2016/3/27 

うさちゃんとおとーちゃんの

『楽しいながらも貧しい我が家』


『八甲田丸船内』


「あっ! あそこ!!」
なに?



「あの窓からあたしに手を振ってるわ♪」
うわ。 
「何が、うわ! なのさ?」
いや、上から、なにやらうさぎらしきものを掲げたぢぢいと
横で熱唱しているおばさんがいるな、と思われてるんだろうな。
「おとーちゃん?」
なんだ?
「おばさん発言で寿命縮んだわよ。」
いや、まあ、その・・・じゃ、船内を見学しようか。
「しーらないっと。」
 


ここが、一等客室なんだって。
「わりと立派ね。」



「ここから、あちこちに連絡するのね。」
うしろにいる人はお人形さんです。
「外人さんが働いてたのね。」
いや、これはマネキンだから・・・。
「この赤い電話で『もしもし? あたしうさちゃん♪うさちゃんって呼んでねー♪』
って、話すのね。」
まさに非常事態だな。


「列車が乗ってるわよ。」
だから、列車ごと運んだんだって。
「北海道新幹線もこれに乗って・・・。」
はい、はい。
「なにっさー!!」



ここがエンジンルームだ。
「ハイブリッドぢゃないのね?」
ちがう・・・だろうな。
「でも、なかなか迫力あるわね。」 




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