人類滅びの一途
CDデスクの自然劣化−寿命は二十年フロッピ−デスクは五年、むかしフィルムのほうが長持ちする、紙は250年〜500年、石に刻んだのは雨降り地帯でなきゃ二万年も持つってさ。
そりゃ困ったもんだ、文明の最先端をどうする、永久保存版など嘘八、マジな記憶はって、−
そうかねえ、目下のところどうでもいいんじゃん! 現代文明なんて記憶すべきもんない。かすくずいやらしIN文化なんて、そりゃにせもん、けっきょくな−んもなりゃせん! 一時の嵐行き過ぎるまで待つ、光デスク二十年もちゃお釣りが来る、うわっはっはだってさ。
どうだろ、ショホウのご意見いかが。
モヘンジョダロ、ハラッパ、ド−ラビ−ラのインダス文明ってのテレビ見た。完全な計画都市こさえて、神聖な沐浴場から水路、溜め池下水施設から、ほんとうにうまくこさえてある。そうして子ども〜大人の遊び道具、双六とか将棋とかいっぱい出るけど、武器は貧弱で身を守るものしかない。5000年以上の長きを通じて、戦争−戦争による破壊あとが見つかっていない。なんという人々だったろう。たいていみんな平等で、権力者というものがなかった。
そうさ、近代史のわずか50〜100年だって政治のかってな暴走、だれも望まぬ悲惨陰惨、平和といって人類の大半を犠牲にしてのわけもわからぬ繁栄、いやそんなこというだけヤボの、世の中終末すれっからしの、いいとここれっぽっちもない、いやホントどうしてこうなったかって、なんかどっか2−3000年前に狂っちゃったと違うか。
インダス文明の文字は解読されていない。印章に7〜10文字刻むのが残っているっきりだからという。他にない、じゃ解読したってなんにもならないよ。彼らは歴史の虚偽をようく知っていた、進歩発展とか偉人為政者とかいうものの、邪魔にこそなれいったいなんの役にも立たぬことを、ほんとうに確かに知っていた。すばらしい人物像が出土する。祇園精舎もお釈迦さんも、直接の祖先をモヘンジョダロやハラッパに持っていたんだ、そうさ、そんなふうに思うよ。
人間はこうあるべき、とまさにこうあって何千年。
きっとお釈迦さんのころから人類滅びの一途ってな−
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