【 FxDSTAMP2023 使用方法説明  Version 3.5.* 】
【概要】
■機能概要ご紹介
Microsoft Office の文書ファイルへ、電子印捺印を行うソフトです。
Excel、Word文書編集中に、カーソル位置への印を ユーザー設定したホットキーで捺印することができます。
印影には捺印情報が付加され 情報閲覧機能で、捺印印影から捺印対象文書名、捺印者、捺印実時間などを確認することができます。
簡易セキュリティ機能としてのご使用にぜひご検討下さい。(印影の複製利用等の抑制になります。)
手書きスケッチ、お手持ちの印影画像を印影として取り込み、捺印することができます。 印影には捺印情報が同様に付加されます。

お問い合わせ先 E-mail:atdud@imail.plala.or.jp



まだ、調整中の部分もございますが、捺印印影の品位向上、最新版OS,Officeへの対応を行ないましたのでご提供開始させていただきます。
動作環境
OS: Windows7、Windows8、Windows8.1、Window10、Window11
Office: Microsoft Office2010、2013、2016、Office365 。
開発は、Windows11、Office365環境で行っております。

Ver3.5にて アプリの64bit化を行っています。
  Windows11 及び Office365への対応とともに、スケーリング状態での画像捺印イメージのサイズ不具合を修正しております。



■機能詳細

インストールから30日間を過ぎた機能制限状態でのご利用は 標準日付印の捺印のみが可能となります。
以下に記載された本ソフトの独自機能は無効となりますのでご理解の上、簡易的なデータ印捺印ソフトとしてご使用継続お願い致します。 機能制限解除に関してはこちらをご確認ください。


①捺印画像は2種から選択して、ご使用いただけます。EMF+、PNG形式での捺印が可能です。
PNG形式印影では、閲覧側PCに指定されたフォントがインストールされていなくても、作成印影イメージでの表示が可能です。

②印影はデータ印4種、認印(丸印)、修正印(長丸印)、業務汎用印10種をデフォルト装備しています。
デフォルトから独自設定をしてご使用いただけます。
その他画像混成印を含め計40種の印影を登録しておくことができます。(機能制限時は 標準日付印のみ捺印が可能です。)
簡易デザイン機能により、個性の演出可能。
文字位置強制もスライダーをマウスで動かすだけ、即時反映されますので確認しながら印影を調整できます。
デフォルト印の大きさ、色変更機能も有します。

③画像印が捺印可能。画像のイメージは印影設定画面でBMP、JPG、EMF画像をDrag&Dropして登録可能。
もしくは、対象画像を選択して登録していただけます。
(画像印にも印影情報は埋め込まれます。) 業務汎用印、会社ロゴを登録して捺印可能になります。 (機能制限時は、画像印捺印はできなくなります。)

④対象アプリケーション(文書名自動認識可能)以外のアプリケーション文書へも印影生成モードで印影の貼り付け(クリップボード経由)が可能になっています。

⑤クイックスタンプモードでは、対象アプリケーション文書上のカーソル位置へホットキー操作で直接捺印が可能です。

⑥捺印画像を EMF形式、PNG形式と変更可能。デフォルトはEMF形式で拡大縮小しても輪郭がぼやけません。
EMF形式は閲覧実行するPCのfontにより、見栄えが変わることがあります。
印刷時または閲覧時の見栄えを維持したい場合は、PNG形式での捺印をお勧めします。
「印影質感設定」から設定を変更できます。

⑦透過PNG変換機能
クリップボードへコピーされた画像イメージを透過PNG形式へ変換することができます。
デスクトップに保存された変換画像ファイルは、印影設定メニュー、画像印設定へDrag&Drop登録で、画像印影としてご利用できるようになります。

⑧Officeアプリケーション文書に押された印影から、(Excel、 Wordを対象 一部制限あり )
    A.捺印者氏名
    B.捺印したパソコンのハードウェア識別コード(ハードディスク固有ID)
    C.捺印した、詳細日付、時間(秒単位まで 印影上の日付とは区別され実捺印時刻が保存されます。)
    D.捺印対象の文書名もしくは、捺印時のキー入力情報(トータル最大半角48文字まで )

を確認することができます。

⑨捺印と同時に文書に保護を掛けることが可能です。
保護パスワードは自動生成され印影に埋め込まれますので 印影から情報取得することにより追加捺印し文書回覧等のワークフローが実現できます。

⑩捺印ログを残すことができます。保護捺印時には強制的に保護捺印解除パスワードがログに記録されます。

⑪印影の日付、登録氏名を一時的に変更することができます。ただし印影には実際の日付、時間、捺印者名が情報付加されています。

⑫捺印パスワードを設定できます。





【著作権】 
■著作権
本ソフトウェア関するプログラム及びドキュメント等の著作権は、作者である津坂 篤(ハンドル TSUU) が所有しております。
ファイル内容を維持した状態での 使用、転載、及び配布は自由に行なって頂いても結構です。
書籍等への掲載等は事後でも連絡頂けるようお願いいたします。
一度ご連絡いただいた方に関しては、以降報告して頂く必要はありません。
■免責
個人レベルでのリリースであり、Windowsすべてのバージョンハードウェアの組み合わせ等の十分な検証を行うことができません。
ハングアップ、インストール以降のPCの不調等の可能性も否定できないことを、ご理解のうえご使用ください。
試用期間30日間での動作検証の上、ご購入の判断をお願い致します。
本ソフトウェアの作成者は、本ソフトウェアによるいかなる損害に対しても責任を負わないものとします。

連絡先    E-mail:       atdud@imail.plala.or.jp





【バージョン履歴】
■バージョン履歴
Ver 3.50               2023/11/28
①64bit化とともに 「FxDSTAMP2023」 と名称変更。
②高DPI環境での画像印生成機能、捺印画像の画像崩れを修正。
③透過PNG変換機能を全面改定。保存先をデスクトップへ変更。
④WORD捺印でコンテンツコントロール設定位置に捺印した場合の「不明なエラー」を回避するよう修正。
⑤Free、Demo、Pro、Corp版の統合。インストールから30日はフル機能での使用可能。以降は機能制限状態で継続使用可能なように変更。
上記、いずれも機能制限解除コードを取得、登録していただくことで全機能を有効な状態でご使用していただくことができます。

Ver 3.40               2021/06/26
①Excel保護文書へ捺印する際、描画オブジェクトの編集が許可されている保護モードでは、通常捺印ができるように仕様変更。
②Excel文書捺印で、捺印位置が選択されているオブジェクト(セル、画像、グラフ等)のセンターとなるよう仕様変更。
③Word文書捺印で、画像が選択されている場合、捺印が画像のセンターとなるよう仕様変更。

Ver 3.38               2020/11/28
①初回起動時のWindowsDefenderからのネットワークアクセスアラートを回避。
②いまさらながらの令和対応。
③CHM HELP形式を html形式に変更。
④印影情報取得画像が、捺印印影画像形式の違いで崩れていたのを修正。
⑤コンパイル環境の最新化。

Ver 3.37               2020/10/18
①特殊印影設定TABの格子配置設定の表示不具合の修正。

Ver 3.35               2019/01/06
①Word捺印において、捺印可能オブジェクトを適応拡張。


Ver 3.34               2018/12/04
①作成コンパイル環境更新の上、ソースファイルの全面更新。
②Office365でのマルチインスタンス環境で最前面シートに捺印できるよう機能改善。
③Wordの捺印において、テンプレート等の特殊フォームエリアへの捺印で発生していたエラーを抑制。
(画像挿入できない対象とアラートを追加)

Ver 3.13              2016/4/19
①Windows10 、Office2016対応のBUG FIX。
(スケーリング状態での捺印不具合の修正)
②3文字以上の姓のデフォルト印の配置を修正。
③姓の上下段への振り分け機能追加。

Ver 3.00                2015/10/05
①複写捺印の貼り付け処理でのリンク不正が表示される不具合の修正。
②一文字姓のデフォルト印の配置を修正。
③Windows10,Office2016への暫定対応。(動作未検証)





【インストール手順】
■インストール
FxDSTAMP2023Install.exeがインストーラファイルとなります。
実行していただければ、インストールが完了し Readme.txt が表示されます。
環境ファイルは、初回起動時にユーザーのホームディレクトリに自動生成されます。
■起動、停止
初回起動時には、以下ダイアログが表示され、使用者登録を要求されます。



起動は 印アイコンがタスクトレーに常駐していることで確認できます。

常駐している印アイコンから右クリックで、ポップアップメニューが表示されます。
各設定、捺印はこのアイコンを右クリックして表示されるポップアップメニューから行います。
■捺印者情報登録
タスクバー上のアイコンを右クリックしてメニューから 登録を選んでください。


下記画面が表示され、使用者の氏名情報が入力できます。



HARD-IDは、インストールされたハードディスクの個別IDです。
自動的に検出されます。

最初に、使用者氏名を登録して、デフォルト印影を作成します。
姓名、および登録コードをそれぞれ入力し、登録ボタンを押してください。
登録完了のダイアログで、使用準備が整いました。
ご利用は、「取消」ボタンでこの処理を抜けてください。氏名その他情報は初期値に復帰します。

インストールから30日間は、すべての機能が有効な状態でご使用できます。
それ以降は、機能制限がかかりますが、標準日付印の捺印はそのままご利用いただけます。
機能制限を解除されたい場合は  atdud@imail.plala.or.jp までご連絡下さい。
有償となりますが、機能制限解除コードを提供させていただきます。
■アンインストール
アンインストールは、実行中のプログラムを停止し、コントロールパネルから「プログラムのアンインストール」を行って下さい。
登録情報、環境ファイルを残しすべてが削除されます。

上記情報を手動で完全に削除をするには、
①ProgramFiles(X86)ディレクトリ内のFxDSTAMPフォルダ もしくは FxDSTAMP2016フォルダをフォルダごと削除
②ユーザーディレクトリにできているfxdstampディレクトリごと手動で削除
③スタートアップに登録されているFxDSTAMP.exe もしくは FxDSTAMP2016.exeのショートカットを削除以上で完全にアンインストールすることになります。





【捺印方法】
■捺印手段
本ソフトでは、電子文書への捺印の手段として3手段を選んで使うことができます。

①一般的には、常駐しているタスクバーの印アイコンダブルクリックから、捺印ダイアログを経由して対象文書へ捺印する方法。
この捺印方法からは、印影の切り替え、日付印の捺印日付の変更が可能です。

②自動検出対象ではない文書へ 捺印ダイアログ経由で クリップボードへ印影を生成して、ペーストにて貼り付ける方法。


③編集、稼動中の Office文書を検出して、ショートカットキーで対象文書のカーゾル位置に捺印する方法。
事前にショートカットキーを割りてけておく必要があります。
以上を使い分けて捺印を行って下さい。





【捺印方法(印影を確認しての捺印)】
■対象文書へ捺印
印を押したいOffice文書を開いておきます。
捺印したい場所(Excelではセル)をクリックし編集画面をアクティブにします。
タスクバーの印アイコンのダブルクリック、もしくは右クリックからのポップアップメニューで[捺印実行]を選択すると
下記、捺印確認画面が現れます。



捺印印影を切り替えたい場合は 印影を直接右クリックしてのポップアップメニュー、
もしくは[捺印実行]ボタン左のスピンコントロールボタンで捺印印影を切り替えることができます。

【捺印手段①】
[捺印実行]で、対象Office文書の指定箇所に 捺印画像が、貼り付けられます。

【捺印手段②】
また、[複製]では 捺印は行われず 選択されている印影をクリップボードに保管させることができます。
捺印対象文書情報、コメントは 現バージョンでは、文書に埋め込まれません。

【捺印手段③】
保護有効をチェックしての捺印で、捺印対象文書に保護をかけることができます。
保護パスワードは、捺印ログに残りますので、捺印者本人であれば保護解除が可能です。
■日付情報の変更(機能制限解除時のみ有効)
捺印日付を変更したい場合は、印影をダブルクリックしてカレンダーを呼び出して下さい。



カレンダー上の日付をダブルクリックすることにより、日付が変更されます。
変更された日付を確認後、捺印実行して下さい。

捺印対象アプリケーションが検出できない場合、複数起動している場合はその旨を アラートが表示されます。







■印影画像のクリップボードへの転送
上記アラート画面で「確認」ボタンを押すことにより  【捺印手段②】に移行し、印影確認のダイアログが表示されます。



印影確認ダイアログの「複写」ボタンで、クリップボードに印影が複写されます。捺印したいアプリケーション上でペースト操作で捺印を行なって下さい。
Office文書以外を対象としたこの捺印方法での印影には、捺印の情報を保持させることが出来ません。







【捺印方法(クイック捺印)】
■対象文書へ捺印
こちらが、本ソフトでの特徴的な捺印方法です。
【捺印手段③】
設定されているホットキーにて、Offce文書上の選択されている位置に即時に捺印することが出来ます。
デフォルトホットキーは、すべて無効で初期設定されています。
印影ごとのホットキーの設定は タスクバーのポップアップメニュー(左クリック)で 【クイック機能一括設定】を選択して下さい。
下記ダイアログから設定保存が可能です。



重複する設定はできませんので、それぞれを変更して好みのキー割り当てしてください。
他のソフトウェアとキーバインドがバッティングしてしまう場合はクイックスタンプ機能自体を無効にすることもできます。
アラートが表示された設定に関しては無効を選択するか、別のキー設定に変更しておいてください。
印影の設定、ホットキーの設定を終えましたら、捺印したいOffice文書を開いておきます。

捺印したい場所( Excel ではセル)をクリックし編集画面をアクティブにします。
設定を行ったホットキーを押すことにより、 印影確認ダイアログを表示せず 直接、選択されている位置に対象の印影が捺印されます。





【印影切替】
■印影の切り替え
捺印時には、印影を確認して切り替えることができます。
また、印影設定においては、編集対象を切り替える必要があります。
【印影切替(捺印確認画面)】
■捺印情報確認画面から
タスクバーアイコンからの捺印開始により、捺印情報確認ダイアログを表示させます。
印影上を右クリックすることにより全5種から印影を選択できるメニューが表示されます。



捺印印影の切り替えは「保存」ボタン左のスピンコントロールボタンでも可能です。このまま選んだ印影にて捺印が可能です。





【印影設定】
■基本設定
設定は、タスクバーのポップアップメニュー(左クリック)の印影設定から行います。 この画面から印影の氏名の変更はできません。
【初期設定】にて設定された情報が表示されます。
印影設定画面は、印影選択メニューでデフォルトに選択されている印影に対応して表示されます。
各印影毎に設定が保存できます。(ただし認印と訂正印の設定は共通になっています。)
以下に、標準印影での調整例を示します。操作は各印影とも共通です。
【基本設定】
■共通設定
各印影毎に設定が保存できます。



以下に、標準印影での調整例を示します。操作は各印影とも共通です。

・自動傾斜捺印    捺印した印影を揺らぎで傾斜させることができます。
・透明度       印影の透明度を指定できます。
・色変更       印影の色を変更できます。
・選択メニュー表示文字  メニューでの表示名称を設定変更できます。
・クイックキー割り当て   ホットキーの割り当てを行います。
【姓名印】
■印影形状設定
印形状設定タブを選択して下さい。
この画面では氏名の印影反映部設定、印影画像の設定を行います。

>

外形形状         印影の外形を選択します。
外形サイズ      印影の外形サイズを調整できます。
縦横比            長円、各形状の印影の縦横比を変更できます。
角R率            角丸印影の角Rを変更します。
外形線幅         外形線の太さを指定できます。
水平分割         印影内に水平分割線を挿入指定できます。
線長補正         分割線の長さを調整できます。
分割比率         分割の比率を指定できます。
分割線幅         分割線の幅を指定できます。
■姓名表示設定
姓名表示タブを選択して下さい。
この画面では氏名情報のフォント、配置の設定を行います。



氏名を一文字づつ、クリックしてみて下さい。
姓側は多文字姓の内、下段に表示したい文字を切り替えます。
多側は非表示したい文字の切り替えが可能です。
編集内容は即時印影部に反映されます。苗字は3文字まで、名前部は1文字です。

表示設定                   表示の有無、表示方向を指定します。
書体設定                   表示フォントを指定します。太字、斜体のチェックでフォント属性を指定します。
書体サイズ                表示フォントのサイズを指定します。
文字間隔                   文字間隔を指定します。
縦横比                      表示フォントの縦横比を調整できます。(拡張機能)
水平位置                   表示文字の左右位置を調整します。
垂直位置                   表示文字の上下位置を調整します。
■日付、時間表示設定
日付時間タブを選択して下さい。
この画面では日時情報のフォーマット、フォント、配置の設定を行うことができます。



表示設定                  表示方法を指定します。非表示設定も可能です。
日時書式                  日付、時間の表示フォーマットを指定します。(漢字表記追加)
書体設定                  表示フォントを指定します。太字、斜体のチェックでフォント属性を指定します。
書体サイズ               表示フォントのサイズを指定します。
文字間隔                  文字間隔を指定します。
縦横比                     表示フォントの縦横比を調整できます。(拡張機能)
文字角度                  表示フォントの回転角度を調整できます。(拡張機能)
水平位置                  表示文字の左右位置を調整します。
垂直位置                  表示文字の上下位置を調整します。

【業務汎用印】 
■業務汎用印への切り替え
印影表示部分を右クリックすることで、 編集対象印影の切り替えができます。
業務汎用印を選択してみてください。調整タブが切り替わり「姓名表示」タブが消え「拡張文字列」タブが2つ追加されたと思います。


この印影設定では 任意の4列の文字列を配置できることになります。
ここで、デフォルト印影から 新しい印影を作成してみます。
拡張文字1タブの 文字列をDELし、印形状設定タブに切り替えてください。
■印形状の変更
拡張文字1タブの 文字列をDELし、印形状設定タブに切り替えてください。
以下画面のように スライダを変更することにより形状を変えてみてください。形状が変化し直接変更することができます。


■対象文字列の変更
微調整を終え、日付時間、拡張文字列1,2タブで文字列の設定、配置調整を行います。
それぞれのスライダを変更することで 文字形状、配置が変化するのを楽しんで見てください。



[選択メニュー表示] 欄を 編集し、保存登録することで 印影選択ポップアップメニューでの表示名称が変わります。


【特殊形状印】
■特殊形状印への切り替え
印影表示部分を右クリックすることで、 編集対象印影の切り替えができます。
「特殊形状印各種」を選択してみてください。文字列タブに変わり 円周配置タブ、格子配置タブの2つが表示されたと思います。



社用印として使われる形状の印影を 簡単に設定できるようにしたタブです。
設定の文字列を変更することで、汎用の社印が設定できます。

特殊フォントをインストールして、設定することでより立派な印影とすることができると思います。






【画像複合印】
■画像複合印への切り替え
印影表示部分を右クリックすることで、 編集対象印影の切り替えができます。 「画像複合印各種」を選択してみてください。業務汎用印でのタブに、画像タブが追加されたと思います。

画像印を選択メニューから選択すると、デフォルト形状の枠が印影閲覧に表示されます。



印影として登録したい画像ファイルを「印影閲覧エリア」にドラッグ&ドロップすることにより画像倍率が自動調整され、閲覧エリアに表示されます。
ネット購入された印影画像を登録することができます。
(現在対応の画像フォーマットは BMP、JPG、EMF、WMF、PNG、GIF、TIFF、ICO の8種です。)
登録画像はfxdstamp\Stampsフォルダー内に保管されます。

透過PNG画像生成で独自の印影を生成することができます。
(ペイントソフト上での手書き文字、独自に印鑑デザイン、Officeソフト上で描画した画像など)
こちらで生成された画像を登録していただくことも可能です。

各辺サイズが256を超える画像は 256×256に収まるようサイズ設定されています。
画像サイズは 捺印イメージサイズのスクロールバーにて調整可能です。
Lockにチェックをいれることにより、元イメージの縦横比を保持して調整することが出来ます。
挿入画像サイズの変更だけでは、生成される印影のサイズは変更されません。

画像をサイズを変更する場合、印影サイズを変更しないと、印影には画像が欠ける、もしくは空白スペースが残ることになります。
画像サイズに合わせ印影サイズを調整してください。



画像印には、日付情報、独自の文字列を追加することができます。
印影サイズを変更することにより、追加文字列を収めるエリアを確保することができます。
日付TAB、拡張文字列TABで 追加したい情報の設定を行ってください。





【パスワード設定】

■パスワード設定
インストールされたPCでの、不正捺印を防ぐための パスワードが設定できます
パスワードを設定しない状態であれば、捺印時にパスワードを要求されることはありません。
タスクバー上のアイコンを右クリックしてメニューから パスワード設定をを選んでください。
下記画面が表示され、初期パスワードのが入力できます。



パスワードを初めて設定する時は、捺印パスワード欄は入力する必要がありません。
パスワード変更の際は 捺印パスワード欄に 今設定されているパスワードを入力する必要があります。
新規パスワード欄に、ご自分の新しいパスワードを入力し、登録をして下さい。
入力の際は強制的に 半角英数モードのみ受け付けるようになります。
入力時には表示が隠されますので大文字、小文字は十分注意して設定して下さい。
パスワード設定以降は捺印にたびに捺印情報確認ダイアログが表示され、パスワードが一致いない場合キャンセル以外処理を継続できなくなります。



捺印パスワード欄にパスワードを入力し、捺印実行ボタンで処理を継続することができます。
■パスワード解除
何らかの理由で、パスワードがわからなくなってしまった場合は、「登録」メニューから「登録解除」ボタンで登録を解除し【使用者登録】からやり直して下さい。







【捺印ログ管理】
■捺印ログ設定
ログファイルは月別に自動で生成され、捺印のログが記録されます。
今機能はデフォルトでは無効となっていますので、ログ記録が必要な場合は、メニューよりログ機能を有効に設定変更して下さい。

ログ閲覧は、メニューから行うことができます。


さらに、ログ閲覧機能はホットキーへの割り当ても可能です。 「クイックキー一括設定」の項目をご覧ください。



このように、捺印の履歴を残すとともに、同じ情報が 印影自体にも記録されています。
印影から、捺印情報を取得してみましょう。





【印影情報の応用】
■印影情報の確認
捺印されている印影を 選択状態にするか、クリップボードへ複写を行ってください。



この状態から、ポップアップメニューの [印影情報証査] を行うことで、以下のように捺印時に埋め込まれた情報を確認することができます。



以上の情報が、捺印のたびに印影に添付されていますので、印の複製利用などを抑制することが可能になります。





■捺印と同時に文書保護を実施
捺印と同時に対象文書に保護を行うことができます。
捺印ダイアログ上で、[保護有効]チェックボックスをチェックし、捺印実行を行って下さい。



保護捺印は、押された印を直接操作することができませんので、捺印時に 位置、大きさを適正にする必要があります。
そのため位置調整用のダイアログが表示されます。



文書の保護解除パスワードは、捺印者のPC内の捺印ログに保存されます。
■保護文書への捺印リレー機能
本ソフトにより保護捺印された文書は、編集保護がかかった状態ですが、捺印を実行すると自動的に保護捺印モードで捺印することになります。
後続の承認者は捺印位置を調整して承認捺印をすることができます。
文書のパスワードは最終捺印者のPC内の捺印ログに保存されていますので、編集等が必要な場合は保護を解除することができます。





【機能制限解除】
■解除コードの入手
こちらへ、E-mailでご連絡を下さい。
制限解除コードご依頼  E-mail:atdud@imail.plala.or.jp

個人登録 制限解除コード: 1,320円 (税込) PC 1台のみで有効
法人登録 制限解除コード: 48,400円 (税込) 同一組織名称で登録する限り無制限
 
となっております。

お支払い:銀行振込
ご連絡いただいたメールの返信で、振込先提示させていただきます。

■制限解除方法

個人登録の場合は、インストール後にソフト上で確認できる HARD-I D が必要となります。
氏名登録画面をタスクバーアイコンから選択してください。
HARD-IDが表示されていると思います。
こちらを、メールにてご連絡下さい。



入金確認できしだい、連絡いただいた HARD-ID に有効な制限解除コードをお送りします。
以下のように機能制限解除コードを入力し機能制限解除ボタンで登録を行なってください。


組織名称欄に入力いただいても、個人登録の解除コードでは、組織名は有効となりません。





■制限解除方法(法人・組織)
多人数でのご利用をお考えの場合は、以下、組織名称で登録する方法をご提案いたします。
法人もしくは組織での登録の場合は、登録する法人名称(組織名称)が必要となります。
ご注文には 登録する法人名称(組織名称)を メールにてご連絡下さい。

入金確認できしだい、連絡いただいた 法人名称(組織名称)に有効な制限解除コードをお送りします。

組織制限解除登録は、同じ画面から行います。


組織名称欄に登録していただく組織名称、さらに入手していただいた機能制限解除コードを入力し機能制限解除ボタンで登録を行なってください。 以下、登録完了にて、組織名称が登録されたことが確認できます。



登録組織名称は、捺印印影情報として印影に記録されます。

■解除方法
登録の解除は、再度登録画面を表示していただき、中央にある登録解除ボタンで行えますが、全ての情報は初期化されますので、 氏名の登録から、再度行う必要があります。