新潟の巨木シリーズNo9
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県指定天然記念物『弥彦の婆々杉』 真言宗宝光院の裏山の杉林に囲まれ、樹勢旺盛な巨木婆々杉がある。 この木には弥三郎婆々の伝説がある。弥三郎の祖母が悪鬼に化け、 方々飛び歩いて悪行の限りを尽くし弥彦の鬼婆々と恐れられた。 その後高僧の説教で目覚めた老婆は、この大杉の根元に居を定め、 悪人と称される人が死ぬと死体や衣類を奪って弥彦の大杉の枝に かけて世人のみせしめにしたという。 それからこの杉を婆々杉と呼ぶようになったと伝えられている。 所在地:新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦 |