2006年9月30日夕(土曜日)

収穫祝い抜穂祭、「実り」は伊勢神宮に献納へ 男鹿市脇本

男鹿市脇本 収穫したコメを伊勢神宮に献納する本年度の「献穀田」に選ばれた男鹿市脇本の水田で29日、古式にのっとった「抜穂(ぬきほ)祭」が行われた。

 献穀の行事は平成2年の大嘗祭(だいじょうさい)で五城目町の水田が悠紀斎田(ゆきさいでん)に指定されたことを記念し、翌3年から県神社庁の13支部が持ち回りで開いている。

 今年は南秋田支部が担当。献穀田には同市脇本の下間俊雄さん(73)の水田20アールが選ばれた。抜穂祭では祝詞奏上などの神事に続き、すげがさをかぶった、かすりもんぺ姿の5人の女性がかまを使い稲を刈り取った。刈り取った稲は白丁(はくちょう)姿の男性がきれいに束ね、祭壇に奉納した。

 収穫されたコメは伊勢神宮で行われる神嘗(かんなめ)祭に献納されるほか、県内各神社の新嘗(にいなめ)祭などの行事にも使用される予定だ。

2006年9月30日昼(土曜日)

YS11が30日引退 唯一の国産旅客機、41年で

YS11が30日引退 唯一の国産旅客機YS11が、30日夕の沖永良部?鹿児島間の日本エアコミューター(JAC)便を最後に日本の定期航空路線から姿を消す。1965年の初就航から41年。日本のローカル路線を中心に、世界各地の航空会社でも導入され「丈夫で長持ち」と評された名機の引退を関係者は惜しむ。

 「国内には戦闘機の開発経験者しかおらず、旅客機の開発は苦労の連続だった」。こう振り返るのは59年4月、製造会社の日本航空機製造(日航製)に富士重工から出向し、設計を担当した鳥養鶴雄さん(75)。

 運航開始後も、湿気対策や手荷物入れの高さ調整など、航空会社から次々と出される要望に頭を悩ませた。「国産機育成のため、日航製と航空会社が一体になって取り組んだ。そんな時代だった」と懐かしむ。

 「大変だったという思い出ばかり」と話すのは、長年整備に携わったJAC整備部長の飼沼豊さん(59)。コンピューター化された新鋭機とは違い、整備士が5感を駆使しなければならないのがYS。「子どもと同じで、手の掛かる子ほどかわいい」。

 同社には、想定をはるかに超える7万時間以上を飛んだ機体もある。12月に定年を迎える飼沼さんは「こんなに長く飛ぶとは思わなかった。まさかYSと自分の引退が一緒になるとは」と、耐久性にあらためて驚く。

 最終フライトに乗り組む予定のJAC客室乗務員東村紀代子さん(41)は、初就航と同じ65年生まれ。「YSは低い高度を飛ぶので揺れる半面、景色がよく見えた。お客さまにも好評で、特に桜島には皆さん大喜びでした」

 JACが徳島、松山、高知、福岡、鹿児島の5空港を定期便で運航した最後のYSは2機。機体は10月以降、フィリピンに輸出され、引き続き使用される予定。

 YSの引退で「皆で一緒にトラブルに対処した苦労の思い出が消えていってしまうようだ」と話す鳥養さん。「赤字で日航製の解散が(70年代に)決まった時、歯を食いしばって続けていれば、後継機ができていたかもしれない」と悔しさをにじませた。

2006年9月30日朝(土曜日)

秋田駅前に国体PRモニュメント完成 本大会開幕まであと1年

本大会開幕まであと1年 秋田わか杉国体本大会開幕のちょうど1年前となる29日、秋田市のJR秋田駅東口駅前広場に秋田杉をモチーフとした国体PRモニュメントが完成し、現地でセレモニーが行われた。

 モニュメントには、廃棄物の減量化とリサイクル商品の認知度を高める狙いで県が16年度から取り組んでいるリサイクル製品認定制度を活用。秋田杉の間伐材を腐りにくく加工して作ったスギ飾り3基、建築解体材や廃プラスチックを細かく砕き混合した建材を使った花壇などがお目見えした。

 セレモニーには付近住民や秋田東幼稚園の園児など約200人が出席。寺田典城知事が「来年のきょうが国体の開幕日。環境を大事にしながら、国体を迎えたい」とあいさつ。続いて、寺田知事や園児らがくす玉を割り、完成を祝った。

2006年9月29日夕(金曜日)

コスモス咲き誇り見ごろ 秋田市、思い思いに秋の風情味わう

コスモス咲き誇り見ごろ コスモスは、平成16年に地域のNPOが植栽したもの。同市八橋から寺内にかけての約1・5キロの区間の遊歩道沿いに、ピーク時には約15万本が花を咲かせるという。つぼみも多数あり、見ごろはまだまだ続きそうだ。

 好天の下、訪れた人たちは足を止めてじっくり観賞したり、コスモスをバックに写真を撮ったりと、思い思いに秋の風情を味わっていた。散歩によく訪れるという近所の高橋晋平さん(76)、キヨさん(69)夫婦は「まだまばらな部分もあるけれど、きれいな花を眺めながらの散歩は本当に心地よくて癒やされます」と話していた。




2006年9月29日昼(金曜日)

“大壁画”スギッチ制作 金足農高生、草花で県営陸上競技場に

草花で県営陸上競技場に 29日に秋田市雄和の県営陸上競技場で開幕する秋田わか杉国体の陸上競技リハーサル大会(東北高校新人陸上競技選手権大会)に合わせ、金足農高生物資源学科の2、3年生が草花で描いた同国体マスコット「スギッチ」の“大壁画”を制作、27日に同競技場正面入り口脇に設置した。

 県外から訪れる選手、関係者に秋田国体をPRするとともに学校間の交流の輪を広げる狙い。県国体・障害者スポーツ大会局の呼び掛けで、農業系学科のある県内6高校が栽培した花で各リハーサル大会会場に彩りを添えており、今回が4校目。

 同校の作品は高さ、幅ともに約3メートルとこれまでで最大級。木枠に実習施設で栽培したベゴニアやオリヅルランなど4種類のポット約1600個をはめ込み、右手にトーチを持ったスギッチを描いた。







2006年9月29日朝(金曜日)

「恵みの雨」が豊漁呼ぶ 鮎川川でアユのヤナ漁が盛期

鮎川川でアユのヤナ漁が盛期 川の一部をせき止めて産卵のため下ってくるアユを捕獲するヤナ漁が、由利本荘市東鮎川の鮎川川で盛期を迎えた。

 今月1日から始まったヤナ漁はこれまで、水不足の影響で川の水位が上がらず、捕れたのはごくわずか。しかし、27日に降った“恵みの雨”で28日早朝から正午までに約2500匹、230キロ余りの水揚げがあった。

 昨年から始まったヤナ漁は鮎川ヤナ組合の組合員12人が行っている。昨年は9月1日から10月31日までの2カ月間で350キロ程度の水揚げだったが、今年はわずか半日で昨年の半分を上回る水揚げを記録。魚体も小ぶりだった昨年よりもはるかに大型で、平均して25センチ前後。一番の“大物”は29センチもあった。

 「量、型ともこれまでで最高だ。今後も天候次第だが、大いに期待できそうだ」と組合員の熊谷典夫さん(59)も豊漁に口元が緩んでいた。







2006年9月28日昼(木曜日)

チームの躍進喜ぶ新庄 プロ入り時の63でプレー

チームの躍進喜ぶ新庄 27日に札幌ドームでレギュラーシーズンの1位通過を決めた日本ハムの新庄剛志外野手の表情には充実感が漂っていた。稲葉篤紀、森本稀哲両外野手と抱擁を交わし「西武、ソフトバンクが勝ち進んだ中で、これだけ盛り上がったのがうれしい」とチームの大躍進を喜んだ。

 今季限りでの引退を表明した新庄にとって、この日が現役最後となるレギュラーシーズンの試合だった。背番号はいつもの1ではなく63を身につけた。1位通過がかかった大事な試合で、1990年にプロ入りした際に身につけた思い出深い背番号で出場することを決めていた。

 試合後には、17年間のプロ人生を映像で振り返る引退セレモニーも行われ「悔いはない。すごく楽しめました」。だが“新庄劇場”はまだ終わっていない。早くも気持ちはプレーオフ後の日本シリーズに向かっている。「できたら、名古屋の人には申し訳ないが、甲子園でしたいかな」と新庄らしく会見を締めくくった。








2006年9月28日朝(木曜日)

炭火できつね色に、新米「たんぽ」作り始まる 秋田市の料亭

秋田市の料亭 新米が出回る時期になり、きりたんぽ鍋の季節を迎えた中、秋田市大町の料亭「濱乃家」は27日、新米のたんぽ作りを始めた。かすりの着物姿の仲居さんたちが、いろりのまわりに座り、創業当時の方法で焼き上げた。

 臼でコメの形が完全になくならない程度の三分づきにした後、秋田杉の棒につけ、まくし台という台の上で成形。煮崩れを防ぐために塩水に浸してから、いろりの炭火で三方をこんがりきつね色に焼き上げると、周囲には香ばしいにおいが漂った。

 この料亭では、きりたんぽセットの通信販売もしており、11月から12月にかけてのピーク時には1日1万本近く作るという。










2006年9月27日夕(水曜日)

きりたんぽシーズンイン、稲刈り通してPR 「発祥の地協議会」

きりたんぽシーズンイン 鹿角市の十和田小学校(吉成博雄校長)の学校田で26日、同市の観光アシスタント「鹿角三姫」らが児童たちと一緒に稲刈りを行った。きりたんぽの食文化伝承と普及を目指す「発祥の地 鹿角きりたんぽ協議会」(岩船勝広会長)が発足して初めて実施したイベントで、稲刈りをしながら出来秋を実感するとともに、「きりたんぽシーズンイン」をアピールした。

 同協議会は、飲食業者や市民有志らが参加し7月に発足。今回は、きりたんぽのシーズン幕開けをアピールするため、同校の協力を得て恒例の稲刈り行事に加わった。

 この日は、紺がすりにもんぺのおばこ姿に身を包んだ「鹿角三姫」の折戸めぐみさん、田村葵さん、そして「発祥の地」をPRするキャラクター「たんぽ小町ちゃん」が、5年生児童67人と一緒に稲刈りを行った。地元農家から提供された同校の10アールの学校田で、児童らは鎌を使いながら、丁寧に稲を刈り取っていった。

2006年9月27日昼(水曜日)

被害総額は約460億円 台風13号で九州・沖縄

台風13号で九州・沖縄 台風13号による九州・沖縄8県の被害総額が各県の集計で460億円近くに達することが27日、分かった。イネなどを中心に、農林水産関係で大きな打撃を受けた。調査は継続されており、額はさらに増える見込み。

 最も被害額が大きいのは佐賀県。総額は約182億円に上り、うち農林水産物が約105億円を占めた。塩害などイネの被害は約66億円に達し、ニワトリ約1万5000羽が圧死するなどした。

 長崎県は総額約139億円。農作物被害のほか、長崎市の三菱重工業長崎造船所のクレーンが強風で倒れたり、学校100校以上でガラスが割れた。

 福岡県の農林水産関係は約83億円の被害が確認された。うちイネは約43億円、キウイやナシなどの果樹が約12億円だった。

 国内最大級の竜巻が延岡市で発生、店舗や工場などが被災した宮崎県では被害を集計中。担当者は「10?20億円ぐらいの規模ではないか」とみている。

 大分、沖縄両県は農林水産関係だけでそれぞれ10億円規模の損害を被った。大分県でイネが倒れたり塩害が出たほか、ナシの落下など農作物関連は約8億円。沖縄県はサトウキビやパイナップルなど約7億円の被害が出た。

 熊本県もメロンやナシなど農業関係に被害が集中。同県や鹿児島県では防波堤や護岸のコンクリートが壊れるなどの被害も大きく、鹿児島県危機管理防災課は「今回の台風は風が強く、沿岸部分での被害が大きかった」と話している。

2006年9月27日朝(水曜日)

湯沢市出身の菅氏が総務大臣に就任 地元では何度も「万歳」

第90湯沢市出身の菅氏が総務大臣に就任 26日発足した安倍内閣で、湯沢市秋ノ宮出身の菅義偉(よしひで)氏(57)=神奈川2区=が初入閣を果たし、総務大臣に就任した。

 父母が暮らす同市秋ノ宮字堰ノ口の実家には、午後3時ごろから近所の人たちが続々と訪れ、「古里のために頑張って」と地元からの大臣誕生を祝った。

 午後2時半ごろ、菅氏から実家に電話が入った。「お母さん、決まった」。母タツさん(85)は「おめでとう、待ってたよ」と答えると電話が切れたという。父の和三郎さん(88)は「いつも一言で切れてしまうから」と笑顔を見せた。

 同4時5分、首相官邸に入る菅氏がテレビに映し出されると、集まった人たちから拍手がわき起こった。間もなく総務大臣就任が伝えられ、何度も「万歳」の声が上がった。

2006年9月26日夕(火曜日)

第90代首相に安倍晋三氏 初の戦後生まれ、52歳

第90代首相に安倍晋三氏 自民党の安倍晋三総裁(52)は26日午後、衆院本会議の首相指名選挙で、第90代、57人目の首相に選出された。初の戦後生まれで、戦後最年少。同日夜に自民、公明両党連立の安倍内閣を発足させる。

 安倍内閣は、財政再建や社会保障財源としての消費税率引き上げ、中韓両国との関係改善などが大きな課題。この日召集された臨時国会では、インド洋で米軍艦船などに給油支援するためのテロ対策特別措置法延長の改正案や教育基本法改正案の成立を最優先に取り組む。

 10月には衆院神奈川16区と大阪9区の補選、11月に沖縄県知事選と選挙が続き、来年4月に統一地方選、来夏には与党過半数維持をかけた参院選を控えている。民主党は対決姿勢を強めていくのは確実で、国会攻防も激しくなりそうだ。

 安倍氏は参院本会議でも首相に選出。直ちに首相官邸で組閣作業に着手、同日夜に皇居で首相の任命式、閣僚の認証式が行われる運びだ。これに先立ち、小泉内閣は午前の臨時閣議で総辞職、5年5カ月の政権に幕を閉じた。

2006年9月26日昼(火曜日)

ムクドリの大群が街路樹“占拠” JR秋田駅西口広場

JR秋田駅西口広場 JR秋田駅西口広場の街路樹が、ムクドリの大群に“占拠”されている。毎日夕方になると、どこからともなく集まっては一帯をにぎやかな鳴き声で包み込みながら、大量のふんを落としている。行政の放逐作戦も手づまり状態で、対策に頭を抱えている。

 秋田市公園課によると、ムクドリは毎年7月末ごろから、夕方の時間帯に集まってくる。その数は数千羽といわれるが、正確な数は不明。4、5年前から飛来が目立ち始めたという。

 騒々しいだけでなく、落ちてくるふんの量が半端ではない。長さ約50メートルの歩道と、横を流れるせせらぎ水路は一面がふんだらけ。歩道にはベンチが設置されているが、いつ“爆撃”されるか分からない中では、一休みする人の姿もない。

 市は定期的にケヤキをせん定しているが、間が空くために根本的な対策にはなっていない。委託した清掃業者が週1度行う水路清掃と、市職員が月2回行う通路の清掃などの後始末が精いっぱいだという。

 冬が近づくと暖地に移動するムクドリだが、年によって時期はまちまち。今年はまだ大量に残留している。同市によると、今のところ、市民から被害があったという連絡はないが、同課は「何か効果的な対策があれば教えてほしい」とお手上げの状態だ。

2006年9月26日朝(火曜日)

能代が30年ぶりV 県秋季高校野球、大曲工に東北出場権

県秋季高校野球 県秋季高校野球 第58回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、秋田魁新報社など後援)最終日は25日、横手市のグリーンスタジアムよこてで第3代表決定戦と決勝を行った。秋田中央?能代の決勝は、初回に4点を先制し、試合の流れをつかんだ能代が強打の秋田中央を完封で下し、30年ぶり2度目の優勝を飾った。第3代表決定戦は大曲工が経法大付に競り勝ち、東北大会の出場権を獲得した。

 来春のセンバツにつながる秋季東北地区高校野球大会は10月6日から10日まで福島市のあづま球場などで行われ、能代、秋田中央、大曲工が出場する。

 ▽決勝
秋田中央 000000000|0
能  代 40001100×|6

 ▽第3代表決定戦
大 曲 工 000201000|3
経法大付 100000001|2


2006年9月25日夕(月曜日)

夢求め、宝くじファンら行列 オータムジャンボ発売

オータムジャンボ発売 最高賞金が1等と前後賞合わせて2億円の「オータムジャンボ宝くじ」(新市町村振興第511回全国自治宝くじ)が25日、県内127カ所の売り場をはじめ、全国で一斉に発売された。

 このうち、秋田市広面のスーパーにある売り場では、発売開始の午前10時までに宝くじファンら約40人が列をつくった。50枚を買い求めた秋田市土崎港の主婦(44)は「ジャンボ宝くじは毎回買っている。当たったら、母親や子どもと一緒に旅行に行きたい」と話していた。

 当せん本数は、1等(1億5000万円)と2等(1000万円)がそれぞれ26本、1等の前後賞(2500万円)が52本、3等(100万円)が260本など。1枚300円で、発売は来月13日までだが、売切れ次第終了となる。







2006年9月25日昼(月曜日)

「貴重な経験できた」 十文字映画塾のオール秋田映画撮影完了

十文字映画塾のオール秋田映画撮影完了 脚本や出演など、すべて県民が務める十文字映画塾の映画「浴衣と三味線と花火」の撮影が24日、横手市山内の鶴ケ池公園でクランクアップした。撮影は約1カ月間にわたって同市内各所で行われ、市民30人もエキストラ出演した。

 最終日は、市内2カ所で3シーンを撮影。講師として映画「ヨコハマメリー」の監督・中村高寛さん、プロデューサー・白尾一博さんの2人が指導に当たった。

 脚本・監督を務めた山谷康幸さん(23)=会社員、秋田市=は「大変だったけど、今は楽しかったという思いの方が強い。プロの映画関係者や世代が違う人たちと1つの作品を作るという貴重な経験ができた」と振り返った。

 映画は、それぞれ心の傷を抱えた男女が偶然、花火の夜に出会うという物語。この後約1カ月かけて編集作業を行い、来年2月の十文字映画祭で上映される。

2006年9月25日朝(月曜日)

会場に軸などの力作搬入、アトリオン 秋田書道展30日開幕

秋田書道展30日開幕 第69回秋田書道展(秋田魁新報社主催)に出品する軸・額装の作品搬入が24日、秋田市のアトリオンで行われた。

 この日受け付けたのは一般一科、二科と、小・中学生、高校生(以上条幅のみ)の軸・額装で、一般一科376点、二科281点、小・中学生、高校生の条幅445点だった。

 既に搬入済みの小・中学生の半紙2307点と合わせて募集総数は3409点。昨年より121点少ない。審査は25日から27日まで行われ、各部門の入賞・入選が決まる。

 同展は今月30日から10月4日まで、アトリオンと県立美術館で開かれる。午前10時?午後5時まで。入場料は一般500円、小・中生と高校生200円。

2006年9月24日夕(日曜日)

太陽観測衛星を打ち上げ 最後のM5ロケット

最後のM5ロケット 宇宙航空研究開発機構は23日午前6時36分、太陽観測衛星を搭載したM5ロケット7号機を、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた。ロケットは太平洋上で衛星を予定の軌道に投入、打ち上げは成功した。

 宇宙機構は、太陽物理学の新しい時代の幕を開けるとの期待から「ひので」と命名した。日本として3基目の太陽観測衛星で、約3週間かけて高度約630キロまで上昇し、11月ごろから本格的な観測を始める。

 M5ロケットはコスト高から廃止が決まっており、今回が最後の打ち上げだった。2000年にノズルが破損し打ち上げに失敗した4号機を除き、7機中6機が成功したことになる。同機構は今後、M5より小型で費用が安い後継のロケットの開発を進める方針。

 打ち上げ後、宇宙機構の間宮馨副理事長は「最後の打ち上げで有終の美を飾れた。今後はいかに低コストで国際競争力を持つロケットをつくるかが重要だ」と話した。

 ひのでは、英米両国と共同開発した可視光とエックス線、紫外線をそれぞれとらえる最新鋭の3望遠鏡を装備。太陽の磁場などを詳しく観測し、最も外側の大気層であるコロナが数百万度にも達する仕組みの解明などに挑む。

 衛星は細長い形で全長約4メートル、太陽電池パネルの幅は約10メートル、総重量は約900キロ。1年のうち約8カ月間は連続して太陽をとらえることが可能で、最低3年間は観測を続ける予定だ。

2006年9月24日昼(日曜日)

聴衆魅了し、高橋さん(大館市)最優秀賞 生保内節全国大会

生保内節全国大会 第21回生保内節全国大会は最終日の23日、仙北市田沢湖生保内の市民会館で一般の部の準決勝、決勝を行い、大館市の大学生高橋歩惟さん(19)が最優秀賞を受賞した。中学生以下の年少の部は秋田市の岩見三内中3年、山上衛さん(14)が最優秀賞に選ばれた。

 一般の部は、前日の予選を通過した60人が準決勝に出場し、そのうち10人が決勝に進出。伸びやかな声や、渋い節回しで詰め掛けた聴衆を魅了した。

 そのほかの受賞者は次の通り。

 【一般の部】▽優秀賞=浅野江里子(秋田市)、浅野晴香(同)、佐藤良雄(にかほ市)、三浦九十九(由利本荘市)▽敢闘賞=冨岡沙樹(仙北市)、青木強(仙台市)、浅野恵子(秋田市)、近藤みつ子(仙北市)、大川あけみ(秋田市)

 【年少の部】▽優秀賞=倉田珠衣(大仙市)、小松博美(仙北市)、高橋大成(由利本荘市)




2006年9月24日朝(日曜日)

家族連れら先祖の霊を供養 秋の彼岸、墓前に花などを供える

秋の彼岸、墓前に花などを供える 秋の彼岸の中日に当たる23日、県内はさわやかな秋晴れとなり、各地の寺院には家族連れや年配の夫婦が墓参りに訪れ、先祖の霊を供養した。

 秋田市の各寺院には、早朝から墓参りに訪れる人々の姿が見られた。墓石を水で清めたり、花や果物などを供えた後、墓前で静かに手を合わせていた。

 妻と孫の3人で同市旭南の寺院に訪れた男性は「先祖と対話をする時間を持つのはいいこと。でも今回は、好天と休日が重なったためか、墓参りに来る人が幾分少ないようだ」と話していた。










(秋分の日) 2006年9月23日夕(土曜日)

秋の実り「たわわ」に リンゴ収穫作業進む、秋田市の果樹園

秋田市の果樹園 秋田市雄和の果樹園で、たわわに実ったリンゴの収穫作業が青空の下、連日行われている。

 収穫をしているのは、同所種沢の種沢果樹組合(伊藤敬一組合長)のリンゴ園。8月末に始まった「さんさ」や「つがる」は終盤を迎え、これからの収穫は「姫神」が中心。広い園内では、組合員たちが一つ一つ色合いを確かめながら手際よくもぎ取ると、大きなかごはたちまち満杯になっていく。

 もぎ取りを楽しめる観光果樹園としても知られている同園では、来月8、9日に「リンゴまつり」を開催。これからの時季は、周辺の幼稚園などの団体客などでにぎわいを見せる。










(秋分の日) 2006年9月23日昼(土曜日)

「新たな感動与えてほしい」 TDK野球部に市民栄誉賞贈呈

TDK野球部に市民栄誉賞贈呈 第77回都市対抗野球大会で優勝したTDK硬式野球部へのにかほ市市民栄誉賞贈呈式が22日、同市役所象潟庁舎で行われた。

 式には同野球部から船木千代美監督、川本大主将、神吉啓文コーチ兼マネジャーが出席。市民や市議、市職員ら約120人の前で、横山忠長市長が船木監督へ賞状などを手渡した。

 横山市長は「初心を忘れずに精進し、全員野球で新たな感動を与えてほしい」とあいさつ。船木監督は「今回の優勝を誇りに日々努力したい。おごらず、いつものスタイルで一戦一戦必勝と思っている。これからもよろしくお願いします」と述べた。

 昨年10月の合併後、同市が市民栄誉賞を贈呈するのは今回が初めて。

(秋分の日) 2006年9月23日朝(土曜日)

世界屈指の右腕・上野が登板 由利本荘市で全日本女子ソフト開幕

全日本女子ソフト開幕 秋田わか杉国体のリハーサル大会となる「第58回全日本総合女子ソフトボール選手権大会」(日本ソフトボール協会主催)が22日、由利本荘市内3会場で開幕した。

 女子世界選手権(8月27日?9月5日・北京)で準優勝した日本代表17人全員が、それぞれの所属チームから出場、球場は多くの愛好者やファンらでにぎわった。

 メーン会場の市ソフトボール場第1試合には、日本代表エースの上野由岐子を擁する前回覇者の日立&ルネサス高崎(群馬)が登場。先発上野が3回を完ぺきに抑える堂々のピッチングを披露、打線もこれに応え三洋島根(島根)に快勝した。400席の仮設スタンドは満員。フェンス際にも多くのファンが陣取り、世界屈指の右腕に熱い視線を送っていた。







2006年9月22日夕(金曜日)

釣果に歓声、投網漁や投げ釣りでにぎわう 秋田市の雄物川河口

秋田市の雄物川河口 秋田市の雄物川河口付近の新屋浜で、投網漁や投げ釣りを楽しむ人たちでにぎわいを見せている。

 投網漁は、波打ち際近くに群れる小魚などを狙うもの。この時季は、体長20センチ前後のサヨリのほか小アジなどが捕れている。「慣れるまでは大きく網を広げるように操れない。きょうはあまり捕れないようだ」と近くからきた会社員。それでも小型のクーラーボックスは満杯になっていた。

 また、投げ釣りによるキスやルアーによるスズキ、フッコ狙いも人気。釣果のたびに歓声が上がっていた。










2006年9月22日昼(金曜日)

秋田駅前で450人が事故撲滅誓う 秋の交通安全運動スタート

秋の交通安全運動スタート 秋の全国交通安全運動が21日、スタートした。秋田市の秋田駅前買い物広場で、県中央集会(県、県警など主催)が開かれ、参加した約450人が交通事故撲滅を誓い合った。高齢者の交通事故防止を基本目標に、30日までの10日間、県内各地で多彩な運動を展開する。

 中央集会では、県警の杵淵智行本部長が「相次ぐ死亡事故を受け、飲酒運転の根絶が全国の新たな重点目標として掲げられた。今回の運動を契機に県民と協力し、交通事故のない安全な秋田をつくりたい」とあいさつ。

 集会後は「交通安全ふれあい広場」が設けられ、聖園学園短大付属幼稚園の園児約40人が「手のひらを太陽に」など2曲を元気に歌い上げたほか「酒酔い体験ゴーグル」の着用体験などが行われた。

 基本目標とは別に、運動の重点項目として▽夕暮れ時の交通事故防止▽シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽飲酒運転の徹底追放?の3つを掲げている。

2006年9月22日朝(金曜日)

能代、秋田中央ともにコールド発進 秋季高校野球県大会

秋季高校野球県大会 第58回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、秋田魁新報社など後援)第1日は21日、横手市のグリーンスタジアムよこて、大仙市の大曲球場で1、2回戦計4試合を行った。

1回戦では鷹巣農林、秋田西がそれぞれ接戦をものにし、初戦を突破。2回戦では能代、秋田中央がともに序盤から畳み掛け、コールド勝ちした。22日は2回戦残り6試合を行う。

 ▽1回戦
鷹巣農林 300031000|7
横手清陵 220002000|6

西 仙 北 110010000|3
秋 田 西 30000010×|4

 ▽2回戦
秋田中央 71420|14
横  手 20100| 3
(5回コールドゲーム)

湯沢商工 0001001|2
能  代 4200012x|9
(7回コールドゲーム)

2006年9月21日夕(木曜日)

各地区代表18校が力強く行進 秋季高校野球県大会始まる

秋季高校野球県大会始まる  第58回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、秋田魁新報社など後援)が21日、横手市のグリーンスタジアムよこて、大仙市の大曲球場で開幕した。県北、中央、県南の各地区代表18校が出場し、25日までの5日間、来春のセンバツにつながる秋季東北地区高校野球大会(10月6?10日・福島市あづま球場ほか)の出場権を懸けた熱戦を展開する。

 午前9時から横手市のグリーンスタジアムで行われた開会式では、昨年優勝の秋田商に続き、各校が組み合わせ番号順に力強く入場行進した。

 最後に秋田中央の杉沼慶主将(2年)が「全県から集う高校球児の熱い思いを白球に託し、すべての人に感動と希望を与える大会にする」と、堂々と宣誓した。

2006年9月21日昼(木曜日)

幹事長に麻生氏か中川氏 安倍新総裁が人事検討

安倍新総裁が人事検討 自民党の新総裁に選出された安倍晋三官房長官(51)は20日、幹事長ら党3役と閣僚の人事に向け、本格的な検討に着手した。今回の総裁選で136票を獲得した麻生太郎外相を主要ポストに起用する考えとされ、幹事長起用か外相留任を軸に調整を進める方向。幹事長には中川秀直政調会長を推す声も強く、今回総裁選の党内の反応を見極めながら最終判断する。「麻生幹事長」の場合は、中川氏は政調会長続投の見通しだ。

 また、新たに安倍氏勝利に尽力した尾身幸次元科学技術担当相、山本有二党経理局長らの入閣が有力になった。

 安倍氏は党本部で記者会見し、26日の組閣に先立ち、25日に新執行部を決めると表明。臨時国会では教育基本法改正案と、インド洋で米軍艦船などに給油支援するためのテロ対策特別措置法延長の改正案成立を最優先する方針も表明した。

 一連の人事に関しては「老壮青のバランスのとれたチームにしたい」と強調し、テレビ番組で「派閥の推薦を受けて決めることはしない。すべて私1人で決めていきたい」と述べた。北朝鮮による日本人拉致問題を担当する閣僚または首相補佐官を新設する意向も明らかにした。

 一方、麻生氏は入閣や党3役の要請があった場合の対応を記者団に問われ「党所属議員として与えられた職務、仕事に万全を期す」と前向きな姿勢を示した。

 閣僚人事では、甘利明元労相の経済産業相起用が浮上しているほか、公明党枠は冬柴鉄三幹事長の国土交通相での登用を軸に調整することになりそうだ。

 官房長官ポストには、安倍氏に近い石原伸晃前国土交通相、塩崎恭久外務副大臣のほか、与謝野馨経済財政担当相、森派の町村信孝前外相、細田博之前官房長官らの名前が挙がっている。

2006年9月21日朝(木曜日)

兵庫国体での活躍誓う 県選手団結団式、32競技に出場へ

兵庫国体での活躍誓う 30日から兵庫県で開かれる第61回国民体育大会「のじぎく兵庫国体」に出場する本県選手団(団長・蒔苗昭三郎県体協会長)の結団式が20日、秋田市の県立武道館で開かれた。選手、役員など約360人が参加し、本番での活躍を誓った。本県選手団は37競技のうち32競技に出場し、総勢は587人。

 同市内のスポ少や秋田商高生、一般観客ら約1000人が来場。蒔苗会長が「TDKの都市対抗野球優勝や、秋田市出身の小松由佳さんが日本人女性で初のK2登頂に成功するなど、国内外での活躍が皆さんを後押ししている。来年の秋田わか杉国体を見据え、この1年間の成果をいかんなく発揮されることを願う」とあいさつした。

 団旗が蒔苗会長から旗手の佐々木光彦(弓道成年男子、由利本荘市役所)に手渡され、選手を代表してソフトテニス成年女子の新井麻理子(県体協)が「これまで鍛え上げてきた『心技体』を十二分に発揮し、正々堂々と秋田県のために戦う」と誓いの言葉を述べた。

2006年9月20日夕(水曜日)

大型トラックと乗用車が衝突、能代市の国道 男性1人が死亡

大型トラックと乗用車が衝突 20日午前零時40分ごろ、能代市二ツ井町荷上場の国道7号で、同市二ツ井町、会社員鈴木裕和さん(26)の乗用車と、青森県階上町大字道仏、会社員榊志津子さん(34)の大型トラックが衝突、鈴木さんは外傷性ショックで即死した。榊さんは左足骨折の重傷。

 能代署の調べでは、鈴木さんの車が大館市方向から能代市方向へ走行中に対向車線に進入、榊さんの大型トラックと正面衝突した。

 現場は片側1車線の見通しの良い直線道路。事故原因は調査中。

2006年9月20日昼(水曜日)

「ハチ公」19年ぶり帰郷へ 県立博物館にはく製展示

「ハチ公」19年ぶり帰郷へ 大館市生まれの秋田犬「ハチ公」のはく製が、11月に県立博物館(秋田市金足)で展示される。

 はく製を所蔵する国立科学博物館(科博、東京・上野)と県立博物館による共同展のメーンとなる。本県でのハチ公のはく製の公開は19年ぶり。

 大正12年11月生まれのハチ公は、都内で大学教授に飼われ、教授が死去した後も渋谷駅前で帰宅を待ち続け、忠犬として全国的に有名となった。昭和10年3月に死んだ後は、はく製となって科博本館に常設展示されてきた。本館は現在改修工事中のため、はく製は新宿分館の収蔵庫に一時保管されている。

 共同展は11月中旬から12月中旬までの開催予定で、ハチ公に関する資料展示や講演、科博が所蔵するニホンオオカミの骨格標本の展示なども予定されている。







2006年9月20日朝(水曜日)

昔の遊び道具や茶の間の様子を再現 秋田市・赤れんが郷土館

秋田市・赤れんが郷土館 秋田市大町の赤れんが郷土館で、企画展「体験できるむかしの暮らし道具」が開催されている。戦後から現代にかけて家事や遊びの中で使われてきた道具105点を展示、暮らしの移り変わりをしのばせている。

 子どもたちに祖父母や父母らの時代と自分たちの時代とを比較してもらうことが同展の狙いの一つ。会場にはダイヤル式の黒電話とタッチパネルで操作するIP電話、洗濯板と自動洗濯機などが並び、道具の“進化”の様子が見て取れる。

 また、入り口正面には昭和20年代の茶の間の様子を再現。ちゃぶ台が置かれ、壁ではぜんまい仕掛けの時計が時を刻み、いろりの上には自在かぎもつるされているこの部屋を、見学に来た小学生らが興味深そうに見入っていた。

 11月26日まで。開場は午前9時半から午後4時半まで。入場料200円(中学生以下無料)。9月29日、10月2日は休館。







2006年9月19日夕(火曜日)

久しぶりの味に行列 県内の吉野家でも牛丼限定販売

久しぶりの味に行列 牛丼チェーンの吉野家ディー・アンド・シー(東京)は18日、全国の約1000店舗で牛丼約100万食を限定販売した。牛丼の販売は16年2月の販売休止以来、国内在庫による昨年2月の限定販売を除けば約2年7カ月ぶり。秋田市などにある県内6店舗でも、復活を待ちわびた牛丼ファンが列をつくった。

 このうち、吉野家秋田川尻店(秋田市川尻)では1200食を用意。午前9時半ごろから列ができ始め、販売開始の同11時には約40人が並んだ。店内は久しぶりに牛丼を楽しむ人でにぎわったほか、持ち帰りの客も目立った。

 午前10時半過ぎから並んだという秋田市の会社員の男性(30)は「販売休止前には、よく食べていた。久しぶりだったが、とてもおいしかった。今回は一日だけだが、本格的な販売再開が待ち遠しい」と話していた。

2006年9月19日朝(火曜日)

わか杉国体盛り上げよう 大館市で開催1年前イベント

わか杉国体盛り上げよう 秋田わか杉国体と秋田わか杉大会を盛り上げようと、「開催1年前・県民総参加運動推進大会」(県、大館市、北秋田市、上小阿仁村共催)が18日、大館市樹海体育館で開かれ、大館北秋一円から家族連れなど約400人が参加した。

 県北秋田地域振興局の武藤富士雄局長が「45年前に秋田で開かれたまごころ国体に負けない、全国の皆さんに感動を与える大会にしたい。協力お願いします」と開会あいさつ。大館市内7つのコーラスグループでつくる「県民歌斉唱の会」の約100人が、大館鳳鳴高吹奏楽部の伴奏で県民歌を斉唱した。

 また、国体競技種目のエキシビションとして、大館鳳鳴高アーチェリー部の男女8人が公開練習。30メートル離れた的の中央近くに矢が突き刺さるたび、観客から「オー」と歓声が上がった。




(敬老の日) 2006年9月18日昼(月曜日)

まるで白いじゅうたん ソバの花見ごろ 八峰町峰浜の石川地区

八峰町峰浜の石川地区 「石川そば」で知られる八峰町峰浜の石川地区の畑で、ソバの花が白いじゅうたんのように咲き誇り、道行く人の目を楽しませている。

 ソバは7月下旬ごろに種がまかれ、先月末ごろから花が咲き始めた。見ごろは今月末ごろまでで、来月には収穫に入る。

 同地区でも主要地方道常盤・峰浜線沿いにある畑は、栽培面積が広い上、背後に白神山地を臨む美しい風景が広がっており、絶好のカメラポイント。秋田市など遠方からもアマチュアカメラマンが訪れている。

 同地区のそばは300年以上の歴史があるとされ、地産地消活動の普及などもあり年々、知名度を上げている。国道101号沿いにある産直施設「おらほの館」の食堂で味わうことができる。

(敬老の日) 2006年9月18日朝(月曜日)

一部で稲刈り始まる 本格化は23日以降、県内

一部で稲刈り始まる 実りの秋を迎えた県内では、一部で稲刈りが始まっている。17日の県内は一部で雨が降ったものの、おおむね曇り空で、作業に精を出す農家の姿が各地で見られた。

 秋田市四ツ小屋の加藤健一さん(66)は、この日から刈り入れを始めた。一ヘクタールに「あきたこまち」を作付けしており、台風13号の接近を控えて、登熟した田んぼを選んでの作業。

 「6?7月の日照不足の影響で収量は例年並みながら、作柄はやや落ちそうだ」と加藤さん。軽快なエンジン音を響かせてコンバインを操っていた。

 同市や周辺の稲刈りが本格化するのは、23日以降になりそうだ。







2006年9月17日夕(日曜日)

独創的な踊り披露/横手市で「YOSAKOIキッズ祭り」

横手市で「YOSAKOIキッズ祭り 「第4回あきたYOSAKOIキッズ祭り」が16日、横手市の秋田ふるさと村と横手サティを会場に開かれた。16チームが参加し、秋田市の桜小6年生によるSAKURAスーパースマイルKIDSが大賞に輝いた。10月8日に仙台市で開催される「みちのくYOSAKOIまつり」に参加する。

 県内の民間企業や団体などで組織する祭り実行委員会(菊地修実行委員長)が、札幌の「YOSAKOIソーラン祭り」にあやかり、3年前から開催している子どもの祭典。

 北秋田、能代、男鹿、秋田、湯沢など県内7市町から小中学生らの16チームが参加。鳴子を手に持って踊りの独創性や技術、元気さを競い合った。

 今年は、これまでの秋田ふるさと村に加え、より多くの人に子どもたちの踊りを見てもらおうと、同村に近い横手サティ駐車場に特設ステージを設けて開催。各チームがオリジナルの踊りを披露したほか、横手城南高校YOSAKOI同好会とともに踊る全体演技にも臨んだ。

写真:元気な踊りを披露する子どもたち=横手市の横手サティ>

2006年9月17日朝(日曜日)

過去最多の162チーム参加/全県500歳野球大会が開幕

全県500歳野球大会が開幕 第28回全県500歳野球大会が16日、大仙市の神岡野球場などで過去最多の162チームが参加して開幕、5日間の熱戦の幕を開けた。

 同日は同野球場など11会場で1、2回戦計55試合を行い、昨年優勝の秋銀クが大雄OBに快勝した。

 16日は試合に先立ち神岡野球場で開会式が行われ、4000人を超える選手が堂々と入場行進した=写真

 17日は2回戦の残りと3回戦計55試合を行う。大会は秋田魁新報社と大仙市で組織する大会実行委員会の主催。大仙市野球連盟神岡支部が主管、県野球協会、同市教育委員会後援。サッポロビール、ナガセケンコー、佐藤養助商店特別協賛。

2006年9月16日夕(土曜日)

乗用車がくぼ地に転落、炎上/秋田市、電話線燃え回線一時不通に

乗用車がくぼ地に転落、炎上 15日午前11時ごろ、秋田市上新城五十丁の県道で、秋田市の会社員男性(19)の乗用車が道路脇のくぼ地に転落、炎上した。男性は脱出して無事だった。

 この火災で、車の真上にあった電話線が焼き切れ、同市上新城道川の135回線が約2時間半にわたり不通となった。

 秋田臨港署の調べでは、男性は右カーブでハンドル操作を誤り、道路右側の深さ約1メートルのくぼ地に転落した。市消防本部から消防車両3台が出動、約30分後に鎮火した。

写真:くぼ地に転落、炎上した乗用車=秋田市上新城>

2006年9月16日昼(土曜日)

人気者のベンガルトラ「マドンナ」死ぬ、大森山動物園

大森山動物園 秋田市の大森山動物園で“長寿動物”として親しまれてきたベンガルトラの「マドンナ」(18歳・雌)が、14日死んだ。

 同園によると先月下旬から餌をあまり食べなくなり、今月に入ってからは歩行も難しく、屋内の獣舎から出られなくなっていた。同日朝に、身動きできなくなっているのを担当者が見つけ、治療を行ったが昼前に死んだ。死因は乳がんと推測され、全身に腫瘍(しゅよう)が転移していたという。

 トラの場合、18歳はかなりの高齢で同園では当初、18日の「敬老の日」にお祝いする予定だったという。だが急激に衰弱したことから、死ぬ前日に好物の牛肉をプレゼントしたところ、少量ながら口をつけたという。担当の宇佐美均さんは「体が弱っても牙をむき出し、威嚇するしぐさを見せるなど、最後まで野生らしさを失わなかった」と話していた。

写真:長寿動物として親しまれていたベンガルトラの「マドンナ」=平成16年8月撮影>

2006年9月16日朝(土曜日)

夜を徹して自慢ののどと即興の歌詞競う/横手市・掛唄全県大会

/横手市・掛唄全県大会 横手市の金沢八幡宮の伝統行事で県無形民俗文化財の「掛唄全県大会」が14日夜から15日朝にかけて行われ、夜を徹して自慢ののどと即興の歌詞を競った。審査の結果、美郷町の小野寺久雄さんが通算8度目の優勝を飾った。

 2人1組で仙北荷方節に即興の詞をつけて交互にうたう掛唄。今年はジュニア部門に中高生12人、一般部門に新人1人を含む14人が出場した。

 出場者が過去最多となったジュニア部門では、「年に一度の掛唄大会 若い力で盛り上げよう」「レベル高いぞ今年のジュニア 中学生には負けられぬ」と熱唱すれば、一般の部からは「若い仲間の唄い手増えて 伝統掛唄守り抜く」と後継者の成長を歓迎する唄も返された。

 上位入賞者は次の通り。(敬称略)

▽一位=中川原信一(横手市)、後藤弘(美郷町)
▽二位=佐々木実(横手市)、佐藤芳弘(美郷町)
▽三位=稲川栄治(美郷町)、妻野敏夫(横手市)

写真:夜通し行われた掛唄全県大会=横手市の金沢八幡宮>

2006年9月15日夕(金曜日)

映画のロケ地選びに大森山動物園見学/俳優の津川雅彦さん

俳優の津川雅彦さん 俳優の津川雅彦さん(66)が14日、秋田市の大森山動物園を訪れ、園内施設や展示動物を見学した。津川さんは自らが監督し「北国の動物園」を題材とした映画を制作する計画を進めており、ロケ候補地の一つとして大森山動物園を選定。撮影ポイントなどを確かめ、「“タレント”(動物)たちも表情豊かで、園内もよい雰囲気がある」と感想を述べた。

 津川さんが同園を訪れるのは初めて。プロデューサーや脚本家、カメラマンとともに、小松守園長の案内で動物たちの暮らしぶりなどを観察しながら、約3時間かけ園内を巡った。園内の各施設について、「ゾウやキリンの餌の干し草を積んだ貯蔵所、立体的なチンパンジー舎の作りなど、面白いアングルになりそうな場所が多い」と好印象。「入り口のゲートはいつごろ作られたものですか」などと質問したり、周囲の緑や沼など豊富な自然環境にも興味を示していた。

 津川さんは「動物園の裏側の奮闘ぶりを描いた作品をイメージしている。今までにないものをお見せしたい」と意欲を示していた。

写真:園内を視察する津川さん(右から2人目)=秋田市の大森山動物園>

2006年9月15日昼(金曜日)

葉物野菜の高値続く/県内、食卓に猛暑の余波

県内、食卓に猛暑の余波 8月の猛暑の影響で、県内ではホウレンソウ、コマツナ、シュンギクなどの葉物野菜の高値が続いている。現在、出回っているのは地物がほとんど。例年この時期は、暑さで入荷量が不足するため価格が上昇する傾向にあるが、今年は収量がさらに落ち込んだため、小売価格は約2―3割増し。暑さも和らぎ、食欲の秋を迎えた家庭の食卓に、今も猛暑の余波が影を落としている。

 「ホウレンソウやコマツナなどの入荷量は、このところ例年の3割減。雨が少なかったため生育が悪く、一層傷みやすくなっている。管理に注意しても、葉が溶けてくるものもある。傷まないうちに早く売ろうと気を付けてはいるが、値段が高いのでなかなかさばけない」。秋田市民市場の青果店主(52)は、ため息交じりで話す。

 小売価格は、ホウレンソウが一束250円、コマツナ、シュンギク同200円程度と、例年のこの時期に比べ、それぞれ50円ほど高いという。秋田市中央卸売市場によると、12日の1キロ当たりの卸売価格はホウレンソウ806円、コマツナ496円、シュンギク685円。昨年同期に比べ、総じて100円ほど高い。

写真:8月の猛暑の影響で葉物野菜の高値が続いている=秋田市の秋田市民市場>

2006年9月15日朝(金曜日)

皇太子さま、土田家住宅をご視察/由利本荘市矢島町

由利本荘市矢島町 本県を訪問中の皇太子さまは14日、にかほ市象潟町の中島台レクリエーションの森や、由利本荘市矢島町にある国指定重要文化財(昭和48年指定)の土田家住宅を視察された。3日間にわたった本県滞在で、視察を予定通り終えられた皇太子さまは同日夕、空路帰京した。

 皇太子さまは中島台レクリエーションの森で、国指定天然記念物で「鳥海マリモ」と呼ばれている獅子ケ鼻湿原のコケ類などをご覧になった後、土田家住宅を視察した。

 土田家住宅は、江戸初期(17世紀)に建てられた上層農家の家屋で、中世の武士住宅の流れをくむとされる。24代当主の藤一郎さん(80)が、住宅前でかやぶき屋根について説明すると、皇太子さまは「ふき替えはいつ」「かやはどのへんから(調達するのか)」などと質問されていた。

写真:土田家住宅のかやぶき屋根などについて、当主の藤一郎さん(左)から説明を受ける皇太子さま=由利本荘市矢島町(代表撮影)>





2006年9月14日朝(木曜日)

素晴らしいですね」/皇太子さまが鳥海登山

皇太子さまが鳥海登山 本県を訪問中の皇太子さまは13日、本県と山形県にまたがる鳥海山に初めて登られ、秋田駒ケ岳や岩手山の雄大な眺望や、チョウカイアザミなど高山植物の観察を楽しまれた。登山では寺田典城知事らが案内役を務めた。

 皇太子さまは午前7時4分、鳥海山五合目の祓川登山口(由利本荘市)を出発し、3時間半かけて標高2230メートルの七高山山頂(山形県遊佐町)に到着。お疲れの様子も見せず、山頂にいた約10人の一般登山者らに笑顔で「どうも」と手を挙げられると、周辺から「お疲れさま」の声とともに拍手が起きた。

 皇太子さまは七高山山頂で景色を眺めながら、案内役の寺田知事、青木満・県農林水産部次長に「素晴らしいですね」と述べられた。また、山頂周辺の景色をカメラで撮ったり、一般登山者の記念撮影に応じられた。

 その後、山頂付近で雨が降り始めたため、皇太子さまは、七高山の西の新山(2236メートル)への登山を取りやめたが、そのほかは当初のルート通りに下山され、午後4時7分に鉾立山荘(にかほ市)に着いた。

写真:鳥海山の七高山山頂で一般登山者らに手を挙げてあいさつされる皇太子さま=13日午前10時35分(代表撮影)>

2006年9月13日昼(水曜日)

55年ぶり巨人戦に「G党」集結/スタンド熱気に包まれる

スタンド熱気に包まれる 「G党」、こまちスタジアムに集結―。巨人の公式戦が本県で55年ぶりに行われた12日、秋田市の同スタジアムでは、ファンがスタンドを埋め、興奮と熱気と喜びに包まれた。

 開門直前の午後3時半。外野自由席の入場口では、ひいきの選手のユニホームに袖を通したファンや、ジャイアンツカラーのオレンジのメガホンを手にしたファンが長い列をつくった。巨人側の最前列で開門を待った母子連れは、午前8時に到着。母親は「子どもにどうしてもいい席で見せたくて、きょうぐらいはと思い学校を休ませた」と苦笑。

 試合開始前の始球式では、五城目町の五城目野球スポ少ナインが守備位置につき、野球評論家で巨人OBの中畑清さんを打席に迎えた。始球式を終えた投手の荒川晃輔君(6年)は「気持ち良かった。もう一度投げたいぐらい。いい思い出になりました」と興奮気味に振り返った。

写真:試合前の始球式で大役を務めた五城目野球スポ少の荒川君=秋田市のこまちスタジアム>


2006年9月13日朝(水曜日)

皇太子さま、8年ぶりご来県/自然や文化財などを視察へ

皇太子さま、8年ぶりご来県 皇太子さまが12日、3日間にわたって県内の自然や文化財などを視察するため、空路本県入りされた。皇太子さまの来県は、平成10年8月に北秋田市で開催された日本ジャンボリー以来、8年ぶり6回目。

 皇太子さまは午後2時5分、全日空機で秋田空港に到着。到着者用通路で出迎えた寺田典城知事、中泉松之助県議会議長、杵淵智行県警本部長の前で歩を緩め、「ありがとう」と述べられた。

 寺田知事は「お待ちしておりました」と頭を下げた後、「本県においでくださったことに対しまして、感謝申し上げます。明日は快晴だそうです」と歓迎の言葉を述べた。

 同空港を出発した後、皇太子さまは由利本荘市の本荘由利広域交流センターに立ち寄られた。柳田弘市長が「ようこそおいでくださいました」と迎え、休憩場所に案内。皇太子さまから「この建物はどういう使い方をされるのですか」と尋ねられ、「市町の合併をまとめるため、会議やイベントを行ったり、子育て教育などに使ってきました」と答えたという。

写真:到着者用通路で寺田知事らの出迎えを受ける皇太子さま=秋田空港>

2006年9月12日夕(火曜日)

「医師確保を強力に推進」と寺田知事/9月定例県議会が開会

9月定例県議会が開会 9月定例県議会は12日招集され、午前11時から本会議を開いた。会期を28日までの17日間と決めた後、寺田典城知事が知事説明を行った。

 この中で、寺田知事は県内の深刻な医師不足の現状に触れ、「県内医療に貢献する人材を安定的に確保するため、秋田大に対し、本年度の推薦入試から導入された『地域枠』(現在5人)の大幅な拡大を要望する」などとして「医師確保対策を強力に推進する」との方針を示した。

 また、がん医療体制の充実の必要性にも触れ、「秋田大に調査研究を委託するとともに、中核的医療機関が行うがん治療機能の強化に助成する」と説明。国の指定が7月に受けられず、県内で依然ゼロとなっているがん拠点病院に関しては「各病院の指定要件の充足状況などを見極め、あらためて推薦したい。患者らへの相談支援機能を強化するために、ぜひとも必要」と強調した。

 県の提出議案は18年度一般会計補正予算案、人事案2件、条例案11件など計89件。

写真:開会した9月定例県議会の知事説明で、寺田知事は医師確保対策を強化する方針などを示した=県議会議場>

2006年9月12日朝(火曜日)

はやしに乗せ、山車勇壮に練り歩く/大館神明社祭典

大館神明社祭典 大館市の大館神明社祭典が10、11日の2日間行われた。各町内と団体でつくる講から参加した山車(やま)17台とみこし11台が、勇壮な大館囃子(ばやし)と優雅な踊りを披露しながら市中心部を練り歩いた。

 10日に行われた出発の儀式「奉告祭」で、昨年まではトラックの荷台に載せられていた神明社のみこしが、約60年ぶりに人に担がれて馬喰町の通りを約250メートル巡行。続いてのろしを合図に山車とみこしが2方向に分かれ、大町通りを1列になって運行した。

 好天に恵まれた11日昼は、すべての山車が大町交差点を中心に集結し、はやしや踊りを披露。若衆たちの「ヨーイヨイ、イヤサカサッサー」という威勢の良い掛け声が響いた。午後7時からは、大町交差点で山車の曳(ひ)き手が水をかけ合う「祭典祝い水」で一連の行事を締めくくった。

写真:大館囃子に乗せて若衆が掛け声を響かせた山車の競演=11日、大館市大町>

2006年9月11日朝(月曜日)

中学は八幡平が連覇/八郎潟駅伝、秋田工高が9年連続優勝

八郎潟駅伝、秋田工高が9年連続優勝 第38回八郎潟干拓記念駅伝競走大会(大潟村、秋田陸協主催、秋田魁新報社など後援)が10日、大潟村ソーラースポーツラインで行われた。

 18チームが出場した中学(7区間、24・136キロ)は八幡平が7区で逆転し、連覇を達成。6チームで争った高校(7区間、58・136キロ)は1区から独走した秋田工Aが9年連続9度目の優勝を飾った。15チームが参加した一般(同)は秋田自衛隊が3時間7分33秒の大会新記録で2年ぶり23度目の栄冠を手にした。

写真:【中学】八幡平のアンカー・川村(右)がゴール手前で花輪一を逆転し、連覇を達成する=大潟村ソーラースポーツライン>

八幡平中の渋谷が初優勝/県女子ロードレース
八郎潟駅伝、秋田工高が9年連続優勝
 第24回県女子ロードレース大会(秋田陸協、秋田魁新報社主催)は10日、大潟村ソーラースポーツラインで中学校3キロ、高校・大学・一般5キロの2種目を行った。中学校3キロは折り返し地点を過ぎて抜け出した渋谷璃沙(八幡平2年)が、従来の大会記録を8秒更新する10分5秒で初優勝。入賞(8位まで)のうち、八幡平勢が5人を占めた。高校・大学・一般5キロは残り2キロでスパートをかけた佐々木亜美(秋田中央高3年)が、大会記録を6秒縮める16分49秒で初の栄冠を手にした。

写真:【高校・大学・一般5キロ】大会新でトップのゴールに飛び込む秋田中央高の佐々木=大潟村ソーラースポーツライン>





2006年9月10日夕(日曜日)

中山ナシの収穫始まる/大館市、8割は大阪や東京へ出荷

中山ナシの収穫始まる 大館市中山地区で、中山ナシの収穫が始まった。

 1ヘクタールの果樹園で長十郎や新水など5品種を栽培する石垣喜三さん(63)は、主力の幸水の収穫に精を出している。「ことしは7月が寒かったため玉は小ぶりだが、甘さは十分ある」という。

 来月からは長十郎の収穫が始まり、品種ごとに10月中旬まで作業が続く。

 JAあきた北によると、同地区では35戸の農家が計約24ヘクタールでナシを栽培。収穫したナシの8割は大阪や東京の市場に出荷される。昨年の出荷量は217トンで、出荷額は約3500万円。

写真:収穫作業が始まった中山ナシ。今月いっぱいは幸水が盛期=大館市中山の果樹園>





2006年9月10日朝(日曜日)

県内外の「祭り」が観客魅了/能代おなごりフェスティバル

能代おなごりフェスティバル 県内外の祭りを集めた「おなごりフェスティバル」が9日、能代市の畠町通りで行われた。能代地域活性化協議会と同フェスティバル実行委員会の主催。初参加の「花みこし」(岐阜県美濃市)や、おなじみとなった浅草サンバカーニバル、青森ねぶたなど9団体が出演し、華やかなダンスや豪華な山車のパレードなどで観客を魅了した。

 初参加の「花みこし」は、ピンクに染められた多数の美濃和紙で飾ったみこしが特徴。担ぎ手の男衆らが、「オィサー、オィサー」と威勢のいい掛け声を上げながらみこしを担いで登場すると、シダレザクラのような飾りが美しく乱舞した。

 また、地元能代の役七夕からは、能代第一、第二中学校の「一中若」「二中若」が参加。青森ねぶたや弘前ねぷたとともに、迫力ある灯籠(とうろう)の共演でフェスティバルを盛り上げた。

 今年は秋田わか杉国体のPRとして、能代工高など市内4校のバスケットボール部員と、能代高軟式野球部員ら18人がユニホーム姿でパレードに参加した。

写真:鮮やかなピンクのみこしで練り歩く美濃市の「花みこし」=能代市の畠町通り>

2006年9月09日夕(土曜日)

なまはげの面作りに挑戦/男鹿市の伝承会、3年がかりで計8体

なまはげの面作りに挑戦 男鹿市船越の新地なまはげ伝承会(鈴木兵信代表、17人)が、年末の恒例行事「なまはげ」で使用する面作りに挑戦、3年がかりで制作を続け完成間近となっている。年内に計8体を完成させる予定で、メンバーらは「手作り面で年の瀬を迎えたい」と意気込んでいる。

 指導に当たっているのは大工の鈴木代表。毎月第1日曜日、自宅と棟続きの倉庫を開放し、丸一日かけて面作りを続けてきた。しかし、大半の人はのこぎり、かんな、のみなどを扱うのは初めて。現在、2体が完成、2体は面彫りが終わり色塗りの仕上げの段階、残る4体もまもなく面彫りが終了するという。

 男鹿市教育委員会によると、なまはげは市内約80の集落で継承されてきたが、後継者不足などで行事を中止するところも出てきている。地域に伝わる地元特有の面を使っているのは10集落程度。

写真:なまはげの面作りに励む船越新地町内会のメンバーら=男鹿市船越>

2006年9月09日朝(土曜日)

熱気渦巻き豪快に山車ぶっつけ/角館のお祭り

角館のお祭り 国の重要無形民俗文化財「角館祭りのやま行事(角館のお祭り)」の山車(やま)ぶっつけが8日、仙北市角館町の中心部などで行われた。時間や場所が決まった観光用だが、迫力は本番さながら。重量感のある山車同士の激突が繰り広げられ、会場は熱気と興奮に包まれた。

 向かい合った丁内の山車から交渉員が歩み寄り、通行権をめぐって交渉。山車の上で優雅に奏でられていた飾山囃子(おやまばやし)が、交渉決裂と同時に軽快なテンポに変わり、ぶっつけが始まった。

 ちょうちんを掲げた若者たちの「オイサー、オイサー」の掛け声とともに、山車同士が「ガツン」と鈍い音を立てて激突。その迫力に、周囲からどよめきが起きた。ぶっつけの合間には、山車の上で女児たちがかわいらしい手踊りを披露し、豪快さと優雅さが観衆を魅了した。

写真:観光客らの前で豪快に行われた山車ぶっつけ=仙北市角館町横町>

2006年9月08日朝(金曜日)

18台の山車が各丁内を一斉に出陣/角館のお祭り始まる

角館のお祭り始まる 情緒豊かな飾山囃子(おやまばやし)と豪快な山車(やま)ぶっつけで知られる国の重要無形民俗文化財「角館祭りのやま行事(角館のお祭り)」が、7日始まった。午後4時ののろしを合図に、18台の山車が各丁内を一斉に出陣した。

 角館のお祭りは、仙北市角館町の神明社と薬師堂の祭典。7日は神明社の宵祭り。木組みの台車に歌舞伎人形や武者人形を飾った山車が、神明社への参拝を目指し、町内を練り歩いた=写真

 山車に乗った囃子方がゆったりとした「上り山囃子」を演奏する中、引き手の若者たちが「オイサー、オイサー」と威勢のいい掛け声を響かせ、町内は祭りムード一色に染まった。

 8日は、佐竹北家上覧と、午後2時半から同10時ごろにかけ、観光用の山車ぶっつけが7カ所で行われる。

2006年9月07日朝(木曜日)

大勢の市民が偉業たたえる/TDK野球部、地元でパレード

TDK野球部、地元でパレード 第77回都市対抗野球大会で日本一に輝いたTDK硬式野球部のパレードと優勝報告会、祝賀会が6日、にかほ市で行われ、集まった大勢の市民が偉業を成し遂げたチームの功績をたたえた。

 船木千代美監督や選手たちは午後4時前、オープンカーやトラックに乗ってTDK象潟工場をスタート、同市役所象潟庁舎付近をパレードした。庁舎前で行った報告会では、船木監督が「守り勝つ野球を存分に発揮し、勝つことができた。今後も強いチームをつくりたい」、川本大主将が「昨日は(優勝を)信じられない気持ちだったが、帰って来て優勝したと実感した。チーム一丸となってもっと強いTDKをつくる」などと述べると、集まった市民から歓声や拍手がわき起こった。

 選手らはこの後、金浦、仁賀保両地区をパレードし、JR金浦駅、JR仁賀保駅前でも報告会を行った。あいにくの雨の中、3カ所の報告会には市民や同社社員ら合わせて約4000人が集まり、選手の健闘をたたえた。

 午後7時からは同市のまるご旅館いちゑで、由利本荘、にかほ両市関係者や市民、同社員ら約700人が参加して優勝祝賀会が行われた。

写真:雨の中のパレードで市民の声援に応えるTDKの選手たち=にかほ市のJR金浦駅前>

2006年9月06日夕(水曜日)

「応援ありがとう」/TDK野球部が地元で優勝報告

「応援ありがとう」 第77回都市対抗野球大会で初の日本一に輝いたTDK硬式野球部一行は6日朝、庄内空港経由で地元・にかほ市入りし、同市平沢のTDK平沢工場(秋田総務部)で優勝を報告した。

 一行は同工場に午前10時ごろ到着。船木千代美監督を先頭に選手たちがバスから降り立つと、小旗を持った社員や、駆け付けた付近住民ら約130人が拍手と声援で出迎えた。花束を受け取った船木監督は「応援ありがとうございました。さらに強いチームをつくれるよう、今後も精進したい」とあいさつした。

 一行は6日夕、にかほ市内全域をパレードする。平沢工場には、優勝が決まった5日夜から6日朝にかけて、パレードの問い合わせや祝福の電話が100本以上あったという。

写真:出迎えた社員らを前に優勝報告する選手たち=にかほ市のTDK平沢工場>

2006年9月06日昼(水曜日)

県民からも祝福の声/紀子さまご出産、号外を発行

紀子さまご出産、号外を発行 秋篠宮妃紀子さまが第3子の男子を出産したことを受け、秋田魁新報社は6日、2万部の号外を発行し、秋田市など県内各地に配布した。県民からは皇室での41年ぶりの男子誕生の知らせに、祝福の声が上がった。

 秋田市ではJR秋田駅東西連絡自由通路、イオン秋田ショッピングセンターなど5カ所で配布した。このうち秋田駅では買い物客らが次々と号外を受け取り、熱心に記事に目を落としながら、友人同士で「男子でよかったね」などと話し合う姿が見られた。

 秋田市河辺の鈴木久子さん(72)は「個人的には女系天皇でもいいと思うが、男子誕生はよろこばしい。紀子さまにとっても、男女両方を育てることができてよかった」と話す。同市豊岩の近藤キミさん(80)は「男子誕生はとてもめでたいことだと思う。でも雅子さまは複雑な気持ちでは…」と気遣った。

写真:紀子さまの男子ご出産を伝える号外を手にし、笑顔を見せる市民ら=6日午前10時ころ、JR秋田駅>





2006年9月06朝(水曜日)

接戦制しTDKが「日本一」に/都市対抗野球

都市対抗野球 第77回都市対抗野球大会最終日は5日、東京ドームでTDK(にかほ市)―日産自動車(横須賀市)の決勝を行った。

 勢いに乗るTDKは、8年ぶり3度目の優勝を狙う日産に4―3で競り勝ち、初の栄冠を手にした。東北勢の優勝は初めての快挙。TDKは約2万3000人の観衆の前で本県野球史に残る息詰まる試合を展開、ついに「日本一」に輝いた。

 TDKは先制された直後の4回、連続適時打で2点を奪い逆転。6回に同点とされたが、7回、すぐに2点を挙げ勝ち越した。その後は主戦・野田正義が日産自動車の反撃を1点に抑えた。粘りの投球で完投した野田は、最優秀選手賞に相当する「橋戸賞」に選ばれた。

 全国制覇の快挙が、低迷気味の本県野球界にとって大きな光明となるのは確実。またTDKナインが巻き起こした旋風は、昨年10月に誕生した「にかほ市」の名を全国にアピールする効果も生んだ。

写真:初優勝が決まった瞬間、グラウンドに飛び出し喜びを爆発させるTDKナイン=東京ドーム>

2006年9月05夕(火曜日)

「最高の登山だった」/K2登頂の小松さん

K2登頂の小松さん 世界第2の高峰K2(8611メートル)に日本人女性として初めて登頂を果たした東海大登山隊の小松由佳さん(23)=東京都=が故郷の秋田市に帰省、「最高の登山だった。仲間や周囲の応援に押し上げてもらった」と振り返った。

 ベースキャンプから頂上までは約3400メートル。4日がかりの行程で最も危険だったのは落石だ。人の頭大、ときには冷蔵庫大の石が落ちてきた。避けた石が岩に当たってはじけ、再び自分に向かってきた。「恐怖は感じたが頂上を目指す気持ちはなえなかった」と話す。

 8月1日未明、最終キャンプ(7900メートル)から頂上へのアタックを開始。氷の溝や急峻(きゅうしゅん)な雪壁を越え、登頂を果たしたのは14時間後だった。

 下山を控えて緊張感は保っていたものの、「涙があふれて、止まらなかった」。吹雪が収まった瞬間、周りの山がすべて自分より下にある風景が広がっていたという。

 将来の夢は「アルプスの少女ハイジ」。命をかけた登山生活は30歳くらいでやめ、「山に囲まれて、羊を飼って家族とチーズを作るような生活がしたい」。

写真:愛用の登山用具を手にK2登頂を振り返る小松さん=秋田市>

2006年9月05朝(火曜日)

TDK、日本一かけ日産自動車と対戦へ/都市対抗野球

都市対抗野球 第77回都市対抗野球大会第11日は4日、東京ドームで準決勝2試合を行い、初の初戦突破から快進撃を続ける本県のTDK(にかほ市)は日本通運(さいたま市)と対戦。序盤にリードを奪われたが、7回に佐々木弥の満塁本塁打で形勢を逆転。最終回の日本通運の反撃をしのいで8―7で競り勝ち、県勢初の決勝進出を成し遂げた。東北勢の決勝進出は、昭和34年の富士鉄釜石(釜石市)以来47年ぶり。

 TDKは5日午後6時から、8年ぶり3度目の優勝を狙う日産自動車(横須賀市)と日本一の座をかけて対戦する。

 TDKは先発の野田正義が3回までに2本塁打を浴び5失点。中盤まで追い掛ける展開が続いたが、3―5で迎えた7回、四番・佐々木が無死満塁から起死回生の本塁打を放った。3点リードで迎えた9回裏に日本通運の反攻に遭い、1点差まで追い上げられたが、最後はセンター熊谷豪が好返球で本塁突入を狙った相手走者を刺し、激戦に終止符を打った。

写真:決勝進出を決め、歓喜の表情を見せるTDKナイン=東京ドーム>

 ▽準決勝
T D K 001011410|8
日本通運 302000002|7

2006年9月04昼(月曜日)

力士たちが熱戦展開/高尾山まつり相撲大会、俳句大会も

高尾山まつり相撲大会、俳句大会も 第20回高尾山まつりが3日、秋田市雄和の高尾山(383メートル)で開かれ、恒例の相撲大会や俳句大会などでにぎわった。秋田観光コンベンション協会と河辺雄和商工会の主催。

 相撲大会は、一般の部に2チーム7人、学童の部に11チーム64人が出場、それぞれ団体戦と個人戦を行った。

 出場者は真剣な表情で土俵に向かい、体の大きな相手に果敢に立ち向かったり、豪快な投げ技を決めるなど熱のこもった取組を披露。父母や仲間たちは大きな声援と拍手を送り、健闘をたたえていた。

 高尾山荘では俳句大会を開催。周囲の自然を観察し、「秋晴れ」や「こほろぎ」などの季語を入れた句を詠み上げた参加者たちが、その作品を山荘内に張り出して互いに選評し合っていた。

写真:熱のこもった取組が繰り広げられた相撲大会=秋田市雄和の高尾山>

2006年9月04朝(月曜日)

親子連れで公園にぎわう、木陰で昼食取る姿も/県内全域で秋晴れ

県内全域で秋晴れ 3日の県内は、寒気を伴った気圧の谷が通過した影響で、県北沿岸部の一部で雷雨などに見舞われたものの、そのほかはおおむね秋晴れの一日となった。

 秋田地方気象台によると、各地の最高気温は秋田市、北秋田市鷹巣27・4度、横手市28・3度、仙北市角館28・1度など。平年を1度前後上回った。

 青空が広がった秋田市金足の県立小泉潟公園には、大勢の親子連れなどが訪れ、子どもたちがボール遊びをするなど、にぎわいを見せた。また、強い日差しを避け木陰にシートを広げて和気あいあいと昼食を取るグループの姿も目立った。

 4日の県内は高気圧に覆われて全域で晴れる見込み。

写真:木陰にシートを広げて昼食を楽しむ親子連れのグループ=秋田市の県立小泉潟公園>


2006年9月03朝(日曜日)

TDKがベスト8進出/都市対抗野球大会

都市対抗野球大会 第77回都市対抗野球大会第9日は2日、東京ドームで2回戦を行った。1回戦で初勝利を飾ったTDK(にかほ市)は、第1試合でJR東海(名古屋市)と対戦。2―2の同点で迎えた延長10回にサヨナラ勝ちを収め、ベスト8に進出した。

 TDKは2点ビハインドの7回、佐々木が左中間にソロ本塁打を放ち、2死三塁から代打・岡崎の右前適時打で追いついた。延長戦に突入し、10回2死三塁から高橋の右前適時打で決着をつけた。

 ▽2回戦
JR東海 0100001000|2
T D K 0000002001|3

写真:劇的なサヨナラ勝ちで喜びに沸くTDKナイン(手前)と応援団=東京ドーム>

2006年9月02日朝(土曜日)

増田選果場でリンゴ出発式/JA秋田ふるさと、1600箱積む

増田選果場でリンゴ出発式 県内一のリンゴ生産量を誇る横手市のJA秋田ふるさと(木村一男組合長)の本年度産リンゴの出発式が1日、同市増田町の増田選果場で行われた。

 首都圏や関西の市場関係者、運送業者、生産者ら約50人が出席。不作だった17年度と打って変わり良好な作況にある中で、収穫、運送の安全と豊作を祈った=写真

 神事に続き、あきた園芸戦略対策協議会のキャンペーンガール・ミスフレッシュが運送中の安全を願いドライバー2人に花束を贈った後、同JAや全農あきた県本部関係者らがテープカット。わせ品種の「さんさ」20キロ入り1600箱を積んだトラックが出発した。

2006年9月01日昼(金曜日)

震度6強を想定、迅速に対応/男鹿市で県総合防災訓練

男鹿市で県総合防災訓練 第44回県総合防災訓練が1日、男鹿市で行われた。本県沖を震源とした強い直下型地震が発生し、同市では震度6強を記録したという想定。県や市、県警や消防など約60の団体から約6000人が参加し、消火や避難、救助など、市内6会場で訓練に取り組んだ。

 訓練は午前7時の地震発生に伴い、家屋の倒壊やタンク火災、津波による漁船の転覆、電気・ガス・水道などライフラインの寸断を想定。地震発生とともに同市は佐藤一誠市長を本部長とする災害対策本部を設置、情報収集・伝達、交通規制などの指揮を執った。

 JR男鹿駅周辺の踏み切りでは、列車が脱線したという設定で、乗客の脱出訓練や負傷者救助が行われたほか、商店などが立ち並ぶ船川港の元浜町では80人が参加し、飛び火を想定したバケツリレーが実施された。

写真:脱線した列車から負傷者を運び出す救急隊員ら=男鹿市船川港>

2006年9月01日朝(金曜日)

ススキに初秋の気配/県内さわやかな青空広がる

ススキに初秋の気配 31日の県内は、一部で雨が降ったものの、おおむね朝からさわやかな青空が広がった。猛暑が行き去ってほぼ1週間。街を歩く人たちの足取りも、心持ち軽く見えた。

 秋田地方気象台によると、この日の最高気温は北秋田市鷹巣、秋田市28・6度、横手市29・3度。平年を2度近く上回ったものの、最低気温も平年並みに落ち着き、照りつけるような暑さは、すっかり影を潜めた。

 秋田市の太平山リゾート公園グラウンドゴルフ場では、顔を出し始めたススキの姿に初秋を感じながらプレーを楽しむ愛好者でにぎわった。

写真:ススキが顔を出し始め、一帯には初秋の気配が漂う=秋田市の太平山リゾート公園>