仏像の見分け方 

編集 東山寺文化財保存会


仏像の見方について

 仏像の見方に定義は聊かもありません。何故ならば、仏像は単なる美術品ではありません。
 仏像と相対した時に感動かあれば、それが美しさでもあるし、信仰の力でもあります。
 駄仏を見たら、そんなものは感じないのです。特に鎌倉時代以前の仏像には仏師の入魂の作品が多くあります。
 そして、これらの仏像が民衆の力で守られ、現在に残され保存されて来ておる現実を認識するとき、仏像や仏寺を中心とした集落などを知る、文化史的な見方をすることによって、我々の祖先が、今の我々に残し教えてくれる平和の歴史を、静かにふり返ることを教えてくれております。
 歴史を忘れた民族は滅ぶといいます。今その忘れ去られて消えてゆく運命にある、日本文化を大事にしていく必要があります。
 仏像の中に、その時代、時代の人まで見、更に当時の人の内面まで考察する文化史的な見方をしていくことで、一層の興味がわきあがることと思います。


  Q&A    仏像の材料  仏像の変遷 1 仏像の変遷 2
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仏像(老師の提唱)


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