新潟の巨木シリーズNo.10

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【八珍柿の原木】
八珍柿の原木
県指定天然記念物『八珍柿の原木』

古田地内の川崎栄作氏の屋敷内に柿の古木、『八珍柿』の原木が
生立している。
推定樹齢320年、樹高9.4m、根元周囲長2.9m、枝張りは東西7.9m、
南北8.7mである。平核無の原産地は「庄内柿」として知られている
山形県庄内地方とされ、全国に知られていた。
しかし昭和6年新潟県農事試験場の研究により、このカキが平核無の
原木であることが判明した。渋柿であるが、タネがないのが特徴である。
【八珍】と言う名は、「越後七不思議」に次ぎ珍しい意味から付けられた
ものである。この平核無は佐渡でも多く栽培されており佐渡名産
「おけさ柿」の名前で広く知られている。

所在:新潟県新津市古田



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