『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』
監督:サム・ライミ
ニューヨークのヤンキーススタジアム。ヤンキース対タイガース戦。マウンドにあがるのは選手歴19年のベテランピッチャー40歳のビリー・チャペル。タイガースにとっては今シーズンの消化試合だがヤンキースにとっては優勝を決定する試合。そしてビリーにとってはタイガース売却により来シーズンはトレードに出されるために引退を決する試合だった。ビリーの野球人生。5年前に知り合ったジェーンとの恋がこのゲームに織り込まれる。 |
『ランダム・ハーツ』
監督:シドニー・ポラック
マイアミ行きの飛行機事故が起こり、警察の内務調査室の巡査部長ダッチは、妻からの留守番電話から彼女がその事故に遭ったと確信し、彼女の行方を探すが、乗客名簿には妻の名前はなく下院議員のケイの夫チャンドラーの妻ということで飛行機に乗っていたことからダッチは真相を突き止めようとケイをたずねる。お互いの妻と夫の死により明らかにされた裏切りに動揺しながらもお互いに惹かれ始める二人のラブ・ストーリー。 |
『ラン・ローラ・ラン』
監督:トム・ティクヴァ
ローラの元に恋人のマニからの電話が入る。「助けてくれ、俺は殺される」。事情を聞くと組織の仕事であるブツを10万マルクの金に換えて、その金を運んでいたマニはなんとその10万マルクを地下鉄に置き忘れてしまい、ボスに会う12時までにその10万マルクがないと殺されてしまうというのだ。12時まであと20分しかない。恋人マニを救うためにローラは走る! |
『リトル・ダンサー』(2000年・英)
監督:スティーブン・ダルドリー
1984年。イングランド北部の小さな炭鉱町に住む11歳の少年ビリーは、母を亡くし、炭鉱労働者の父と兄そして少しボケかけている祖母と4人暮らし。ある日いつものように嫌々通っているボクシングの練習用ホールにバレエ教室がやってきた。その日ひょんなことでズルズルとバレエのレッスンに引き込まれてしまったビリーはバレエの楽しさを知る。そしてそのレッスンでビリーにダンスの素質を見抜いたウィルキンソン先生は彼をバレエ教室に誘い、ビリーは翌日から父親に内緒でレッスンを始める。日に日にバレエにのめり込むビリー。しかしある日そのバレエのレッスンが父親にバレてしまう。バレエを父親に禁じられたビリーにウィルキンソン先生はロイヤル・バレエ学校のオーディションを勧めるが父と兄の反対にされ、怒りをダンスにぶつけるビリー。そのダンスを見た父親は息子の才能に気付き、彼の夢の実現の為なら何事も辞さない覚悟を決める。 |
『リトル・ヴォイス』
監督:マイク・ハーマン
やたらとケバくて身勝手な母親と二人暮らしの無口な少女LVは亡くなった父親が残したレコードを大切にし、いつも自分の部屋に閉じこもりレコードを聞き父親との思い出だけに浸っていた。ある日家に来た電話工事のLVと同じようにおとなしくてハトを愛する青年ビリーと心が通い始めていたとき、母親が連れ込んだ男プロモーターのレイ・セイはLVにいつも聞いているスタンダードナンバーの歌手と同じ声で歌うことが出来る才能があることを知り、無理やりに舞台に立たせ、「スター誕生だ!」とおおはしゃぎをするのだが・・・ |
『リベラ・メ』(2000年・韓国)
監督:ヤン・ユノ。
連続して放火とみられる不可解な火災が発生していた。消防隊員のサンウはその連続火災の中の1件で相棒を助けきれずに殉職させてしまったことに責任を感じ、その思いを払拭するためかのように危険を顧みず仕事に没頭する。そんなある日またしても火災発生の報を受けて出動しようとするサンウに1本の電話が・・・「邪魔をするな・・・」。そしてサンウら消防隊員をあざ笑うかのように犯人の仕掛けた発火装置により火の手が次々とあがる。 |
『流星』(1999年・香港)
監督:ジェイコブ・チャン。
証券会社のトップセールスマンだったウェイは、株の大暴落で今まで築き上げてきたすべてを無くす。そんな夜ウェイの家に1人の男の子が捨てられていた。それから4年。ウェイは船の掃除、荷物の配達など、いくつものアルバイトをしながらすくすくと育ったミンと共に貧しいながらも仕事に追われていた証券マンの頃とは全く違う充足感に包まれていた。そんなある日ウェイとミンが暮らす老人ホームの家主ランはテレビでリャン夫人の"こども未来基金"設立のニュースを見て、ホームの一角を託児所にすることを思いつき、その交渉をウェイに依頼する。やがてリャンとウェイ、ミンの奇妙な交流がはじまるが、ミンを捨てた母親がリャンであったことが明らかとなる。 |
『ロザンナのために』(1997年・米)
監督:ポール・ウェイランド。
イタリアの小さな村でトラットリアを営むマルチェロの最愛の妻ロザンナは心臓を患いもう余命いくばくもなかった。死に面した彼女の最後の望みは幼くして亡くしてしまった娘のとなりに埋葬してもらうこと。ところがもう墓地は一杯であと三人分しか埋葬する場所がなかった。なんとしても妻の最後の望みをかなえてあげたいマルチェロは妻よりも先に死者を出すまいと、重病患者を必死に見舞い、献血までし、事故が起こっては死者が出ると交通整理にまで乗り出す。そんなマルチェロをますます翻弄するとんでもない事件が起こる。 |
『ロンドン・ドックス』(2000年・英)
監督:ドミニク・アンシアーノ。レイ・パーディス。
郵便配達をしていたジョニーは仕事を辞め、南ロンドンを牛耳るマフィアのボスレイの甥で20年来の友人であるジュードにレイの組織で働きたいと頼む。ジュードは仕方なくレイの元へジョニーを連れて行き、渋るレイを説き伏せジョニーは組織の一員に。組織の一員になったことに張り切るジョニーだが、彼らは極力騒ぎをおこさず、カラオケに興じ日々を穏便に送る彼らの行動が面白くない。マフィアとはもっとダークな世界で抗争なんて当たり前、そんな考えのジョニーは自分一人勝手な行動をとり、そのことにより北と南の抗争が始まってしまう。それを内心喜ぶジョニーだが、レイの部下の一人が命を落としたことにより事態は急変。そしてジョニーを待っていたのは・・・ |
『ロード・オブ・ザ・リング』THE LORD OF THE RINGS(2001年・米)
監督:ピーター・ジャクソン。
かつて世界を征服しようとした邪悪な冥王サウロンはモンドールの滅びの山で自らの力を最強のものとする指輪を作った。しかし人間とエルフ族の共闘軍との戦いに敗れ葬られたサウロンの指から外れた指輪は人間の王国ゴンドールの王イシルドゥアの手に渡り彼を破滅させ数百年を経た今ホビット族のフロドの手にあった。そして蘇った冥王サウロンが指輪を求め動き出す。指輪をサウロンに渡してはならない。フロドの長い旅が始まる。 |
『ロード・トゥ・パーディション』ROAD TO PERDITION(2002年・米)
監督:サム・メンデス。
1931年。自分の父親のような存在のマフィアのボスルーニーの下で働くマイク(マイケル)・サリヴァンは二人の息子に自分の仕事を悟られないように、寡黙な父親だった。ある日父の本当の仕事が何なのかが知りたくて車に隠れていた長男のマイケルJr.は、父と一緒にいたルーニーの息子コナーの殺しの現場を目撃してしまうことになる。そのことにより、妻と次男がコナーにより殺されてしまう。生き残った長男マイケルを連れてシカゴへ向かうマイク。息子のようなマイクを失いたくないルーニーはこのままアメリカを離れてくれるように祈るが、妻と息子の仇を取ると言い切るマイクに苦渋の末殺し屋を差し向ける。 |
『レッド・ドラゴン』RED DRAGON(2002年・米)
監督:ブレット・ラトナー。
FBIの優秀な捜査官であったウィル・グレアムは、"人食いハンニバル"と呼ばれた殺人鬼ハンニバル・レクターを命がけで逮捕したが、その事件により心も体も傷ついた彼はFBIを退官。今は郊外で妻と子供と3人で静かな日々を送っていた。そんな彼の元に元上司のクロフォードが2組の家族が異様な姿で惨殺された事件への協力を求めてきた。事件解明に乗り出すグレアムだが、状況は彼の手だけにはおえず、自らが逮捕することになったが共に事件の真相を解いていった相手でもあるレクターに協力を求めることとなるが・・・。 |
『猟奇的な彼女』MY SASSY GIRL(2001年・韓国)
監督:クァク・ジェヨン。
小さい頃女の子のように育てられたせいか気が弱く、優しい大学生のキョヌ。そんな彼がある日電車で出会った女の子。外見はすごくキュートで彼好みなんだけど、この彼女泥酔状態でフラフラ。いきなりお年よりに席を譲れと若い兄ちゃんにくってかかり席を譲らせたかと思うと吐いちゃったあげくに彼に向かい「ダーリン」とつぶやいて倒れてしまう。周りの乗客から彼氏だと勘違いされたキョヌは仕方なく彼女を介抱することに・・・。それがきっかけとなって彼女に振り回される日々を送ることになるキョヌ。やることなすこととんでもない彼女に振り回されながらも、出会った翌日に見た彼女の涙に彼女の心の傷を知ったキョヌは少しでも自分が彼女の傷を癒せるなら・・・と彼女との付き合いを続けていた。そして彼女の傷はもう癒えたのでは?だったら自分はもう必要がない?という思いがキョヌの心をよぎったとき二人の関係に変化が訪れる。 |
『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』 THE LORD OF THE RINGS THE TWO TOWERS(2002年・米)
監督:ピーター・ジャクソン。
前作で、仲間と離れ一人で指輪を捨てる旅に出ることを決意したフロドと最後まで一緒に行くとフロドから離れなかったサム。オークにさらわれてしまったメリーとピピン。そしてその二人を救うためにオーク達のあとを必死に追うアラゴルン、レゴラス、ギムリの三人。サルマンが支配するアイゼンガルドのオルサンクの塔。サウロンの王国モルドールの奥深くにあるバラド=ドゥアの塔。二つの塔の闇の勢力と3つに分かれてしまった旅の仲間達のそれぞれの戦いが展開される。 |
『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』THE LIFE OF DAVID GALE(2003年・米)
監督:アラン・パーカー。
死刑廃止論者の元大学教授のデビッド・ゲイルは、元同僚の女性コンスタンスをレイプしたうえ殺害したという罪で死刑が確定していた。そしてその死刑執行前の3日間で自分の手記を書くようにと女性記者ビッツィーを指名する。彼が犯人だと確信しているビッツィーは当初この仕事には乗り気ではなかったが、彼の話を聞くうちに事件の核心に触れようと必死になる。そして最後の面会日、デビッドはビッツィーに言う「自分がなぜ死ななければならないのか、その答えを24時間で出してくれ」と・・・。 |
『リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い』 THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEN(2003年・米)
監督:スティーブン・ノリントン。
1899年。ロンドンにある英国銀行が”ファントム”と名乗る鉄仮面の男が率いる近代兵器で武装した軍団に襲撃される。そして時を待たずして今度はドイツの科学者たちが彼らによりさらわれる。このことによりヨーロッパの国々は疑心暗鬼に陥り、一触即発の危機を迎えていた。世界大戦を避けるためにヨーロッパ列強による極秘の和平会議がベニスで行われることになっていたが、“ファントム”の次の目的がこの会議の妨害であることを察知した英国政府は伝説の冒険家アラン・クォーターメインをリーダーに超人的な能力をもつ5人を招集し、“ファントム”の妨害を阻止させることにする。かくしてクォーターメインを筆頭に、潜水艦ノーチラス号のネモ船長、透明人間のスキナー、吸血鬼のミナ、不死身の男ドリアン・グレイ、ジキル&ハイド、そしてそこにアメリカ諜報員のトム・ソーヤが加わった7人は潜水艦ノーチラス号でベニスを目指す。 |
『ラストサムライ』THE LAST SAMURAI(2003年・米)
監督:エドワード・ズウィック。
1870年代、南北戦争の英雄ネイサン・オールグレンはその後のインディアン討伐戦で味わった失望と悔いがから酒びたりの生活を送っていた。ある日彼の元に日本の政府軍に西洋式の戦術を教えるという仕事が舞い込み彼は日本へと向かう。日本に来ても彼のインディアン討伐での悔いに苛まれた心の傷は癒えることもなく、西洋化される日本に抗い、サムライとして生きる新たな少数派の討伐を命ぜられる。その最後のサムライ勝元盛次の軍が鉄道を破壊したとの連絡を受けまだ未熟な政府軍を率いて出陣したネイサンだが、勝元軍の威力に圧倒され政府軍は敗走、一人奮戦するネイサンの姿に何かを見た勝元は彼の命を助け村に連れ帰る。その村で過ごし、勝元と接するうちに彼の心のうちに刻まれた傷は消え、「武士道」に感銘を覚え、いつしか彼もサムライとして過ごすようになる。 |
『ラブ・アクチュアリー』LOVE ACTUALLY(2003年・米)
監督:リチャード・カーティス。
新しく首相に就任し、首相官邸に入った途端一人の女性に一目ぼれしてしまうデヴィット。若いて美人の秘書ミアにアプローチをかけられふらつくハリーとハリーの行動に動揺する妻カレン。妻に先立たれ傷心のダニエルと片思いに悩む義理の息子サム。2年7ヶ月と3日間同僚を思い続けるサラと思われているカール。弟に恋人を取られてしまったミステリー作家のジェイミーと彼が一人過ごす南仏のコテージのメイドのオーレリア。かつての持ち歌をクリスマスソングにアレンジしてカムバックを果たそうとしているすっかり落ちぶれたロック歌手のビリーとマネージャーのジョー。親友のピーターと結婚式をあげたばかりのジュリエットに恋心を抱くマーク。スターの代役としてカメラの前に立つジョンとジュディ。全くもてないコリンはイギリスよりもアメリカだとアメリカのウィスコンシン州に渡る。総勢19人の愛の物語。 2004年2月9日(ヴァージンシネマズ泉北) |
『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』 THE LORD OF THE RINGS THE RETURN OF THE KING(2003年・米)
監督:ピーター・ジャクソン。
冥王サウロンが創った邪悪な指輪を捨てるため、ゴラムの案内で滅びの山を目指すフロドとサムだが、道案内のゴラムの目的はフロドの持つ指輪。唯一目障りなサムをフロドから遠ざけ、なんとか指輪を奪おうと画策する。一方、ローハンのヘルム渓谷でサルマン軍を破ったアラゴルン、レゴラス、ギムリ、ガンダルフの4人は、エントと共にオルサンクの塔を襲撃し、サルマンを塔に閉じ込めたピピンとメリーの2人と再会する。サルマンが残したパランティアの石からサウロンがゴンドールを襲うつもりだと知ったガンダルフはアラゴルンに狼煙を合図にゴンドールへ集結するように頼み、一足先にピピンと共にゴンドールへと向かう。冥王サウロンと指輪を捨てる旅の仲間達の最後の戦いがはじまる。 |
『恋愛適齢期』Something`s Gotta Give(2003年・米) 監督:ナンシー・メイヤーズ。
レコード会社を経営するハリーは、63歳でありながら独身。しかもいつも何人もの女性と付き合い、しかもその女性たちはすべて30歳以下の美女ばかり。そんな彼が新しい彼女マリンと共に彼女の母親の別荘にやって来た。ところが運悪くマリンの母エリカと叔母ゾーイも別荘にやってくる。仕方なく4人で過ごすことにするが気まずい雰囲気の夕食後ハリーが心臓発作で倒れてしまう。大騒ぎで病院に運ばれるが、退院後もしばらくは車での長距離の移動は無理だと言われエリカと共に別荘で過ごすことに。はじめは険悪なムードだったハリーとエリカだかひとつ屋根の下で暮らすうちに互いに惹かれあうようになるが・・・ 2004年3月29日(TOHOシネマズ泉北) |