強烈!! マムシ酒


昨年の11月頃、市内に住む叔父(以降はおじさんと書きます)からマムシ酒をもらった。おじさんは農業を営んでいるが、野山でしごとをするのが大好きで、マムシを見つけると捕まえて、持ち帰り焼酎につける。マムシについては、インターネットで「マムシ」と検索すると、詳しい情報を把握することができる。
それらの情報によれば、「まむし(マムシ)は、古くから高級食材、スタミナ食品として食されてきました。アミノ酸、カルシウムなども豊富に含まれています」とのこと。実際におじさんからもらったマムシ酒を何回か試したが、確かに身体にはいいようだ。
今回は、皆さんにおじさんからもらったマムシ酒について報告する。
おじさんからもらったマムシ酒は一升瓶に入っている。そしてすでにマムシは取り除かれているものだった。マムシ酒といっても、肝心のマムシが写っていなければインパクトは薄い。まず、本当にマムシ酒なのかどうか疑われてしまう。そんなようなことで、おじさんへ電話してみたら、マムシの入ったのもあるとのことだ。しかし、写すといっても透明な瓶ではく、茶色の一升瓶なので、うまく写るかどうかわからないとのことだ。でもまあ、何とかなるだろう。ということで、おじさんの家へ向かった。
おじさんは、糸魚川市能生の中野口というところに住んでいる。いつものようにおじさんは暖かく出迎えてくれた。そしてさっそく倉庫の奥へ入って行き、一升瓶を1本携えて戻ってきた。そして僕の前に差し出した。正真正銘、マムシが入っている!!
さっそく撮影に入ることになった。
ここでもおじさんは協力を惜しまなかった。

うーん やっぱり見え難いな〜 このアングルはどうだ? 大丈夫?
見える! まあこんなところだな〜 ふむふむ・・・

僕は生々しいマムシの姿をイメージしていた。しかし、おじさんが心配していたとおり茶色の瓶のため、思うように写すことができない。これ以上、おじさんに迷惑をかけるのは忍びないので妥協することにした。雪に透かせると、確かにマムシの姿が確認できる。
おじさんお世話様でした。ありがとう。と言って帰ろうとしたとき、おじさんから思わぬ一言が。
「おまん、これ持って帰んないや」
「え?」
実はおじさんの家の倉庫には、マムシ酒が何本もストックされていて、これはそのなかの1本に過ぎないのだ。
すでにお話ししたとおり、昨秋1本頂いたばかりで、それがほとんど手付かずの状態だ。2本になっても困るのだが。
しかしおじさんは「ええわね遠慮せんでも。持っていきなえっちゃ」と言いながら、僕に瓶を持たせた。これ以上固辞しては失礼
に当ると思い、結局いただくことにした。


おじさんの家からは鉾ケ岳(1,316m)が見える

帰宅して画像を確認したら、やはりイメージしていたほど生々しくなかった。
それで再び撮影を敢行!!

実はですね〜 家で大変にインパクトの強い写真をとることに成功してしまいました。そして一度ここに掲載してみたのですが、あまりにもコワイ…。
人格を疑われるのは嫌なので削除しました。あらためて言うが、(別にどうでもいいことですが)今回の目的は皆様にマムシ酒について報告をすることだ。実はHPを目立たせたいためでもあるのだが、やはり常識というものがあるだろう。

そして、ここからは飲み方を説明する。その前に、おじさんが話していた作り方について説明をしないとまずいだろう。
(マムシ酒のつくり方)
@何よりもまずマムシを捕まえる。これがなければ、はじまらない。当たりまえだのクラッカー。
A一升瓶に水を入れて、それにマムシを入れる。マムシが呼吸できなければならないので、水は満タンにしないように。栓をして1ヶ月以上そのままにしておく。マムシの腹の中にあるものが排泄される。汚れも落ちる。
B期間が経過したら水をあけ、濯いで、焼酎を入れる。この時は、マムシはまだ生きているので細心の注意が必要だ。(度数は聞かなかったが、25℃とか35℃とかだと思われる)
C後はそのまま涼しい倉庫にしまっておけば出来上がり。今回もらったのは平成10年のものだった。

それでは飲み方を説明する。これもおじさんから教えてもらったことである。
@ほんのちょびっとコップに注ぎ、約10倍のお湯で薄めて飲みたいときに飲む。
これで終わりです。

それではいよいよ飲んでみよう。

琥珀色の輝いています(約7倍に薄めた)

僕は何度か飲んだことがあるが、今回初めて飲んだつもりで報告する。

これはですね〜
口に含むと何と言うか、う〜ん、そうそう
のような味がしますね〜
皆さん
鼻血を流して、口に含んだことがあるでしょう〜
ほどではないですが少し生臭いですね〜
飲む込むには勇気が要りますね〜
気合をいれて
グッ!!と飲み込みました。
ああ、五臓六腑にマムシ酒がしみ込んでいく
しだいに身体全体に精力がみなぎってくるような気持ちになる
もし、指や衣類に付着したときは水でよく洗った方がいい。においがきつい。

報告は以上であり、これからまとめに入る。
現在、僕の家には皆さんお察しのとおり、一升瓶に入ったマムシ酒が2本ある。(しかもそのうち一本にはマムシが入っている)ここからが朗報です。もし飲んでみたい方はペットボトルを持って来てください。無償でお分けします。なおそのさいは事前に連絡をください。しかし、そのときに残念ながら、既になくなっていたらお分けできません。
最後に付け加えます。このHPに誘発され、ご自分でマムシ酒を作ろうと考えて、マムシにかまれたり、野山で怪我をされたり、その他事故にあったり、病気になったりしても当方は一切責任を負いません。自己責任となります。ここで紹介した作り方や飲み方により、万一事故が発生したときや、お分けしたマムシ酒を飲んで腹が痛くなったとか、その他何が起こっても当方は一切責任を負いません。自己責任となります。

これで報告を終わります。(06.02.20)


緊急事態が発生しました。

07.10におじさんがマムシに噛まれてしまいました!!!!!!!

なんでも、例によってマムシを捕らえようとしたところ油断してしまい逆襲にあったとのことです。
自分を噛んだマムシは逃げようとしましたが、追いかけて捕まえたそうです。
そして捕まえたマムシを知り合いのマムシ好きの方へ届けて、それから病院へ行ったそうです。
いなかの病院から急遽大きな病院へ転送され、一命を取りとめたそうです。
この間、会いましたた。
08.01現在、まだ腕がしびれるということですが、笑ってましたし、しゃべっている内容からしてマムシに対する執着心はまだまだ残っているように思いました。




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