新潟の巨樹・巨木シリーズNo.2
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村雨の松「県指定天然記念物」 村雨の松は、両津橋のたもと両津保安署の敷地内にあり、 昔も今も行く船の目標となっている。 推定樹齢300年、樹高18.5m、幹回り6.3mの黒松の巨木である。 ★★★ [御番所の松」「御旅所の松」、とも呼ばれ、「松になりたや 御旅所の松に枯れても落ちても離れやせぬ」と両津甚句に一節にも 歌われている。「村雨の松」の名は、明治34年に訪れた 尾崎紅葉が、マツが波のしぶきに濡れるありさまを「村雨に濡れる 風情あり」として命名したことによるものである。 所在地 新潟県両津市夷 |