常識とは


 これいけない、いいってことじゃないです。常識を守らないと、食み出し者になったり、とんでもないことしたり、常識を守ると、常識倒れになって、胡散くさかったり、世の中遅れを取ったりです。
 常識とは時処位です、常識というそれしきのものです。使ったり使わなかったりするのが、人間の心です。仏教では情識と書きます。それは情のうつろい、妄想情堕によって、ほんとうのことを知らぬからです。

 たとえばこんな常識、

 坊主と先生にはろくなものがいない−そうだっていうでしょう、たしかにそのとおりのことある、でも個々別々ってことある、じゃどうするって、だれかれ使い方間違わないんです。痛烈なとき使って、あと知らん顔。

 世界の四大宗教−だからどれもいい、尊敬すべきだといって、答案の点数稼ぐぐらいのことしかないんです。もし宗教という、身心の救いということになったら、まったくそんなこといってないです。どれか一つっきりない、なぜかって一人が二つってことないです。百人信じようが十億いようが関係ない、関係ある人いるけど、そりゃ不純です、これでいいかってこと先決です。じゃ常識はどうなる、仏道を先にいうと、速やかに世法を捨てて正法に就けといいます。でないと待百年河清です。
 神を信じるったって、そうですよ、契約を守るか、命より先に神さまってことです。でなきゃな−んにもならない、ただの雑念。

 鬼畜米英−これ戦争中の常識だったです、へた反対すると首が飛んだ。

 みんな仲良くふれあい愛−これ今の常識、べったりうそばっかりのくせに、反対すると首が飛ぶよ。

 キリスト教に占領されつつある−これ常識にしようと思ったら、反対ヒジョウに多い、なぜかなあ、だ−れもキリスト教の本質およびノウハウ知らんのに、なぜかO。天皇制と変わりないってより、その何層倍もの手練手管、巨大さっていうのにさ。長いものには巻かれろの常識、巻かれるからには「いいもの」に巻かれろっていう、これも常識。

 いいことはいいからいい−というのが総じて常識の一番の欠陥です。

 ときには革命も必要です。心の急転直下、清水の舞台から飛び降りる、そうです、その楽しさ。
 革命も意識革命も常識化すると同じ。   

 人類歴史の100万年、宗教イデオロ−グノウハウ、世の常識とて、どれを取ったって間違いだらけってことあります。かつてより今の方がいいなんて常識うそ。未来に向かってきっとよくなるなんてありっこない、たいてい同じの人口増える分ただもう悪くなるっきりって、は−てこれ常識?
 
 イッヒヒまた怒られそうだけど、古代宗教いろんな宗教より一神教がいいという、発展して出来たという、その常識おかしいんです。宗教もだけど、ものみないいほど悪いってことある。人間を知らない拷問機械と人間を熟知した拷問機械とどっちを択ぶかって問題−ウハ−またへんなこといっちゃった。
オウムと他宗の違い、他のイデオロギ−との違い−実はだれもこれを指摘できないんです。でなきゃ特別立法なんてややこしいこといらないんです。


戻る