『マーシャル・ロー』
監督:エドワード・ズウィック
ブルックリンで起きたテロリストによるバス爆破を発端にニューヨーク各地でアラブ系テロリストによる爆破事件が起こり、犯人逮捕に奔走するFBIテロリズム対策本部長ハバートと相棒のフランク。そして妙な関わりを持ってくるCIAの女性局員エリース。FBIとCIAが腹の探り合いをしながらもテロ組織の追及をしていく中、ついに大統領はニューヨークに戒厳令(マーシャル・ロー)を発令し、軍の最高司令官ダウロー将軍が乗り出すことに・・・ |
『マイ・ドッグ・スキップ』(1999年・米)
監督:ジェイ・ラッセル
舞台は1942年ミシシッピーの田舎町ヤズー。8才のウィリーはこの時代の少年には珍しく読書好きでスポーツが苦手で、学校の友達からはいじめられ唯一の友達は隣に住むスポーツ万能の町の人気者のディンクだけ。ところがそのディンクも出征してしまい、ウィリーの9才の誕生パーティーには来てくれる友達もなく家族だけ。そんな誕生日にまだ早いウィリーには無理だという父親の反対を押し切って母親は1匹の子犬をプレゼントしてくれる。子犬の名前はスキップ。そのスキップのおかげでウィリーの生活は少しづつ変化していく。 |
『マイ・ハート、マイ・ラブ』
監督・脚本:ウィラード・キャロル
脳腫瘍であることがわかり、残された時間をゆっくりと過ごすはずだったポールは25年前の浮気相手の写真を未だに持っていることを妻ハンナに知られ、過去の恋の告白をすることに。いくつもの恋愛を繰り返し本当の愛を探している女優の卵のショーンの前に現れた無口なキーナン。彼に惹かれ彼にアタックをかけるが彼には心に大きな傷があった。夫婦関係が冷え切ってただ体の関係だけの情事を続けるグレイシーとそれに応えるロジャー。偶然に出会った女性に作り話をして自分を演じるヒュー。過去に結婚した相手が同性愛者でその後恋愛恐怖症になっている舞台演出家メレディスは建築家トレントと出会うが、愛に発展するのに躊躇する。エイズで死にゆく同性愛者の息子マークを見守る母ミルドレット。 |
『マイネーム イズ ジョー』 監督:ケン・ローチ
オンボロサッカーチームの監督をしているジョーは、アルコール中毒で断酒会に入り断酒をしている。サッカーチームのメンバーも一癖もふた癖もありそうな連中で、自分も失業中でおまけに断酒中。それでもジョーはみんなに好かれていて、明るく楽しく生きていた。そんな時ひとりの女性と出会い愛しあい、幸せな日々が続くかと思われたが・・・ |
『マグノリア』
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
過去に自分が捨てた息子を探して欲しいと看護士のフィルに頼む癌で瀕死のアール。財産目当てでアールと結婚したが、死に向かう彼と向き合ううちに自分が本当に彼を愛していることに気付き苦悩するリンダ。性の伝道師?としてカリスマ的人気を誇り有名人のフランク。クイズ番組のスターで天才少年ともてはやされてはいるものの父親の愛を確かめられずにいるスタンリー。1960年代にクイズ番組で天才少年と脚光を浴びていたが、すっかり凡人となり勤め先までクビになったドニー。30年も続くクイズ番組の人気司会者で私生活ではやりたい放題だったが癌を宣告されたジミー。父親から逃げ出しコカイン漬けの生活を送るジミーの娘クローディア。伝言ダイヤルにメッセージを入れ彼女が欲しいと思っている信仰心が厚く勤勉な警官ジム。そしてスタンリーの父親。ジミーの妻ローズ。なんと総勢12名のそれぞれの同じ日同じ時刻の24時間の物語。 |
『マトリックス』
脚本・監督:ウォシャウスキー兄弟
ハッカーとしてのネロと大手ソフト会社に勤めるトーマス・アンダーソンという二つの顔を持つ主人公は最近、起きていても夢を見ているような気分になることが多く悩まされていた。ある日モーフィアスという男から接触があり、この現実は仮想現実。マトリックスであると教えられ、自分がこの仮想現実を現実に戻すための救世主だと告げられる。 |
『マルコヴィッチの穴』(2000年・米)
監督:スパイク・ジョーンズ
人形使いのクレイグは才能があるにも関わらず彼の人形劇は誰からも受け入れられず、就職すれば?という妻ロッテの言葉に渋々新聞の求人欄を探すクレイグの目にとまったのは「手先の器用な方求む」という広告。早速マーティン・フレマー・オフィスビルの7と1/2階にある小さレスター社を訪れ無事文書整理係の仕事に就くが、そこで出会ったマキシンという女性に一目ぼれ。なんとか彼女を誘うもあっさりかわされるクレイグ。高まる彼女への気持ちを抱えたまま毎日の仕事をこなしていた彼がある日キャビネットの後ろに落ちたファイルを拾おうとして偶然に見つけた小さな扉はなんと15分だけ俳優ジョン・マルコヴィッチの意識の中へ入れる穴の入り口だった。 以上感情吐露度50%の感想終了。 以下「とめの穴」へ続きます・・・ってのは嘘。感情吐露度100%。ネタばれにもなっていますのでご注意を。 |
『ミュージック・オブ・ハート』(2000年・米)
監督:ウェス・クレイブン
夫と別れ、二人の息子と3人の暮らしを始めたロベルタ・ガスパーリは、高校時代の同級生ブライアンの紹介で、アメリカの中でもきわめて物騒な地域イースト・ハーレムにある小学校でヴァイオリン・クラスの臨時教員として働きはじめる。当初は地域的な特異性にとまどいながらも子供たちにヴァイオリンを教えることに情熱を注ぎ始めるロベルタ。やがて10年の時が流れ、ロベルタのヴァイオリン・クラスは150人もの生徒を抱え、抽選をしなければならないほどの人気クラスとなっていた。ところが市の教育委員会が予算をカットし、ヴァイオリン・クラスは今学期で打ち切りという決定が下される。「私は闘う」というロベルタの元にヴァイオリン・クラス存続を願う教師や親たちが集まり、救済コンサートを開き、それで得られた資金をヴァイオリン・クラスの運営資金とすることとなる。数々の人の助けを得て、1993年10月25日。音楽の殿堂カーネギーホールの大観衆の前ににロベルタの教え子50人のヴァイオリンの音が響き渡る。現在もイースト・ハーレムでヴァイオリンを教えつづけているロバルタ・ガスパーリの実話です。 |
『めぐり逢い』(1957年・米)
監督・脚本:レオ・マッケリー
ヨーロッパへ向かう豪華客船の中でプレイ・ボーイとして名を馳せているニコラ・フェランティとテリー・マッケイは、テリーがニコラのシガレット・ケースを拾ったことをきっかけに知り合いお互い恋に落ちる。しかしニコラには打算による婚約をした富豪の彼女が、そしてテリーにも実業家の彼氏がいた。船が港に到着する朝、ニコラはテリーに何とか自分で生活出来るようにするから半年待って欲しいと告げる。そして二人は半年後エンパイアステートビルの屋上での再会を約束するが、その約束の日思いがけない事故により二人は再会することが出来なかった・・・。 |
『めぐり逢えたら』(1993年・米)
監督・脚本:ノーラ・エフロン
妻を亡くしてから1年以上もたつのに未だに心の傷が癒えない建築家のサムを見かねた8歳の息子がクリスマスの夜ラジオの人生相談に電話をする。そしてそのラジオを聞いた多くの人が彼の悲しみに心惹かれる。その中の一人に新聞記者のアニーもいた。彼女は結婚を控え幸せなはずだったが、このラジオで「シアトルの眠れない男」の声を聞き話を聞いてから彼のことが気になって仕方がない。ところが友人の家で彼への手紙を書くが出し切れずにいた手紙を友人が彼女に内緒で出したことでサムではなく彼の息子がアニーを気に入り、二人はバレンタインデーに映画『めぐり逢い』と同じエンパイアステートビルの屋上で出会う約束になっていた。 |
『息子の部屋』THE SON'S ROOM(2001年・伊)
監督:ナンニ・モレッティ。
イタリアの小さな町。精神分析医のジョバンニは妻と二人の子供と裕福で平穏な日々を過ごしていた。そんなある日息子の学校から呼び出しがかかり、息子が授業で使う化石を盗んだと言われる。思春期を迎えた息子の微妙な変化に不安と不満を覚えるジョバンニ。なんとか息子の心を読み取ろうとする彼に突然訪れた息子の死。最愛の家族を亡くすという現実に残された家族の心は少しづつずれはじめ、不協和音を奏ではじめるが・・・。 2002年2月2日(動物園前シネフェスタ) |
『モンスターズ・インク』MONSTERS,INC(2001年・米) 監督:ピート・ドクター。
モンスター・シティにあるモンスターズ株式会社は、モンスター・シティのエネルギー源である人間の子供の悲鳴を集め供給する会社。夜毎人間界の子供部屋のクローゼットのドアから侵入し、子供たちを怖がらせている彼らだが、実は彼らの方こそ人間の子供を恐れ、有毒だと信じていた。ある日その会社の悲鳴獲得数No.1のサリーは終業後の会社で片づけられていないひとつのドアを見つける。そしてなんとそこから人間の女の子がモンスター・シティに入ってきてしまったのだ。相棒のマイクと協力してなんとかこっそり人間界へ戻そうとするが・・・。 2002年3月13日(ヴァージンシネマズ泉北) |
『メメント』Memento(2000年・米)
監督:クリストファー・ノーラン。
何者かに妻を殺害された元保険調査員のレナードは、妻を殺された復讐のために一人犯人を探す。しかし彼は妻が殺された時に頭を殴られ昏倒したため、新しい記憶が10分しか保てない記憶障害になっていた。そんな彼の記憶の手段はポラロイド写真にメモ・・・そして自らの身体に刻む刺青。果たして彼は犯人にたどり着けるのか? |
『MIBU』MEN IN BLACK U(2002年・米)
監督:バリー・ソネンフィルド。
5年前、入局早々地球の危機を救ったJは今では”MIB”きってのエージェント。その時一緒に活躍したKはあの事件のあと引退し、今では普通のおじさん。K以上のパートナーが見つからずにいらいらしながら仕事を続けるJの前に「ザルタの光」という惑星を一気に消滅させてしまうほどのパワーを持つ物体を探してサリーナという兇悪な宇宙人が現れる。しかもそのありかを知っているは引退したK。ところが引退したKには”MIB”の記憶なんて全くない。強引にKを”MIB”本部へ連れて行きデニューラライザーで記憶を取り戻させようとするJだが、Kに目をつけたサリーナにより”MIB”本部は占拠されてしまう。 2002年7月10日(ヴァージンシネマズ泉北) |
『メルシィ!人生』LE PLACARD(2000年・仏)
監督:フランシス・ヴェベール。 妻子にも逃げられ、さえない中年男ピニョンはある日勤続20年の会社さえも人員整理のためにクビにされるという知らせを聞く。家に帰り悲観のあまりベランダから飛び降りようと決意するが、引っ越してきたばかりの隣人に止めらる。そしてその隣人が打ち出したリストラ対策はなんと「カミングアウト」。早速会社に送りつけられた半ケツのレザーパンツに身を包み男性と抱き合うピニョンの写真に会社の重役たちは大慌て。このまま彼をクビにすればゲイ差別で抗議されるし、おまけにこの会社の製品はコンドーム。ゲイたちも貴重な顧客だということでピニョンのクビはつながるが、今まで何の取り得もなく目立たなかったピニョンの生活がその日を境に序々に変わっていくことに・・・。 2002年11月9日(テアトル梅田) |
『めぐりあう時間たち』THE HOURS(2002年・米)
監督:スティーヴン・ダルトリー。
物語は1941年イギリスのサセックス。川の中に身を委ねるヴァージニア・ウルフの姿から始まる。 2003年5月17日(ヴァージンシネマズ泉北) |
『マトリックス・リローデット』MATRIX RELOADED(2003年・米)
監督:ラリー・ウォシャウスキー。アンディ・ウォシャウスキー。
人類最後の都市ザイオンに迫るコンピューターの最終攻撃。ザイオンを死守すべく集結する船の中、モーフィアスはネオと預言者を信じ、ザイオンを離れマトリックスへと赴く。預言者を探し、預言者と出会ったネオの前に現れたのはネオへの復讐のため、自らのクローンを作り出すことが出来るようになったエージェントスミス。彼らの行く手を阻むスミスとの攻防、刻々と迫るザイオンへの攻撃を彼らは阻止できるのか? 2003年6月9日(ヴァージンシネマズ泉北) |
『ミニミニ大作戦』THE ITALIAN JOB(2002年・米)
監督:F・ゲイリー・グレイ。 水の都ベニスで綿密な計画の下、50億円の金塊の強奪に成功したチャーリーと仲間たち。分け前の金の使い方を笑顔で話す彼らだったが、予想もつかなかったアクシデントで奪った金塊はすべて奪われ、チャーリーの父親のような存在であった金庫破りのジョンが命を落とすことに・・・。それから1年、奪われた金塊を取り戻し、ジョンの敵を討つためにベニスでの仲間がロサンゼルスに集結する。しかし重要な金庫破りのジョンはもういない。そこでチャーリーはジョンの娘で金庫破りのテクニックを持ち、合法的な金庫開錠の仕事をしているステラに声をかける。ステラの加入により着実に計画は進むが・・・。 2003年6月29日(ヴァージンシネマズ泉北) |
『マイ・ビッグ・ファット・ウエディング』MY BIG FAT GREEK WEDDING(2003年・米)
監督:ジョエル・ズウィック。
ギリシャ人であることにこだわる両親の元、幼い頃からギリシャ人らしくとたくさん食べてみんなが行くサマー・キャンプへの参加も出来ずギリシャ語教室に通い、もう何年も前から「ギリシャ人と結婚し子供を生んで・・・」と毎日のように父親に言われ続けているトゥーラは30歳。太り気味の体型にメガネ。仕事も両親が経営するギリシャ料理店のウェイトレス。もちろん彼氏なんているわけがない。そんな生活に嫌気がさしていた彼女は大学でコンピューターの講習を受けたいと母親に切り出す。案の定「女に学問はいらない」と反対する父親だが母親の説得で大学に通いだしたトゥーラの新しい人生が始まる。 2003年8月10日(アポロシネマ プラス1) |
『ミスティック・リバー』MYSTIC RIVER(2003年・米) 監督:クリント・イーストウッド。
ボストンのダウンタウンに近いイーストバッキンガム地区。ジミー、ショーン、デイブの3人の少年が路上で遊んでいると警官と名乗る二人の男が現れ、デイブだけが車に乗せられ連れ去られてしまった。デイブが戻ってきたのはそれから4日後。その間に何が起こったのか、誰も語ることはなかったが、デイブの心に深い傷を残し、その日を境に3人で遊ぶことはなくなった。それから25年たったある日、ジミーの最愛の娘が無残な姿で殺されているのが発見される。今は刑事となったショーンがその事件の担当となり、その捜査線上にデイブが容疑者として浮かぶ。デイブの誘拐という悲惨な事件で離れ離れとなっていたかつての幼馴染が今度は凄惨な殺人事件をきっかけに再会することとなる。 2004年2月2日(アポロシネマ プラス1) |