新潟の巨木シリーズNo.12
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県指定天然記念物「白山神社の大杉」 小俣集落の鎮守である白山神社の石段を登ると境内に そそり立つスギの巨木がある。このスギは白山神社の御神木で 推定樹齢1,000年、樹高28.0mで根元周囲10.0m、胸高周囲8.8m, 東西14.3m、南北20.7mに枝葉を広げている。 小俣集落は戊辰戦争の戦禍で焦土と化し、その復興のため 境内のスギが次々に伐倒・売却されたが、そのとき売却を免れて 残ったのがこのスギであると言われている。 小俣集落では生まれた子供が初めて氏神様にお参りするとき、 このスギの下で泣かせて子供の行く末を祈る風習が残されている。 所在地 岩船郡山北町大字小俣 |