2016/7/3
うさちゃんとおとーちゃんの
『楽しいながらも貧しい我が家』
『三角西港』
さて、海でも行こうか?
「海♪海♪ おでかけ♪おでかけ♪ でも・・・。」
でも?
「でも、佐賀の海って、有明海だから、青い海!! って感じぢゃなくて、
泥色の干潟よねー。」
うん。 だから、ちょっと足を延ばす。
「足短いもんね。」
うるさい!!
「うみー♪ って、ここも、あんまり青くないわよ。」
まあ、梅雨だからねー。 お天気がねー。
「あっ! あそこの大きな橋は?」
あとで行くよ。 あれは、天草五橋の一号橋『天門橋』だ。
「ここは?」
さんかく西港だって。
「さんかくぢゃないわよ!! みすみよ。 みすみ!!」
わかってるって。 わざとだよ、わざと。
「怪しいもんだわ。」
「なんか、建物とか整備されててきれいになってるわ。」
そうなんだよ。 なんか、知らんうちに『世界遺産』に登録されてるみたい。
「近くに妖怪?」
うさちゃんの耳は妖怪アンテナ。 まあ、本人が妖怪みたいなもんだけど。
「なにっさー!!」
石造りの港として登録されたみたいだよ。
「この水路も当時のままの石造りなのね。」
さっきのプレートにもあったように、明治20年築みたいだよ。
「あたしに較べれば、たいしたことないわね。」
えっ?
貧しいメニューに戻る
トップページに戻る