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18. 地デジアンテナの取り付け
状況

パソコンとはぜんぜん関係ありませんが、自宅のTVもそろそろ地デジ対応に替えようと
液晶テレビを購入しました。
しかし、UHFアンテナはまだ付けていなかったので、電器店に見積のお願いをして見に
来てもらったところ、UHFアンテナとブースターを付けて \33,000- という見積でした。

VHFアンテナはブースター付けずに見ていたので、最初ブースターはいらないんじゃない
かと思っていたのですが、UHFの場合電波の質が違いVHFよりも届きにくいためこの辺
では100%必要だと言われ、\20,000- 程度と考えていたのが思わぬ出費になりそうで
その日雨だったこともあり、工事はあきらめました。

対処方法

結局、ブースターを付けるならアンテナ調整もそんなに気を遣わなくても十分レベル出る
だろうと、節約のため自分でアンテナを取り付けようと決断して機材を取りそろえること
にしました。

使用した機材は下記の通りです。幸い近くのホームセンターで揃えることが出来ました。

品名 メーカー 型式(リンク) 購入価格 写真(リンク)
UHFアンテナ DXアンテナ製 USA-25D (\2,980) 20素子
UVブースター
F型接線リング
5個付属
DXアンテナ製 BM-33L1 (\9,450) UHF,VHF増幅
インシュレーター DXアンテナ製 LC-1-B2 (\ 450) (ケーブルガイド 5個)
同軸ケーブル10m DXアンテナ製 S-5C-FB (\1,050) 1m 100円
   

合計

\13,930  

上記以外に、屋根に登るためにはしごが必要で、別途 \5,000- 程掛かってしまいましたが
それでも業者に頼むよりは \14,000 ほど節約することができました。

アンテナの取付は、元々付いていたVHFアンテナを下の写真のように中間まで下げて、UHF
アンテナを一番上に取り付け、家の電話の子機でリビングにいる人にアンテナレベルを確認
してもらいながら最大の方向に調整して固定。
VHFはそんなに気を遣わなくても映りは変わらず、今回UVブースターを入れたので今まで
よりも映りは良くなっています。

アンテナは、テレビの初期設定で電波強度が表示されるので、見たい放送局の中で一番レ
ベルが低いチャンネルで合わせ、アンテナの位置、方向が決まったら固定して、後はブース
ーターでレベルを調整すればOK。

レベルをあげすぎると逆に映りが悪くなる場合があるそうですが、うちの場合は結局最大に
しないと60程度でなかったのでMAXでした。

ケーブルは、インシュレーターでポールから少し離したように固定して配線。参考

F型接線コネクタの取り付け方はこちらを参考に

苦労したところ

うちの場合、屋根裏で分配器が2つ使われ各部屋へ分配されていましたが、ブースターの
電流を通電するための通電線になっているのがどの部屋に当たるかを確認する必要が
ありました。
テスターがあれば、電源を各部屋のアンテナコネクタに接続してもらい、分配器部分で
アンテナ線を外し、15Vが来ているかどうかを確認すればできます。

また、リビングでは壁コンセントの後でビデオなどに接続するためさらに4つに分配しており
そこでの減衰が大きかったようで、場合によってTBSの電波が40を下回ることもありました。

ここの分配器でテレビにつないでいるケーブルが 3C-FV というものを使っていたため、アン
テナ部分に使用した S-5C-FB の余ったケーブルに替えたところレベルは16ほど上がって
受信レベルが格段に良好になりました。(ノイズ対策も必要なことを痛感しました。)