マニュアル


 マニュアルになかったら、なんにも出来ない、デバ−トガ−ルに角度何十度の最敬礼とか、そういうことされてどこ嬉しいっていいたいんだけど、文部省ぶっつぶしゃ、ちっと教育よくなる、外務省退けりゃ外交できるって発想じゃない、現実見ね−のかバ−ロ−めって、檀家に上級試験十三番とかで文部省入ったのいて、からかいついでなんかいったら、
「そんなことしたら全国うん十万先生どもどうやって養う。」
といった、入ったばかのぺいぺいがって、開いた口が塞がらない。だれも大蔵省しかいわないけど、文部省なくって大いに結構。大学もテレビ大学、IN大学にすりゃいい、文学部ってとこどっぺって何年もいたけど、そのまあ教授助教授どもの、いやもう云う甲斐もない、詩人天才をぶっ殺すための、世の中税金ねぐらにこもって批判するだけの、おそろしくバカで物まね以外なんにもできない、漱石の時代から根腐れ病の、やくざってしかいいようのない連中。
 あらま、わたしとしたことが、でもそいつがだんだん悪くなるばっかりの、
「そんなもんに教わる学生ってなんだ。」
といいたくなる。
 理科はともかく、語学歴史編纂所のほかに、始めから不必要な?
 人の足引っ張るものでしかなかったと思う。

 マニュアル二題−どっちも恥かき。
 せがれ中学三年の父兄面談に、成績こうだどっこも受からないといわれた、
「どうして。」
「だって内申書てんでぱあだ。」
 試験受かればいいんだろってことない、じゃこの体育二とかいうのなんだ、授業中に喧嘩したのと、一人で海泳ぎ行ったから、だってもさ、ひ弱な体トレ−ニングして鍛え直したんだけど−そういうのマニュアルにない。
(てやんでえ。)
 高校の先生に聞いたら、いや内申などすれすれでないと 見ないですよっていう、ふんならてんで、三カ月特訓したら受かった、高校受験など頭いらん、完全詰め込みの参考書三べんやりゃいい。でもって娘んときも右に全く同じ。
 
 ウヒヒ、中学先生どもがん首揃えて謝りやがった、校長定年退職で記念樹植えるという、PTAの若いのが、そのゼニでアフリカへ植林しようっての、賛成、校長なんてほっとけっていったら通らなかった。
 あれこれどっかで喋ったかな−やだね−年より同じことばっか。

 でもさ、もう一つマニュアル、いつかの四月雪消えてドライブ行こうってんで、雲水どもと飛び出したら、見通しの曲がり角で、ポリ公張っていた。ポリ公張ってたんだけど、田んぼから山鳥ふっとんで来て、車に当たって交通事故。雲水飛び降りて、スタンピング−かわいそうだから早くって思った、だったら首ひねればいいっての、ハングリ世代のこっちは知ってたけど、
「なにしてんだ。」
 見たら、そこにポリ公つったっている。
 もたもた、やっとこ山鳥抱えて車ん乗って脱出。
「なんでなんにもいわね−で突っ立ってんだ、ポリ公。」「マニュアルにないからさ。」
 
 坊主の殺生って書いとけとかいって、OX式マニュアル−その山鳥どうしたか。
 一、花をそえて丁重に葬った。
 二、信濃河へ捨てたらぽっかぽっかと流れて行った。
 三、猫に食わした。
 四、羽根むしって料理してうめ−うんめえといってみんなで食った。
 正しいのにO−そりゃ坊主だから答え決まって?


戻る