パース見所     ツアー  市内主見所  市内建物  市内他見所  周辺部主見所  周辺部他見所 

 

Perthパース市(狭い意味の)は、Central Business District(CBD:中心商業地域), Riverside, West Perth, East Perth, ノースブリッジNorthbridgeの5地域から成ります。
パース市によるCAT無料バスルート付きパース市内地図(PDFファイル)はこちらにあります。Yellow CAT がパースの西側まで延長されたのに伴い、地図のバス停の番号は変わっていますが、実際のバス停に表示されている番号は古いままとなっている場合が多くあります(06年3月現在)。以下の文章では新バス停の番号で書いてあります。

パース市5地域概要

CBD(Central Business District)(中心商業地域)
 

南北はセント・ジョージ・テラスSt Georges TerraceからウエリントンWellington Streetまでで、西はKings Street、東はピアーPier Streetで囲まれた地域です。

この地域(CBD)はパースの商業の核心部です。
主なショッピングエリアはCBDの中のHay Street MallとMurray street Mallで、Forrest ChaseやCarillon Cityなど多くのアーケード、ショッピングセンターがあります。His Majesty's TheatreやPerth Concert Hallのような主要文化施設もこの地域にあります。
St Georges Terraceはビジネス地域、大きなホテル、カフェ、歴史的ビルがあり、近代的高層ビルに隣接しています。近代的ビルを建設する際も、写真のように歴史的ビルの正面だけ残し外観を一部保存することもよく行われています。1枚目が06年3月、2枚目が9月です。


Riverside

St Georges Terraceからスワン川Swan Riverの地域で、Kings Parkの下のMounts Bay Road, Perth Convention Exhibition Centre, Barrack Squareと大きな駐車場を含みます。

この地域にはスワン川沿いに延々と広がる芝生のLangley Park、湿地帯Point Fraserと、2つの橋を渡って対岸のSouth Perthとスワン川沿いに一周できる整備された散歩兼サイクリング道路があります。
Point Fraserは、2006年9月現在改造工事中でした。


West Perth

 

Kings Streetから西へTomas Streetまでの地域です。

William Streetの西側は高層ビルが並ぶビジネス地帯です。高い山のないWA州ではパースの高層ビルが遠くからでも良く見え、Landmarkになっています。これらの高層ビルは、CBDのBarrack STからWest PerthにかけてSt Georges ST沿いに並んでいます。West Perthでは昼休みにはどっと出てきたビジネスパーソンがたくさんあるCafeやレストランでランチをとる姿が見られます。左端の写真で一番高いビルが1992年に建てられたパースで一番高い Central Park ビルで、level 51、224mの高さがあります。次に高い、トップが三角のビルがBankwest Tower で2枚目の写真のビルです。3枚目のトップにAAPTと表示されている St Martins Tower のLevel 33には C Restaurant があり、周辺部がゆっくり回転し、パース市が360度展望できます。


East Perth

  eastperth

Pier Streetの東から、北へ曲がるスワン川までの地域です。

パース造幣所Perth Mint、聖マリア大聖堂St Mary's Cathedralといった歴史的建物のある地域と、倉庫や軽工業地帯を1990年代に再開発した瀟洒な住宅が並ぶ地域に分かれます。クライズブルック入江Claisebrook Inletの周りの再開発地域は、スワン川を見下ろすよく手入れされた公園、統一された色調のヨーロッパ風の建物や戸外にテーブルを並べたレストランなど魅力的は場所になっています。写真のフェリーはBarrack Street Jettyから歴史あるGuildfordへのクルーズの途中です。


Northbridge
   

ノースブリッジNorthbridgeは、Roe Streetから北、ニューキャッスルNewcastle Streetまでの地域。
引き続く移民の波によって作られた他民族地域で、ナイトライフを楽しめるインターナショナルなエンターテイメント・センターとなっています。パブ、クラブ、カフェ、レストランなどがならびます。イタリア、インド、ギリシャ、レバノン、タイ、日本や中国の料理が楽しめます。

  パース駅北西に出ると、2階に猿の彫像がある有名な派手な建物Brass Monkeyがあります。この西側がノースブリッジNorthbridgeでパースの歓楽街です。と言ってもそれほどのものではありませんが、深夜はあまり近づきたくない場所です。

また、パース駅北側のパース文化センターPerth Cultural Centreには、WA博物館Western Australian Museum、WA美術館Art Gallery of Western Australia、パース現代アート会館Perth Institute of Contemporary Artsや図書館State Reference Libraryなどが並んでいます。ここも完全に安全とは言えない場所ですので、多少気を張っていましょう。


旅行案内所・ツアー 
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visitorcenter The Perth Visitors Centre 

パース旅行者案内所The Perth Visitors Centreは、Perth駅の南側の広場Forrest Placeにあり、郵便局のとなりのWellington Street側にあります。近郊の町のVisitors Guide、Mapや宿などのパンフレットが置いてあります。


i-city という名のInformation Kiosk 

Forrest PlaceのMurray Street側にあり、月―土曜日は9:30am−4:30pm(金曜日は8:00pmまで)、日曜日は12pm−4:30pmまで(祝日はお休み)やっていて、ボランティアの方がなんでも親切に教えてくれます。

写真はMurry Streetの西側を見たもので右側の小屋がInformation Kioskです。無料のオリエンテーション・ウォーキングツアーが、月―土曜日は11am、日曜日は2pmにi-cityから出発します。その他、歴史、芸術、文化など学ぶ曜日ごとにことなる特別ツアーも2pmから出発です。ツアーは15名以上の場合は予約が必要です。

ツアー紹介

  パース・ツーリスト・ラウンジPerth Tourist Lounge 

ツアーの予約などと、トイレ、休憩室、ロッカーとインターネットアクセスできるパソコンがあります。
月曜―木曜日9am-5:30pm、土曜日9am-5pm、日曜12pm-5pm、www.perthtourist.com.au 、 場所: キャロリン・シテイCarillin City2階でエレベータで上がります。 www.carilloncity.com.au 



バックパッカー・スペシャル

YHA(Youth Hostels Association)カードというバックパッカー必携のカードを持っていれば買える割引チケットのことで、エアチケットだけでなく、ツアーなどもカードを見せるだけで割引になります。カードは、1人$32で作ってもらえます。



市内観光ツアー 

Perth Tram CompanyとCitySightseeing Perthの2社が観光者用トラムを運行しています。

Perth Tram Company 

市内を走る赤い木製トラムでガイド付きのツアー。シティー・エクスプローラーCity Explorer TourとKings Park & University Tourがあります。

前者は、Kings Park, Burswood Resort Casino, Barrack Street Jetty and Bell Tower, Perth Mint, City Shopping Areas and Perth's other major tourist attractionsをめぐります。停車場所での乗り降り自由で、次のTramに乗っても良く、全ツアー90分、券はTramで販売、 予約必要なし。料金は大人$15.出発場所と時間などは、Tel:9322 2006, www.perthtram.com.au

後者は、Kings Parkと歴史ある大学 University of Western Australiaをめぐります。 大体1時間で、Kings Parkを11am, 12:15pm, 1:15pm, 2:15pmに出発し、料金は大人$12.

このほか、Perth市内とFremantle市内のツアーと両者を結ぶSwan River Cruiseを一体化したツアーなどもあります。


CitySightseeing Perth

天井のない二階建てのバスによるガイド付きツアー。チケットは24時間有効でバスで購入できます。 Barrack Street Jettyを出発。所要時間105分。あらかじめ録音した英語での説明あり。1時間毎に出発。大人$25.

回るところは、Barrack Street Jetty、 Kings Park、Harbour Town、Wellington Stree、Rydges Hotel、Sheraton Hotel、Hyatt Hotel、Perth Mint、Perth Town Hall、Gallery/Museum、Lake Street、 Burswood International Resort Casino、Aarons Hotel、Tel: 9203 8882、 www.opentopsightseeingtours.co.uk 



市内の主な見所 

以下、場所はCAT無料バスの停留所で示します。パース市によるパース市内地図(PDFファイル)を参照してください。

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Kings Park  

概要キングスパークKings Parkは、パースを代表する公園で第一にお勧めする見所です。400ヘクタールあり、250種の植物、100種あまりのオーストラリア原産の動物がいるイライザ山 Mt Eliza の上に作られた公園で、Kings Parkから見たパースの街の眺めは圧巻です。
http://www.bgpa.wa.gov.au/home/index.html 

radder

行き方パース市からははずれるので無料バスCATでは行けません。CityからはLondon Courtを突き抜けたSt Georges Terraceにある37, 39番のバス停か、Kings StreetがSt Georges Terraceに突き当たるところの37, 39番のバス停からKings Park行きのバスに乗り終点( Restaurant Car park )です。
元気な方はRed Catの20番 Freewayバス停から歩き500mほど続く Malcolm Street を登って Fraser Avenue に入ることができます。
さらに健脚を誇る方は、Blue Cat の20番 Mount Hospital バス停で下り少し進んで左に入り、ヤコブ・ラダー Jacob Ladder を登り Fraser Avenue に入ることができます。この Ladder とは階段でなく、はしごですが、言葉とおり急な崖をらせん状に242段、43mを登ることになります。
なにしろ広いので、奥の方まで行く方はウォーキングスタイルか、車がお勧めです。Kings Parkは入場無料で、駐車場も複数個所に十分あります。

帰り方帰りのバス37, 39番は、園内の Restaurant Car park から、St George's Tce(テラス)と William St の角を経由して、Victoria Park Transfer Stn(ステーション)から先で、37(Perth Domestik Airport)と39(Grand Pde/Copeland Dr)で別れます。夕方以降の出発時刻は、週日は4:57, 5:17, 5:47, 6:17で、6:43が最後です。土曜日は、4:54, 5:07, 5:24, 5:37, 5:54, 6:07, 6:34で、6:37が最後です。日曜日と祝祭日は、4:54, 5:37, 5:54, 6:37, 6:54, 7:37で、7:54が最後です。

歴史1872年に公共のものとされた172ヘクタールの土地はPerth公園として知られていて、景観の良いレクレーションや教育のために開発されました。1901年に後の英国王GeorgeX世のパース訪問を記念してKings Parkと改名されました。車道と歩道の兼用道路や、それとは別の自然散策道があります。公園のあちこちにパイオニア期、戦争で戦死したWAの人をたたえる記念碑があります。

ガイドツアー10時と14時の無料のガイドウォークがあります。10人以下なら予約は必要ありません。ガイドツアーの種類は(その時点でInformation Kioskへお尋ねください)、Botanic Garden Walks(1-1.5時間)、Kings Park-Past and Present(1-1.5時間)、Wilderness and Wildflowers(5月―10月、1-1.5時間)、Bush Walk(5月―10月、月曜2-2.5時間、金曜2.5-3時間)

戦争記念碑Fraser Avenueの終わるあたりにはインフォメーションInformationやギフトショップ、バスや、トラムTramの停車場所、トイレなどがあります。近くの戦争記念碑 State War Memorial あたりからの高層ビルが並ぶパース市と豊かなスワン川のパノラマはすばらしく、カレンダーなどにパースを代表する景観として紹介されています。

州の戦争記念碑 State War Memorial の裏側から中に入ると、戦争での戦死者の名前が数多く記されてします。また、碑の前の半円形の壁は、ささやきの壁 Whispering Wall と言って片端に座り声を出すと、半円形のもう一方の端でその声が響いて良く聞こえます。

夕暮れ時の訪れるとライトアップされた並木道やPerthの眺めは最高のようです。さらに1月のオーストラリア・デーに、夕焼けを見た後、眼下のスワン川を見下ろす一等席で花火見物するのは最高だそうです。ただし、週日には、インフォーメションは5pmには閉まります。

近くのFraser'sというレストランもリーズナブルな価格でお味の評判も良いようです。

Fraser Avenue500mほどあるCityからの入り口Fraser Avenueの両脇に並ぶ大木の並木は壮観で、木の一本一本の根元に看板があり第一次世界大戦あるいは第二次世界大戦などで戦死したWAの若者の名前、年齢などが記されています。公園内の並木にはこの種の看板が多く設置されています。1914年などはるか昔であっても23歳などとあると、名誉と言うより若くして絶たれた生涯に心打たれます。


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Botanic Garden春先ワイルドフラワーが一斉に花咲くBotanic Gardenは一見の価値があります。2005年は9月22日から26日まで、2006年は9月28日から10月2日まで Wildflower Festival が開催されました。この期間はBotanic Gardenのほとんどが囲われて一人$7と有料となりますが、いろいろな催し物や展示、販売がありにぎわいました。2006年のテーマはBackyard Botanicalsで、家の庭を模してドアが立掛けてありました。右端の写真は販売していた花束です。

Walkway Fraser Avenue の終わりのロータリーにあるフォレスト卿の銅像 Lord Forrest Memorial 脇から入る と、星の王子様に出てくるアフリカ原産のバオバブBaobab(オーストラリアではBoab)が数本あります。

さらに進むと、Walkway と記されている散歩道があります。入れるのは9amから5pmです。途中で木々の上を通るように橋が作られており、上から見下ろす木々やPerth市の景観は見事です。2003年8月に作られたもので地上620mの高さがあります。2番目の写真の東屋の屋根の上、木々の間に橋があり、その上に数人の人がいるのがおわかりでしょうか。また、3番目の写真の赤い屋根はOld Swan Brewery旧醸造所で現在は高級ホテル、レストランになっています。ちょうど、PerthのBarrack Street JettyとFremantleを結ぶ Captain Cook Cruiseの船が通りました。最後の写真は逆にこのスワン川のクルーズ船から撮ったWalkwayです。これも橋の上に人が見えます。


DNA TowerLord Forrest像からBotanic Gardenの脇のForrest Driveを500mほど行ったところにDNA Towerがあります。2本の階段が絡み合うように作られているので、2本の鎖を持つDNAにちなんでつけられたのでしょう。上から見るとKings Parkがいかに広いか実感できます。まっすぐ続くBroadwalk Vistaは、Synergy Parkland (旧Western Power Parkland)まで1.5kmあります。挑戦してみてはいかがでしょうか。DNA Towerを昇り降りしただけで足にきた私は遠慮しました。



Western Power Parkland(Synergy Parkland)
車でないと行く気もしないような奥に、子供の遊び場や、池などがあるWestern Power Parkland があります。ここはSynergy Parklandに名前が変わるとの情報がありましたが、06年10月現在は、看板などWestern Power Parklandのままでした。ここには Zamia Cafe があり、夏には屋外映画Moonlight Cinemasが上映されます。 www.moonlight.com.au 、tel: 1300 551 908.
また、 Saw Avenue Picnic Area にはBBQ設備などがあります。Saw Avenue は Thomas Street への出入り口につながっており、Western Power Parkland からは Pool Avenue を経由して WA university へ、そして Fremantle へ行かれます。また、Kings Park RD に近い Lotterywest Family Area には、Stickbeaks Cafe があります。



UWA西オーストラリア大学に近い駐車場に車を止めてカンガルーポーの写真を撮っていると、奥さんの悲鳴が聞こえた。足元を見ると、Blue Tongue Lizard 青舌トカゲがいました。私が踏みつけそうになったらしい。郊外では何度か見たことがありますが、Kings Parkにもいるとは。

 

Forrest Place 

フォレスト・プレイスForrest Placeは、パース駅の南側で、Murry Streetの北側にある四角い広場です。

水に浮いていて手で動かせる大理石の丸い大きな石があります。フリーコンサートなどの催し物が行われ、パースの中心にあたります。パース旅行者案内所The Perth Visitors Centreや、郵便局がこの広場に面しています。RedCatの15番と、YellowCatの14番がバス停です。

また、パース駅の西口の2階の出口にあたるホース・シュー・ブリッジ Horse Shue Bridge 馬蹄橋 はノースブリッジ North Bridge とパース 中心街を結ぶウィリアム・ストリート Willam ST の橋で、上空から見ると馬蹄形をしています。

Hay Street Mall と Murray Street Mall  

南北をセント・ジョージ・テレスST George TerraceとウエリントンWellington Street、東西をバラックBarrack St.とウイリアムWilliam St.にはさまれたPerth駅南側の地域はもっともにぎやかな商業地域です。

ヘイ・ストリート・モールHay Street Mallとマレー・ストリート・モールMurray street Mallは歩行者天国になっていて人でにぎわいます。逆に言うといつでも人が込み合うのはパースではここだけと言えます。

Murray streetのForrest Place側では週末には大道芸やイベントが良く行われます。写真は一輪車乗りと羊の番犬sheep dogによるアヒルの追い立て実演です。

これらの両Streetを結び南北に並ぶキャリオンCarillon City, ピカデリー・アーケードPiccadilly Arcade, プラザPlaza Arcade, トリニティTrinity Arcade, ロンドン・コートLondon Court, セント・マーチンSt Martins Arcadeには狭いアーケードの両側にたくさんのさまざまな店があります。

パースで一番にぎやかなこの地域は北側( Hay Street )が高くなっており、ST George Terrace から少し階段を登ってTrinity Arcade の 2階に入ると Hay Street の 1階に入り、3階構造の Carillon City の 2階 ( Hay ST Level)になり、 Murray street の 2階に出てしまいます。そのまま Meyer のある Forrest Chase の 2階を北へ進み、駅の 2階のコンコースを通り抜けると、駅の北側のパース・カルチュラルセンターPerth Cultural Centreの1階になります。逆に Murray street の 1階からCarillon Cityに入ると ( Murry ST level ) Hay Street の地下に出ます。

i-city という名の Information Kiosk の前の Murray street を横切り, Carillon City に入り(1F Murry St. Level )ちょっと進むと Food Court があります。 Hungry Jacks, red rooster, subway, AROMA cafe などオーストラリアでの有名どころが顔をそろえています。私のお勧めは、他の場所にも多く出店していますが、生ジュースが美味しいPure&Naturalです。サンドウィッチもありますが、何と言っても、要求に合わせてみかん、りんごやスイカなどをそのままジューサーに押し入れてできるジュースです。奥へ進むとHay ST の地下になります。

   London Court  

ロンドン・コートLondon Court は、1937年に住居と店の混合建築としてエリザベス朝時代を模して作られました。

Hay StreetとSt Georges Terraceの間のユニークな小さな店が並ぶ通り。Hay Streetの入り口にある時計はロンドンのビッグベンBig Benの時計台のダイヤルのレプリカで、15分ごとに鳴ります。2枚目の女神の像は私が箱にコインを入れたらゆっくりお辞儀をしました。

WA博物館

WA博物館 Western Australian Museum には、西オーストラリアで見つかった隕石、鉱物、化石、巨大な鯨の骨、動物の剥製などの自然遺産や、開拓時代の展示品が陳列されています。4ブロックに分かれていて、入口から入った吹き抜けの広間Foyerの左側が3階建ての Hackett Hall 、右側が2階建てのJubilee Wingで、その先がBeaufort Street Wingです。入口からFoyerを通り抜けたところが中庭で、Old Gaol(古い刑務所) などがあります。広いのでゆっくり見れば何時間もかかります。

博物館の中庭には、再建された古い建物 Roe Street Cottageもあり、その壁は従来の長いレンガを積み上げる方法を革新した Sussex Bond Brickworkで作られているそうです。 中庭には、3個の大きな鉄の隕石が無造作に置かれています。Kalgoorieの東630km、Nullarbor Plainナラボー平原で発見されたものです。 また、Museum Shopや、ちょっとした空間があり落着けるCafeがあります。

パース駅の北側に面しているパース・カルチュラルセンター Perth Cultural Centreにあり、WA美術館の北側にあります。 祝日も含め毎日9:30am-5pmオープン。アイザックデイは1pm-5pm。クリスマスデイ、ボクシングデイ、新年とグッドフライデイは閉館。入館料はゴールドコインの寄付。   Tel:9427 2700, www.museum.wa.gov.au

WA美術館 

WA美術館Art Gallery of Western Australiaは、企画展示が1階で、常設展示は2階。地下には油絵の具象画や陶器などの常設展示があり、一番奥に法廷と牢屋が残されています。

アボリジナル・アートは必見です。見ている人より巡回の警備員の方が多いくらいで、ときどき椅子にかけてゆっくり見たらいかがでしょうか。1階にデザインは良いが高価な品々が並んだショップと、手ごろな価格のレストランがあります。
WAシンフォニー・オーケストラWASO ( West Australian Symphony Orchestra )がここで年数回ですが演奏会WASO at Gallery を開催します。
ガイドツアーは火曜―金曜。日曜は13時。パース駅の北側に面しているパース・カルチュラルセンターPerth Cultural Centreの駅に近いところにあります。無料ですが、企画展などは有料です。
前日までに予約すれば日本語で説明してくれるボランティアの方が居るのですが、連絡先が今わかりません。 www.artgallery.wa.gov.au

パース造幣所 

パース造幣所Perth Mintは、 1899年にロンドンのRoyal Mintの支局として、大英帝国のために採金場からの金を精錬し金貨を製造するために設立された造幣所です。現在ではオーストラリアの特別な金貨、銀貨、プラチナ貨を製造しています。06年5月ウルトラマン誕生40周年記念のウルトラマン金貨・銀貨が数量限定で発売されましたが、これはツバル国が発行し、パース造幣所が鋳造しました。

博物館には、コイン、金産業、貴金属に関するさまざまな歴史的展示があります。20万ドルする金塊を実際に触り持ち上げることができます。ただし、残念ながら持ち去ることはできないようになっています。

また、実際に溶かした金を型にいれて金の延べ棒を作る鋳造工程を目の前で見ることができます。入り口の左手には各種金貨、金製品や宝石などを売る店も併設していて日本人の店員の方もいます。

月―金9am-4pm、土日祝祭日9am-1pm。金の鋳造や展示を見ることができるのは平日10am-3pmで、入場料$8.8。日本語のガイドを頼むと約$10です。Hay StreetとHill Streetの角にあり、Redの11番Perth Mintで降ります。 www.perthmint.com.au

スワン・ベルタワー 

スワン・ベルタワーSwan Bells Towerは、世界でもっとも大きい楽器の一つで、82.5mの高さを持つタワーであり、Barrack Street の南端で、Blue Catの19番Barrack Squareにあります。

建物の外形はシドニーのオペラハウスを意識してデザインされました。14世紀の前から存在し16世紀にエリザベス一世により再鋳造されたというロンドンのField教会のSt Martinの12のベルを備えています。

タワーのエレベータで上がって展望台から見るパース市や、対岸のSouth Perthの眺めはすばらしいものです。階段で降りながら各階にあるベルやベルの音に関する歴史の展示を見ることができます。

蝿を並べたGod Save the Queenの五線譜や蝿を縦や横に並べて蝿の家系Johndson Family Treeと称する笑える展示がありました。

入場は$6、20分で、毎日10am-4pm。 www.swanbells.com.au


バラック・ストリート・ジェティー 

バラック・ストリート・ジェティーBarrack Street Jettyは、Blue Catの19番Barrack Squareにあり、Barrack Street の南端にあります。動物園ZooのあるSouth Perthへのフェリーや各種クルーズの出発点となる波止場Jettyです。

South Perthへのフェリーは、Blue CATのバス停の前の桟橋PIER4でSouth Perth(Zoo) Ferryと表示があります。

兵庫県文化交流センタ 

WA州は兵庫県と姉妹都市になっていて、パースには兵庫県文化交流センタ Hyogo Frefectural Government Cultural Centre in Western Australia があります。場所は、St. George's Streetを西に歩き、はずれに近いMilligan Streetとの交差点にあるQV1ビルの25階です。茶室、会議室やちょっとした本棚とテーブル、椅子4個ほどのスペースがあり、何と言ってもすばらしいのは、茶室前のソファーのところから見るスワン川の眺めです。

Narrows Bridgeを通る車や、South Perthとフェリー、そしてKings ParkのWarMemorialも見えます。誰でも入れるようなので、Cityの西側を歩き疲れたらここで一休みするのはどうでしょうか。
住所:25th Floor, QV1 Building, 250 St. George's Terrace、 Tel:8-9321-8536、 www.hyogo.com.au 

スワン川

スワン川Swan River沿いには、パース市側から東西の橋を通り、対岸のSouth Perthをめぐる散歩、サイクリング両用に道路が整備されています。川岸には広々した芝生の公園があり、川を行くフェリー、ヨット、ウインドサーフィンやカヌーをのんびり眺めるのも良いものです。

スワン川は、パースの南側で川幅が大きく膨らんで、Kings Parkの南側でCanning Riverが合流し一段と太く、海のようになって、また細くなってフリーマントルの河口からインド洋に流れ込んでいます。

パースとフリーマントルの間をクルーズするツアーがいくつかあります。いくつかのマリーナ(ヨットハーバー)を通り、岸辺の豪邸をながめます。パースの一般的な住宅が2千万円程度なのに対して、スワン川の川沿いの家は高価で一等地だと土地だけで4億円から10億円だそうです。クルーズでは、「あの家は誰それの何億円の家だ」などと解説が入ります。

WA州ではボート(船)を、33人中1人の割合で所有しているそうです。いろいろなところにあるボートハーバーがどれも一杯になっているはずです。それにしても、12mくらいのボートなら2000万円くらいだそうで、停泊するにもお金が必要ですので、よほど海、川が好きな人が多いのでしょう。

パースのBarrack Street Jettyの対岸のSouth PerthのMends Jettyから水かき汽船Paddle Steamer "DECOY"が日曜日の1pmに出発(4pm帰着)します。$25で、ジャズバンド、と言っても3名でしたが、を楽しみながらNarrows Bridgeをくぐり、スワン川の最も広くなった Melville Water までクルーズするもの良いでしょう。途中で何艘ものクルーザやヨットとすれ違いました。船内はワインを何本も空けて盛り上がります。船長さんまで舵をとりながらビールを飲んでいました。予約が必要です(TEL:9581 2383)。

また、ワインで有名なスワン・バレーSwan Valleyまでスワン川をさかのぼりワイナリーを訪ねるクルーズ・ツアーもBarrack Street Jettyから出ています。

市内の建物

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タウンホール  

タウンホールPerth Town Hallは、1867年から1870年にかけて囚人労働により建造された英国商業会館スタイルの建物です。

Barrack Street側の歩道に、「1829年8月12日にこの付近の木を切り倒すことによりパース市が創立された」と記した石盤があり、ます。 Barrack StreetとHay Streetの角にあります。Blueの4番がTown Hall で、Redの13番がTown Hall Eastです。Tel:9461 3444,  www.perth.wa.gov.au

聖ジョージ大聖堂

 

聖ジョージ大聖堂St Georges Cathedralは、1880年から8年かけて建てられたパース市の中心にある英国国教会の美しいゴシック様式の大聖堂です。ランチタイム・コンサートや時々イブニング・パフォーマンスが行われます。

06年3月は工事用フェンスで囲まれて外壁工事中でしたが、左右にならぶステンドグラスもすばらしいが何と言っても正面の3本の大きな縦のスリット状のステンドグラスは暗い室内からは神々しく見える。左右の座席の間を進み、後ろを振り返ったところ、二階のパイプオルガンの上に、円形を6分割してあるステンドグラスからのまばゆい光が差した。汚れきった心も一瞬洗われたかに錯覚しました。06年9月には内部も工事中でステンドグラスはわずかしか見ることができませんでした。 Cathedral Aveに右折して入口から中に入れます。

月曜―金曜7:30am-5pmまで一般公開。Blueの4番がTown Hall で、Redの13番Town Hall East から
St George's TerraceとPier Streetの角近くまで歩いてください。

旧首席司祭館

旧首席司祭館The Deanery は、Perth最初の首席司祭の屋敷として1850年代に建てられた建物で、英国国教会聖堂建築の中で最古と正式認定されていて、ほとんど残存していない建物のひとつです。現在はAnglican教会のオフィスになっていて、一般非公開です。St George's TerraceとPier Streetの角にあります。

聖ジョージ・ホール 

聖ジョージ・ホールSt George Hallにあるジョージ王朝様式のportico(屋根つき吹き放ちの玄関先の柱廊)は歴史遺産となっています。

1879年にオープンしたPerthで最初の劇場です。Hay StreetとPier Streetの角にあります。Redの13番Town Hall Eastが近くです。

聖マリア大聖堂

聖マリア大聖堂St Mary's Cathedralは、荘厳なゴシック形式の建物。聖堂のMurray St.側(写真の自動車が写っている方)は1865年の建造で、東側は1930年になってから完成しました。Redの2番か3番Mercedes Collegeで降ります。


州総督邸 

州総督邸Government House には、1859年から1864年にかけて建造されたWA州総督の官邸で英国式の格調高い庭があります。ゴシック式アーチと小塔はロンドン塔の様式です。



庭は木曜日の12amから2pmまで一般公開されます。とくに花が咲き乱れる春は良く手入れされている庭はすばらしく一見の価値があります。Irwin StreetがSt George's Terraceにぶつかったところにあります。

Stirling Garden、Supreme Court州最高裁判所、Supreme Court Gardens

 

Stirling Cardenは、St Gerges TerraceとBarrack Streetの角にあり、Terraceに面したところに数匹のカンガルーの彫像があります。古木に囲まれた庭は多くの戸外コンサートの開催地などに使われます。州最高裁判所はStirling Cardenの奥にあり、1897年にクラッシック様式で建設され最近拡張されました。その裏側にはSupreme Court Gardensがあり、芝生が広がり、南側はRiverside Drive でその先がSwan Riverになります。の州最高裁判所の建物はBarrack Streetの東側、Barrack Squareの北になります。

フランシス・バート法律博物館 

フランシス・バート法律博物館Francis Burt Law Museum は、写真正面の建物ですが、
左端に見えている建物が、1836年に建てられた、当時法廷だった建物で、パース市でもっとも古いものです。
Government Houseの南側にあります。

旧パース・ボーイズスクール  

旧パース・ボーイズスクールOld Perth Boys School は、St. George's Streetを東に戻り、Kings Streetの角近くにあります。いかにも古そうな白っぽいレンガ造りで、1853年に創立されたパース最初の官営学校であり、オーストラリアで二番目に古い学校です。1977年にナショナルトラストにより往時の姿に修復され、現在は信託経営のReveley's Cafeになっています。天井も高いが、値段も多少は高いですが、古い建物の中の食事もたまには良いものです。

クロイスターズ 

クロイスターズThe Cloistersは、WA初の男子中学校として1858年に建造され、レンガ造りの特徴的な建築で、
当地の文化遺産のひとつに数えられています。St George's TerraceとKings Streetの角近くにあります。


バラックス・アーチ 

バラックス・アーチBarracks Arch には、1860年代の退役軍人開拓民の司令部がありましたが、現在はアーチのみ
残されています。St George's Terraceの西端にあり、Redの20番Freewayで降ります。


市内の他の見所 
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Queens Gardens

East PerthのHay StreetとPlain Streetの角にある小さな公園ですが、良く手入れされた花のほか、池にいろいろな種類の鳥がいて、いつでもわずかな人しかいないので、ベンチに座りのんびりできます。

「Queen's Gardensは1882年から1897年には粘土採取場として知られていて、ここで焼かれたレンガはTown Hall, St George's Cathedralなどに用いられた。1897年からパース市はユリの池に改造し1899年に East Perth Parkとして公開され、afternoon tea party の場所としてエリートの間で人気の場所になった。WA州100周年を記念してロンドンKensington Gardenのピーターパンの彫像のコピーが設置された」と看板にありました。

アラン・グリーン温室Allan Green Conservatory  

ピラミッドの形をしたガラスの建物で、WA州150年祭を記念してオープンし、熱帯と亜熱帯の植物が約1200種類育成されている温室です。

比較的小さな温室で、わざわざ遠くから行くほどのところではありません。無料ですので近くに来たときに寄ってみてはいかがでしょうか。Blue Catの18番Esplanadeで降り、南へ道路を渡ったところにあります。The Esplanade広場の北東端になります。

憲法センターConstitutional Centre
 

WA州の民主主義の歴史や、日常生活にどのように影響しているかを理解させるためのホログラムによる3次元などでの展示があります。West PerthのHavelock StreetとParliament Placeの角にあります。火曜―土曜日9:30am-4:40pm、日曜―月曜日12:30pm-4:30pm。 www.ccentre.wa.gov.au

王立劇場His Majesty's Theatre
 

WAオペラとWAバレーのホームグランド。1904年から開催されており、贅沢なエドワード王朝様式の外装で有名。
ロビー案内ツアーは月曜から金曜日の10am-4pmまで。劇場裏方ツアーは木曜1030am-12pmのみ。
Tel:9265 0900。Redの18番で降ります。

パース・コンサートホールPerth Concert Hall 

ウェスタン・オーストラリア交響楽団の正式ホールですが、他の催し物も行われます。このオーケストラはロンドンの5大オケで弾いてたプレーヤーが多くてなかなかのレベルで、また、このホールはオーストラリアで一番音響が良いそうです。St George's TerraceのIrwin StreetとVictoria Avenueの間にあります。西隣のGovernment Houseの良く手入れされた庭をのぞけます。スワン川側に小さなレストランカフェがあります。

パース現代アート会館 PICA 

PICA ( Perth Institute of Contemporary Arts )は現代アートの展示場です。パース駅の北側に面しているパース・カルチュラルセンターPerth Cultural Centreの西端にある現代アートの展示場。1階と2階があり、それほど広くないのでゆっくり見ても1時間もかかりません。火曜―日曜日11am-6pm。入場無料。 Tel: 9227 6144, www.pica.org.au


州図書館 State Library

パース駅の北側のパース・カルチュラルセンター Perth Cultural Centre にあり、WA博物館 Western Australian Museum の隣にあります。入ったところの東側にコインを入れて閉め、開けるとコインが戻るロッカーがあります。パースでロッカーは州と市の図書館以外に見たことありません。


パース市図書館 City of Perth Library 

居住者はもちろん旅行者も滞在場所を示しデポジットでA$20預けてカードを作れば利用できます。本、ビデオ、CD、新聞などが読めます。2アイテムを3週間借りられ、電話で延長も可能です。Hay Street の Barrack Street と Pier Street の間のLaw Chamberの地下にあり、Redの 13番 Town Hall East で降ります。月曜―金曜日9am-6pm、土曜日9am-12pmにあいています。Tel:9461 3581、 perth_library@sityofperth.wa.gov.au


Young Australia League  

1914-1918年に亡くなったメンバーを祈念して建てられた建物で、堂々とした暖炉やサイドボードがあるそうです。ツアー予約は 9325 5911 . Pier StreetとIrwin Street の間のMurray Street にあります。Redの 2番 Royal Perth Hospital か、1番 Murray St で降ります。



パース消防博物館 Perth Fire Station Museum  

1927年の Dennis 消防自動車を含む消防機器、ユニホーム、写真などを展示していた。06年4月に来たときは「2005年9月12日から2006年6月まで展示改装のため休む」との掲示があった。9月には建物の工事は終わっていて、なかなかおもむきのある建物が現れたが、博物館の方はやはりというか、パースでは当然というか、まだ改装中で、今度は「2007年まで」と書いてあった。今度は何月までと書いてないところに進歩のあとが見える。Murray Street と Irwin Street の角にあります。Redの 2番 Royal Perth Hospital で降ります。

Royal Perth Hospital Museum

Murray StreetのRoyal Perth Hospitalの中にある小さな博物館。木曜日9am-2pmにオープン。Redの2番Royal Perth Hospitalで降ります。

  

  

  

パース市周辺部の主な見所 
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バースウッドカジノ Burswood International Resort Casino 

総計123のギャンブルテーブルがあり、そのうち88はメインフロアに、残り35がメンバーとVIP専用としてエリート国際ルームにあります。

ビジターはブラックジャック、ルーレット、バカラ、ケノ、ポーカーなどで運試しができます。ルールの説明のボタンもありますが、当然英語です。ルビールームにはバーが4軒あり、幾つものラウンジや大きなステージ、ダンスフロアも完備しています。メインフロアの奥にカフェがあります。ここの両替所は換金率が良いとの話を良く聞きます。

完全禁煙で年中無休です。24時間オープンしています。標準的服装が必要で、ジーンズ、ゴムゾウリや、スニーカーでは入場できません。すぐ近くには、バースウッド・パークBurswood Park、ゴルフコースやバースウッド・ドームBurswood Domeがあります。

サウス・パースSouth Perth

スワン川岸の広々とした芝生の公園ごしに、川を隔てたパースのスカイラインを眺めると豊かな気持ちになれます。パースでは水を眺められる土地はとてつもなく高いので、ここに住んで毎日その気持ちを味わうためには大変な努力が求めらるでしょうから、せめて写真でもゆっくりごらんください。

 

Barrack Street の南端にあるバラック・ストリート・ジェティーBarrack Street Jettyからフェリーに乗って10分ほどでしょうか、South Perthに渡ります。桟橋PIER4にSouth Perth(Zoo) Ferryと表示があり、フェリーは桟橋の一番先端に横付けされます。車だと、Kwinana FWYでNarrows Bridge(スワン川がここで再び狭くなっているので The Narrows という)を渡れば数分でサウス・パースです。

Narrows Bridgeを渡ったところがサウス・パースの半島状に突き出たところ( Mill Pt と Point Belches )で、左右の領域が水上スキー Water Ski ができるエリアになっています。Mill Point の名の元になった風車は、Kwinana FWYの橋を渡ってすぐの東側に見えます。あまりにも小さくて見逃しそうですが。

サウス・パースを Mill Point RDを東側に行ったところが Town of Victoria Park 市、住宅地で、Causeway橋を渡ればパース市に戻れます。

パース動物園 Perth Zoo  

動物たちが生息する環境に合わせてthe African Savannah, The Asian Rainforest, The Australian Walkaboutとエリアが分けられていてわかりやすくなっています。オーストラリアにしかいない動物も多くお勧めです。最近は日本でも横浜のズーラシアのように檻の中ではなく自然に近い環境で動物を飼育していますが、ここでは広いこともあって、より自然の状態に近い形の動物を見ることができます。もっともきょろきょろしないと何処に居るのかわからないこともありますが。

バラック・ストリート・ジェティーBarrack Street Jettyの桟橋PIER4にSouth Perth(Zoo) Ferryと表示があります。対岸のJettyについてからメンズ・ストリートMends Streetを5分ほど歩き、交差点の斜め左のWindsor Parkの芝生を横切っていくと動物園の入り口があります。バスは30番、31番のSalter Point行きに、Wellington ST Bus Stnから乗り、City Busportの次ぎの次ぎ Labouchere RD Before Hardy STで降りると目の前です。乗れば約10分程度です。Adelaide TCEやSt Georges TCEからのバスは730番、731番ですが、City Busportで30番、31番と一緒になります。

約1500頭もの動物がいて、とにかく広いので8席のカートであるゼブラカーをチャーターするのも手です。一時間$10.、9am-5pm、年中無休。大人$16.入口で簡単に手に取った動物園内地図は有料でした。 Tel:9474 0444、 www.perthzoo.wa.gov.au

ワイヤレス・ヒル・パーク Wireless Hill Park

Canning HighwayでSouth Perth、Comoと通り過ぎ、Canning Riverを渡って、Applecrossの高そうな住宅街を眺め、McCALLUM Streetを入って、坂を登った高台にある。Wirelessの名前でわかるように元々無線の設備があったところで、今でもMuseumがある(予約 9364 0158, shope@melville.wa.gov.au)。ここには展望台が3個あるが、川に近いところからの眺めがとくにすばらしい。360度見渡せ、Swan River沿いに居並ぶ高級住宅地も目に付くが、やはりパースのスカイラインが美しい。

左端の写真で半島状に突き出たAttadaleのPoint Walter Golf Course の向こうにかすんでMosman Bay が見える。
真中の写真では、South Perth越しにパースのビル群がかすむ。右端は右手がComoの海岸で、左手はUWA(西オーストラリア大学)だろう。

丘を降りて、Canning Highwayを西に少し進むと、川沿いにTompkins Parkがある。クリケットの練習場で一面に芝生が広がる。丘から降りただけで川の向こうのパースが急に近くなる。雄大な自然の光景の中に、なぜこれほど人工的な高層ビルがマッチするのだろうか。

 

モンガー湖Lake Monger

 

  

パース市内からタクシーで10分程度。あるいは、ジュダラップJoondalup線のリーダビルLeederville駅からフリーウエイ沿いに北に歩いて、突き当たりを左手にLake Monger Driveを行くと、Lake Monger Reserve(芝生の公園)となり、さらに進むと、駅から約15分程度で湖の入り口に着きます。Mitchell FreewayとLake Monger Driveに挟まれたところになります。湖の周囲を回って、北側へ行くと、ここからは、パースのビルが湖越しに見えます。

パースのシンボルであるブラック・スワン黒鳥やさまざまな水鳥がいます。周囲3.5kmをぐるりと歩道が整備されていて、静かできれいな湖です。ただ、一時は、町の排水とごみ埋立地として使われていて、藻が繁殖し、ユスリカが異常発生していました。湖の土には高濃度な重金属が含まれていたそうです。最近のモンガー湖では、堆積物の池や、栄養素を取り除く水路を組み込むことにより、エコシステムが修復し、水質が改善し、水鳥や、湿地帯の生き物の良い生息地となっています。

湖畔に立つと餌をくれると思った黒鳥が寄ってきます。鳥に餌を与えないでくださいと書いてあるのだが、車で来た人がパンなど与えるのでかもめや鴨や黒鳥といったさまざまな鳥が集まって来ます。湖の北側の看板を良く見ると指定のところで売っている餌なら良いようですが、パンなどをやってはいけないので、手だけ出すと、黒鳥がどんどん集まってきます。大きいのがオスで、少し小さいのがメス、全体にまだグレーなのが今年生まれた子どもです。黒鳥は白鳥類に属し、長距離を飛べますが、オーストラリアに居座っており渡り鳥ではありません。

ビーチBeach 

通称サンセット・コーストthe Sunset Coastと呼ばれる一帯は、南はフリーマントルのPort beachから、北はHillarys beach marinaまで広がっていて、インド洋に面したマリンブルーの海、白い砂浜で、海岸線はどこでも絵葉書のようです。

そして何よりも市の中心から北へ車で20〜30分という近さが魅力。サンセット・コーストは、その名の通りインド洋に沈む夕陽が美しい。ぜひ一度、海岸線に並ぶカフェでのんびりと夕陽を眺めて過ごしてください。海に沈む夕日を見られるのはオーストラリアでは西オーストラリアWA州だけです。

WAは非常に紫外線がつよいところです。外出時は帽子と日焼け止めクリームを忘れないようにしてください。紫外線が強いパースで使う日焼け止めクリームはSPF30以上、PA++以上で、汗や水に濡れても効果が薄れないWater Proof Typeがお勧めです。また、海で泳いで良い区間が細かく区切られていて、写真にあるような赤旗と黄色旗で示される区間以外は危険です。監視員はこの区間しか見ていません。

コテスロービーチCottesloe Beach

 

コテスロー・ビーチはもっとも有名なビーチで、波が比較的穏やかで、子供さんもゆっくり海水浴を楽しめます。白い砂浜と紺碧のインド洋、直接ビーチに接しているThe Indiana Tea Houseという建物も絵になる光景です。海は紺碧と、あくまで青が混じり、ため息をつく美しさです。空も空気も、そして海も澄んでいるからこの色なのでしょう。突堤の向こう側には遠く、フリーマントルのロブスターのような形をした海事博物館WA Maritime Museumが見えます。

砂浜を見下ろすひな壇になった芝生にはぼんやり海やビーチを眺めてのんびりする人々が座っています。建物の裏側から入ると、無料のシャワーとトイレが利用できます。

パース市内から車で行くなら、Kings Parkの下を走るStirling HWYをFremantleの方へ走り、Eric Streetへ右折して突き当たりの海岸線を走るMarine PDEを左折します。その辺りがコテスロービーチCottesloe Beachですが、1kmたらず行くと道路の海岸べりに一つだけ建っている瀟洒な建物があり、周辺にホテルやカフェがある所に出ます。そこが良く写真にある場所で夏なら多くの人が海水浴をしています。
バスで行くなら、Wellington Street Bus Stationの11番ターミナルから102番に乗るか、City Bus PortのC1から102番のバスに乗りCottesloe Beachまで40分ほどです。二人以上なら、Family DayRiderのチケット&7.6(Transperthの一日券)を買うとお得です。CottesloeはZONE2で、一人3.1ドル、二人片道6.2ドル、往復で12.4ドル。2時間以内に戻らなければ、Family DayRiderがお勧めです。フリーマントル線のCottesloe駅から12,3分歩きでも行くことができます。

スカボロービーチScarborough Beach  

サーフィンやボディボードを楽しむなら、豪快に砕ける波を求めてサーファーが集まってくるスカボロー・ビーチです。オーストラリアでもっとも人気のあるビーチの一つです。非常にサーフィンに適していますが、しばしば荒い波と激しい潮が小さな子供や経験の少ない人には危険となります。

Joodalup線のGlendalough駅で降りて、400番のバスに乗るか、Stirling駅で降りて410番のバスに乗るか、Warwick駅で降りて423番のバスでWhitford City shoppingentre経由で、いずれも西に向かい終点がスカボロービーチScarborough Beachとなります。
パースからバスで行くなら、Wellington Street Bus Stationの400番のバスに乗りScarborough Beachまで、週日は15分毎、土曜は30分毎、日曜は1時間毎にでます。


シティビーチCity Beach  

Wellington St.沿いの81、84、85番バス停よりCity Beach行きで、約30分。車でパース市からなら、Cambridge StreetがOcean Driveになり、West Coast HYWを横切ってCity Beachに着く。けっこう波がありサーフィンをしている人もいる。

 

 

周辺部の他の見所

 
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サイテク・センターScitech and Horizon the Planetarium 

サイテク・ディスカバー・センターScitech Discovery Centreは科学と技術に興味を持ち参加させる施設で、数多くの物理の原理をわかりやすく面白く展示しています。子供も面白くいたずらする感覚で遊んでいます。

ホライゾン・プラネタニュームHorizon the Planetariumは、最新技術を用い360度のパースの夜空を見ることができます。星座の表示にも工夫が見られ、英語の説明がわかればより楽しめるのでしょう。

パース駅の西隣駅のCity West駅前のCity West複合施設の中にあり、Railway ParadeとSuterland Streetの角にあります。クリスマスを除いて毎日10am-5pmオープンしていて、ホライゾン・プラネタニュームHorizon the Planetariumは金曜と土曜の晩にオープンします。学校が休みでないときに行くことをお勧めします。

Scitch $12 (3pm以降$9), Horizon $8、両方入場で大人$15です。パースからCity West駅までの電車は無料。Tel:9481 5789, www.scitech.org.au  、www.scitech.org.au /horizon

西オーストラリア大学University of Western Australia


 

オーストラリアでもっとも有名な大学のひとつで、重厚で歴史ある建物、美しい庭園、Art Galleryがあり、一見の価値があります。市内観光のトラムも立ち寄る名所になっています。広く市民に公開されていて、ちゃんとビジターセンターまであります。

ピロリ菌を発見し2005年度ノーベル医学生理学賞を受賞したバリー・マーシャル教授とロビン・ウォーレン博士は西オーストラリア大学の教授と名誉教授です。明治乳業のCMで、UWAの前でしゃべっていたのがマーシャル教授でした。

Art Galleryは入場無料(寄付)で広々とした室内には誰もいませんでした。展示されているのは私にはわけのわからない現代美術ばかりで、ゲイジュツも長く苦闘の時代が続いているように思えました。

Kings Parkの南側に位置し、眺めの良いマチルダ湾Matilda Bayや アメリカンズカップに勝ったロイヤル・パース・ヨットクラブRoyal Perth Yacht Clubがすぐ近くにあります。



ハリソン島Heirisson IslandのカンガルーKangaroos

 

島は市の東端にあり、2つにわかれたCauseway橋の真ん中にあります。道から南側の林の中に入って行くと、カンガルーが逃げ出さないように金網がめぐらされています。北の端にドアーがありそこから中に入れます。オレンジ色の看板があり、カンガルーに餌をあげたり、かまわないこと。人懐っこく、慣れているが、突然攻撃的になることがあると注意書きがあります。Western Grey kangaroosの群れが島の南端の囲みの中にいて早朝や夕方が見つけやすいようです。真昼間に行った人は、藪の中まで探しましたが、そこいらじゅうの糞以外見つかりませんでした。

バースウッド Burswood Park  

バースウッドカジノ、ゴルフコースやバースウッド・ドームの傍にある公園で、花と芝生と、黒鳥の彫刻がある池があります。公園だけをとくに見に行くほどのものはありません。カジノなどのついでに息抜きしたらいかがでしょう。

Great Eastern HWYの北側は、1974年から赤道をへだてて緯度がほぼ同じことから姉妹都市の関係にあるの鹿児島市にちなんでつけられたKagoshima Parkになっています。ちなみに、WA州は1982年に兵庫県と姉妹盟約を結んでいます。Armadale線のBurswood駅から15分ほどで歩けます。

WACA Oval 

WACA:Western Australian Cricket Association Ground. 1893年にオープンして以来、クリケット以外にもフットボールや大規模な野外コンサートなどに利用されてきました。Hay Streetの西端のEast Perthにあります。 Tel: 9265 7222, www.waca.com.au

 

グローセスター Gloucester Park  

オーストラリア第一の馬車競争場です。Trotting Race 繋駕(けいが)競馬と呼ばれる、人が乗った簡単な二輪の馬具を馬に引かせ競争するレースです。昔の方はベンハーでチャールトン・ヘストンが乗って悪役と戦ったのを思い出してください。

金曜の夜に開催されます。臨時に週日の昼から行われることもあります。以下のホームページで確認ください。大晦日の夜、大体 23:40から20分間、ここでカウント・ダウンの花火が上がります。East Perthにあり、WACAクリケット場の北側にあります。入場は大人$8です。 Tel:9323 3555, www.gloucesterpark.com.au


ベルモント・レースコースBelmont Racecourse

Australian Turf Club(WATC)の経営する5月から10月の冬の間のレース場です。子供の遊び場所もそろっています。Armadale線のBelmont Park駅からフリーウエイを超えて直ぐですが、この駅はレースが開催されるときだけ電車が止まる駅です。バースウッドゴルフコースの北側にあります。車ではGraham Farmer FWYから行きます。 Tel:9277 0713、12pm-4:30pm、 www.waturf.org.au大人$8

アスコット・レースコースAscot Racecourse

Australian Turf Club(WATC)の経営する10月から5月まで夏の間のレース場です。 Tel:9277 0713、9am-5:30pm(第一レースは12:30pm)、大人$8. Great Eastern HWYをTonkin HWYの方向へ行く途中のGrandstand Roadにあります。   www.waturf.org.au

 

Bayswater Riverside Gardens

Swan川岸のBird sanctuaryとうたい文句のある公園です。ここも他の多くの公園のようにただただ芝生が続くだだっ広いだけのところですが、川岸は湿地になっていて鳥が多くいます。ちょうどAscot Racecourse(競馬場)の対岸にあたるところに、川に張り出した見晴らし所があって釣りをしていました。Swan川もこのあたりでは川らしい広さで両岸の木々、深みのある水色とゆったりとしたな流れが落ち着いた光景を作っています。パース市から少し離れていますし、わざわざ遠くから行くようなところでもありませんが、近くに行ったときに立ち寄ってはいかがでしょうか。Guildford Roadを東に行き、King William Streetへ右折したところにあります。

ハイドパークHyde Park

ハイドパークHyde Parkと言うとロンドンを思い出しますが、あんなに広々としている公園ではなく、湖の周りをぐるりとゆっくりまわっても30分程度でしょう。二つの湖があり、その中心に人が入れない島があり、数多くの水鳥が居て、湖畔の大木もなかなかの見ものです。

ご幼少のころならさっそくとびついて木登りしているでしょう。そういえば、こちらでは木登りする子供を見かけません。禁止でしょうか。時代でしょうか。湖畔を何周もウォーキングする人がいる一方、ベンチにパソコンと書類を広げて仕事する人もいる。早足でウォーキングする人はたいてい、「やらなくてもいいんじゃない」と言いたくなるスタイルだ。
観光的なものは何もありませんが、ベンチも数多くあるのでのんびりと鳥をながめたり、日陰で涼むのには最適です。

パース駅からWilliam Streetを北に1.5kmほど行ったWilliam StreetとVincent Streetにはさまれたところにあります。Blue CATの9番のTAFEで降りてWilliam Streetを歩いて行きましたが、町並みははっきり言って整頓されておらず、散歩にお勧めのコースではありません。ハイドパークHyde Park の東側のWilliam Streetから300mほど東を南北に走るBeaufort STにはいくつかのカフェなどが立ち並んでいます。歩いて行くならこちらの道をお勧めします。帰りはハイドパーク前からバスに乗ってパース駅西口まで出ました。2 Sectionで$1.3でした。

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パース見所 終わり