2016/8/7 

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』


『天草ありあけタコ街道』


さらに南下。
「あっ!! あそこに何かいるわ!!」


たこ、だ。
「なむー、ってしてるわよ。」

キリスト教徒かな。
「でも、手と手を合わせるのが大変ね。」
自分の手が絡まったりしてね。
「吸盤と吸盤を合わせてるのかしら?」
これは、新しいほうだね。
「新しいのとか、古いのとかあるの?」
ほら、あっちに。





「リ、リアル・・・。」
あんまりリアルすぎて、気持ち悪いという話もあるぐらいだった。
「夜中見に来ると、確かに恐いでしょうね。」



「うしろも結構なもんよ。」
フジツボも細かいな。 いい仕事してるよ。
フィギア、売ってないかなー?
「いらないわよ!!」


天気はあんまりよくないけど、水は結構澄んでるね。
「ちょっと手前に、海水浴場があったわ。」
『四郎ケ浜ビーチ』とか書いてあったね。
「道の駅があるわ。 あそこで♪」
フィギアか?
「違うわよ!! こういうところ来たら、ソフトに決まってるぢゃないのさ♪」


マンゴーソフト、だって。
「そう、これが・・・?」


こっち見んな!! そんな、何か言いたそうな目で!!
「なにっさー!! このソフト、あたまが欠けてるぢゃないのさ!!
あんた、最初の一口、食べたでしょ?」
いや、いや。 これは、買ってきて、うさちゃんのポジションを決めようとして、
おかーちゃんに『ちょっと持ってて。』って言って渡したら・・・・
こんな姿になって、戻ってきたのさ。
「お、おかーちゃん・・・。」







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