館まで30分ぐらいで、駆け足で見るしかなかったぢゃないのさ。」

あれって、なんか『天の橋立』みたいな感じじゃないか?
「そうね。 行ったことないけど。」
おとーちゃんもない。 お互い、いいかげんだな。
「まあ、いいわよ。 ぢゃ、お宿ね?」
そう。 晩御飯が待ってるよ。
「ごはん♪ ごはん♪」



「あわびきたー♪」
追加の一品だ!!



主に地元の食材だって。
「この、お魚の煮物、よく見えないけど、あんまり見かけないお魚よ。」
これは、ミスターうまづら、かわはぎくんだよ。
「魚屋さんではあまりみかけないわね。」
地元ならでは、だね。
・・・
さあ、出かけるぞ。
「なにっさー!! 昨日より、お天気悪くなってるぢゃないのさ!!」
ああ。 雨降っちゃってる。 大丈夫かな?
「何が?」
本日のメインイベント。



「♪す〜いへ〜いせ〜んの彼方から〜♪」
イル・カル・フィンだっけ? いやあ、てっきり城みちるで来るかと思ったら、
そっちだったか。
「♪いるか〜に乗〜った少年が〜♪」
やっぱり、そっちか。
「雨降ってるわよ!! どーしてくれんのさ!!」
余程のことがなければ、出航して、かなりの確率でイルカさんに
会えるってよ。 でも・・・。
「でも?」
うさちゃんの方が、ぬれちゃうから、ツーショットは無理だね。
「なにっさー!!」



餌付けしてるわけでもないのに、ほんと船の近くまで寄ってきます。
「動きが早いんで、写真撮るのが難しいわよ。」
おしゃれなクルーズ船とかじゃなくて、漁船に椅子置いただけのような
船で、味があっていいです。
「漁船のエンジン音だから、イルカのほうも安心して近寄ってくるんだって。」
好奇心豊かで、遊び好きなんだろうね。






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