2016/7/18 

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』


『海(開)運定食』


「さあ、行くわよ!!」
行く、ってどこへ?
「おとーちゃんの刑を執行しに行くのよ。」
そ、そうなのか・・・まあ、朝早かったから、お腹も減ってきたし、いいか。
「ご飯♪ご飯♪ で、どこ行くの?」
ちょっと戻るけど、ここにくる途中の海沿いに、ドライブインみたいな
お食事処があったから、そこ行ってみようか?
「いいわよ。」


よし。 海が見える小上がり席が開いてたぞ♪
「なにっさー!! あたしが暗いぢゃないのさ!!」

完璧に逆光だからなあ。
「腕が悪いだけぢゃないのさ。」
海の向こう側、晴れてれば、雲仙が見えるんだけどね。
「今でも、うっすらと見えてるわよ。」





「ご飯、来たー♪」
『海(開)運定食』というのと、海老天が美味しそうだったので『天ぷら定食』を
頼んでみた。

「そこらへんで取れたお魚の刺身と貝汁が付いてるのね。」




こっちは、鯛のあら煮だよ。
「自家製ところてんがもれなくついてくるのよ。」
ところてんって心太って書くんだって。
「そこらへんのがき、もとい、子供にいそうな名前ね。」
キラキラネームの逆を行くネーミングだな。
「鯛のあら煮はご飯に合うわー♪ ぢゃ、次行くわよ。」
よし。
「あっ! あれは何?」
あれは・・・竹輪・・・だな。



『藍の天草村』っていうドライブインの看板だ。
「みんな、すこしずつ齧っていいのね?」
いや、いや。
「あっちにはだれかいるわよ。」



そろそろ出没してきたか。
「だれ?」
このお方こそ、天草でおそらく一番有名な『天草四郎』さんだ。



「おててとおててのしわを合わせてなむー、ってやってるから、
お仏壇屋さんの看板ね。」

いろいろと間違ってるぞ。





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