『バーティカル・リミット』

監督:マーティン・キャンベル
主演:クリス・オドネル。ビル・パクストン。スコット・グレン

今から3年前。親子3人で楽しんでいたロック・クライミング中の事故で、ピーターは自分と妹を助けるために自らの手で父親のロープを切らなければならなかった。その後登山をやめ、ネイチャー・カメラマンとなったピーターは撮影中の事故のせいで偶然登山家となったアニーが目指すK2登頂のベース・キャンプを訪れる。しかし、二人の間は3年前の事故が大きな溝となっていた。翌日アニーを含めたK2登頂のパーティーはK2を目指し出発する。ところが天候が悪化し、ベースキャンプでは下山の命令を出すが、登山の主催者でパーティーの実質的な権限を持つ企業家のヴォーンはその命令を無視し、登頂を強行する。やがて天候は悪化しパーティーを雪崩が襲いかろうじて助かったシェルパを除くアニー、ヴォーン、トムの3人も氷に塞がれたクレバスの中に閉じ込められたいた。高度8000メートルではヘリコプターも飛ばせず、クレバスを塞ぐ氷は人力で掘り返すことなど到底出来ない。しかし、何があっても妹を助けたいピーターはクレバスを塞いでいる氷を爆破するためにニトログリセリンを背負い険しいK2を登るという無謀な計画を立て、それに参加する5人と共に救出に向かう。タイム・リミットは22時間。
CMのあのド派手な迫力にこれは絶対に観に行こうと決意した作品なんですが、『クリフハンガー』のようにあのCMの部分だけが迫力あってあとはほとんどセットです。ってのがまるわかりの作りじゃないの?という恐ろしい言葉を耳にして、本当にそうだったらどうしよう?という思いで観に行ったのですが、あのCMの迫力はダテではなかった。全編通して十分に迫力ある映像に音響。堪能出来ました。映像の迫力だけで納得するならばそれはそれでいいんだと思うのですが、ちょっと欲張りでひねくれもののとめさんはそうはいかないんですよね。まず、爆破するために持っていくニトログリセリン。これはこの映画で大きな役割をする小道具なんですが、少量でもかなりの爆破威力があり、衝撃を加えただけで爆破するという恐ろしい代物を背負っての険しい登山。『恐怖の報酬』のハラハラドキドキ感を意識してご登場のこのニトログリセリン。普通の爆薬でもいいんじゃないの?というツッコミはおいといて・・・。なぜに3本もいる?この3本という時点で製作者の意図するところのその後の展開が読めてしまった。あぁ、2本は途中で爆破するのねって。もうそうなると爆破に雪崩に迫力満点なのはいいんだけど、とにかく大味の映画になっちゃってるんですよねぇ。迫力ある映像も重要だけど、σ(^-^)としては一本のニトログリセリンによってもっとハラハラドキドキのストーリーとしての恐怖感や面白味が欲しかった。

2000年12月23日(アポロシネマ)

BACK

『ハート・オブ・ウーマン』(2001年・米)

監督・脚本:ナンシー・メイヤーズ
主演:メル・ギブソン。ヘレン・ハント。

広告代理店に勤めるニックはいわゆる「男の中の男」女性はセックスの相手、身の回りの用事をしてくれる家政婦さんくらいにしか認識していない傲慢な男。それでも仕事の腕はピカ一で「男っぽさ」を売りに数々のヒットを飛ばし、クリエイティブ・ディレクターの椅子はもう今日にでも自分のものだと思っていたが、会社の方針により現代の消費生活の中心は女性。女性の気持ちのわかるクリエイターではないと・・・ということでニックが座るはずだったクリエイティブ・ディレクターになんとライバル会社から引き抜いた女性のダーシーが座ることに。面白くないニックはバスルームで会社で渡された女性用品を片っ端から身につけ酒に酔いながらやけっぱちで広告の案を考えていたが、ひょんなアクシデントから手にもったドライヤーがバスタブにつかり感電してしまう。翌朝目覚めたニックは体には異常はないものの、なんと女性の心の声が聞こえてしまうというとんでもない状態になっていた。
女性の心の声なんて聞こえたらやっぱいやだろうねぇ。当初あまりにも自分が思っていたのとかけ離れた彼女たちの本音の声を聞いてうちのめされるニックがすごくかわいい。「男っぽさ」を売りにしているだけで本当は小心者だったのね。でもやはり女性の心の声が聞こえるってので一番笑わせていただいたのはベッド・シーン。この時だけは聞こえたら絶対に嫌だろうねぇ。ま、聞かれても嫌だけど・・・(笑)。しかしその声に応えようとがんばったニックはえらい!(爆)普通はそうそうがんばれるものではないと思うのだが・・・。「男の中の男」を気取っている男ほど案外小心者で、優しいんだってことを暗に示唆した作品なのかな?なんてことをふと考えたんだけど、そんな深読みしてみるべき作品じゃないかもね。ハートフル・ラブ・コメディとしてメル・ギブソンのコミカルでチャーミングな演技を堪能すべきですね。やはりσ(^-^)は真面目でクールな役を演じているメル・ギブソンよりちょっとやんちゃでお茶目な役の彼の方が好きだな。この作品のメルちゃんは本当にらぶり〜ですよ。

BACK

『ハーモニーベイの夜明け』

監督:ジョン・タートルトーブ
主演:アンソニー・ホプキンス。キューバ・グッテイングJr.。ドナルド・ザザーランド

人類学者であり霊長類学者であるイーサン・パウエルは東アフリカで行方不明になってから2年後ルワンダの密林の奥深くで、国立公園のレンジャー部隊の2人を殺害。現地で有罪判決を受け、アメリカへ強制送還された。行方不明になってからレンジャー部隊の2名を殺害するまでに彼に一体何があったのか?一言も言葉を発しようとしない彼に興味を持ったマイアミ大学の精神科医テオ・コールダーは、自らの出世欲も伴いパウエルの精神鑑定人になることを願い出る。そしてパウエルが収容されている「ハーモニーベイ刑務所」で向き合うパウエルとコールダー。何度か面接しているうちにコールダーにわずかながらも心を開き話し出すパウエル。そしてコールダーもパウエルとの面接により自らの野心を見透かされ、人間としてのあり方を問い直されることに・・・。
ゴリラたちとの生活で人間としてかわっていくパウエルの森での生活のシーンでは『愛は霧のかなたに』を思い出してしまいました。案外ゴリラたちには人間を本来の姿。自然と共存できる真摯な心を取り戻される能力があるのかも・・・。この映画全体的には嫌いではないです。ラストも気持ちいいし(ちょっと突っ込んでしまいましたが・・・。どう突っ込んだかはこれ観た人ならきっとわかるはず)、コールダーとパウエルの関係もいい感じで進んでいくし・・・。ただ、この手の社会とは?人間とは?自由とは?といった類を論じようとする映画にはどうしてこうもむかつく敵役が出てくるんでしょうねぇ。確かに実生活においても夜道で待ち伏せしてやろうかと思うくらいむかつくやつはいますけど、どこかにやなやつだけど根っからの悪人なんていないんだって思いたい気分が自分の中にあるんで、せめてこういう映画ではとにかく悪い奴っていうキャラは使って欲しくないなぁ。敵役ってスタンスだけで、悪い奴でもそれなりにキャラがたっていればいいんですが、やはりこの映画でもただ悪い奴・・・なんでかわかんないけどとにかく悪い奴ってだけのキャラなんですよねぇ。勧善懲悪の映画ならいざしらず、この手の映画ではもう少しねってほしかったな。

BACK

『パール・ハーバー』(2001年・米)

監督:マイケル・ベイ
主演:ベン・アフレック。ジョシュ・ハートネット。ケイト・ベッキンセール。アレック・ボールドウィン。

子供の頃からお互いに空に憧れパイロットになることを夢見てきたレイフとダニーは米国陸軍航空隊のパイロットとなった今も良きライバルであり、固い友情で結ばれていた。世界中に戦火が広がる中、未だ参戦を表明していないアメリカ。そんな時、軍の身体検査で知り合った看護婦イヴリンと恋に落ちるレイフ。しかしレイフはイギリス空軍へ志願し戦場へと赴く。ひたすらレイフの無事を祈り待ち続けるイヴリンの元へ届くレイフの悲報。涙に暮れるイヴリンを支えるダニーだが、やがて彼の心は彼女に惹かれていき心の痛みを消すために彼に応えるイヴリン。しかし彼らの前に戦死したはずのレイフが戻ってくる。苦悩するイヴリン、レイフ・・・そしてダニー。1941年12月7日。そんな彼らのいるハワイに日本軍の奇襲攻撃が襲い掛かる。
3時間の上映時間長すぎ。インターミッションもないし・・・ってそんな問題ではないんだけど。世紀のラブストーリーなんて銘打ってますけど、そのラブストーリーがショボすぎ。目新しいこともなんともない筋書き。ラストはもうみえみえ。『タイタニック』もσ(^-^)はあまり好きな映画じゃないですが、あちらの方が数段上だと思う。なんだかやたらとCGなんかのテクニック使ってド派手な映画撮りたくってその題材に真珠湾攻撃を選んだんだけど、それだけじゃストーリー組み立てられないからラブストーリー仕立てにしてみました。って感じ。あまりにも戦闘シーンが長いからそう感じるのかもしれませんね。なんだかせっかく作ったからカットするには惜しい。え〜い!3時間になっちゃってもいいやぁ!と製作現場でそんな話があったかどうかは知りませんがね。確かにあの戦闘シーンの映像はすごい。劇場で観る値打ちあります。そして唯一の救いは・・・キャー。アレック・ボールドウィンかっこ良すぎ(笑)。おいしい役だよねぇ。トム・サイズモアもいいなぁ。ただ、こんなこと思ったの私だけかもしれないけど、日本軍のパイロットが下で遊ぶ子供たちに「逃げろ!」って戦闘機から叫ぶシーンあるんですが、これってなんだか日本人に妙に配慮して無理やりくっつけたみたい。だったら病院空爆したり、赤十字のマークの入った車爆撃したりするシーン撮るなよ。とσ(^-^)は言いたい。(笑)

BACK

『バガー・ヴァンスの伝説』(2001年・米)

監督:ロバート・レッドフォード
主演:ウィル・スミス。マット・デイモン。シャーリズ・セロン。

1928年、ジョージア州サバナ。10歳の少年ハーディは地元の若き天才ゴルファー、ジュナに憧れていた。ジュナは16歳でアマチュア優勝を成し遂げ、町のヒーローとなり、富豪の娘アデールのハートも手に入れ、町の英雄は国の英雄となるべく第一次世界大戦に出征するが戦場での現実の悲惨さに打ちのめされた彼は帰国後、アデールにも会わずゴルフさえも捨ててしまっていた。ところがそんな彼が再びクラブを握ることになる。父が残した唯一の遺産であるゴルフ場を守るためにアデールが主催するトーナメントに出場することになったのだ。自分のスィングを失くしてしまったジュナは最初出場をためらっていたが、突然現れたバガー・ヴァンスというキャディーにわずかながら失くしたスィングを取り戻す何かを感じたジュナは伝説的プレイヤー、ボビー・ジョーンズとウォルター・ヘーゲンと同じグリーンに立つことを決める。
まぁまぁかな?というのも実はムキになって集めて読んだマンガ『ダンドー』と描いてるシーンが一緒なんだ。もちろんストーリーは全く違いますよ。でも言いたいこととかやってることがほとんど一緒。ゴルフは審判のいない唯一のスポーツなんだってセリフまで一緒。おまけに自分のペナルティ宣言するシーンまであるんですよね。『ダンドー』に。(笑)ゴルフの作品となるとどうしても似たことが入っちゃうのかな。でもこの作品のウィル・スミスは好きだな。他のどの作品よりもσ(^-^)は気に入りました。ただ・・・バガー・ヴァンスって結局何者?(笑)

BACK

『バグズ・ライフ』(1998年・米)

監督:ジョン・ラセッター。
声の主演:デイヴ・フォーリー。ケビン・スペイシー。ジュリア・ルイス・ドレイファス。

季節は秋。場所はアリたちの住む島。ここでは毎年横暴なバッタたちがやってきては彼らから食料を奪っていく。そしてアリたちはバッタたちに乱暴されないように彼らがやってくるまでに彼らの分の食料を必死に集め、彼らが食料だけを持って静かに去って行ってくれるのをアリ塚で息を潜めじっと待つ。ところが今年は何と発明好きでドジなフリックのおかげでせっかく集めた食料がすべて池の中へ・・・。いつものようにやってきたバッタ軍団のボスホッパーは食料がないことに怒り、最後の落ち葉が落ちるまでに今までの倍の食料を用意しろと脅し去って行った。責任を感じたフリックはバッタたちをやっつける助っ人を探してくると町に出掛け連れて帰ってきたのは、強い助っ人・・・ではなくなんとただのサーカス団の団員たちだった。最後の葉が落ちる、食料はホッパーの要求には満たない、強い助っ人はいない・・・。そしてホッパーたちがやってくる・・・。
『トイ・ストーリー』のスタッフによる3D・CGアニメ。いつものレンタル屋さんで中古販売をしていたのですが、800円だし、声の出演がケビン・スペイシー様ということでは買わない訳にはいかないでしょう(笑)。悪役ホッパーがスペイシー様なんだけど、やっぱいい声ですよねぇ〜・・・っていきなりそれだけに感動してどうする?声はさておき・・・さすが『トイ・ストーリー』のスタッフ。映像もすごいけどストーリーもいい。二転三転する運びがおもしろい。そして『トイ・ストーリー』でもあったエンディングのNG集。いいですよねぇ、この発想。なんだか楽しんで作っているというのがなんとなく伝わってきて観ているこちらもすごく楽しい。グフフ・・・ビデオ買ってよかった。(^-^)

BACK

『八月のクリスマス』

監督:ホ・ジノ
出演:ハン・ソッキュ。シム・ウナ。

夏の暑い日写真屋を営むジョンウォンはある日現像を依頼しにきた駐車違反取締官のタリムと知り合う。その後タリムは頻繁に店に訪れるようになり、次第に二人は親しくなっていく。でもジョンウォンは病気でもう余命いくばくもない身で、タリムに心惹かれながらも何も語らずにタリムと二人の時を過ごす。夏から秋にかけての淡い二人の恋の物語です。淡々となんとも優しい雰囲気でストーリーが進むのがよかったです。死をみつめながら時を過ごすってどんなだろう?とてもせつないですね。ジョンウォンが父親に必死になってビデオの操作を教えるシーンには胸が熱くなりました。タリムと二人でいる時の余計なことは何も語らずにすべてを包み込むような笑みのハン・ソッキュがいいですねぇ。σ(^-^)は『シュリ』よりもこちらのハン・ソッキュの方が好きです。

BACK

『パットン大戦車軍団』(1970年・米)

監督:フランクリン・J・シャフナー
主演:ジョージ・C・スコット。カール・マルデン。スティーブン・ヤング

第2次世界大戦中、アメリカ陸軍の猛将ジョージ・パットンはたぐいまれなる戦略家で当初ドイツ軍のロンメル将軍に敗れていたアフリカ戦線で、ロンメル軍団から勝利を勝ち取る。その目覚しい活躍とは裏腹に彼は根っからの軍人で、短気で頑固。政治的なかけひきなど一切出来ないためにしばしば軍上層部と対立していた。そのせいで一度は重要な戦略からはずされるパットンだが、ノルマンディー上陸後停滞している連合軍に第3師団を率い、破竹の勢いでベルリン攻略まで到る。しかしドイツ軍が降伏し、戦争が終結に向かうと軍人でしかいられない彼は政治的に邪魔な存在となってしまう。
σ(^-^)はこの映画を観て、またも邦題の大きな間違い失敗を感じてしまった。「パットン大戦車軍団」これじゃ、ただの戦争映画だと勘違いしちゃうと思うな。ってσ(^-^)も勘違いしちゃってたんだけど・・・。短気で頑固で軍人でしかいられない不器用な男パットンの人間ドラマですね。σ(^-^)はこのパットンという人物好きだな。好戦的で戦争礼賛者と捉える人もいるかもしれないけど、彼はそこでしか生きる術を知らないし、そこに自分の生きる価値を見出していただけで、実質的にはうまく生きていくには非常に不器用な人間だと思う。そこがσ(^-^)は好きだな。なんでもこの映画の続編『パットン将軍 最後の日々』という映画があるそうで、この映画というよりこのパットンという人物に魅せられてしまったσ(^-^)としてはどうしても観てみたいですね。

BACK

『バッファロー'66』

監督・脚本:ヴィンセント・ギャロ
出演:ヴィンセント・ギャロ。クリスティーナ・リッチ

刑務所から出所したビリーは刑務所に居たことも仕事で遠方に行っていたと嘘をつき、しかも妻を連れて帰ってきたと嘘をついたために一人で故郷に帰ることが出来ず、通りすがりの女性レイラを無理やりに拉致し、脅迫して妻にしたて故郷に帰る。誰からも愛されず、自分の生き方すらわからないビリーに無理やりに連れてこられたはずのレイラはいつしか惹かれていた。しかしビリーは両親との対面のあと自分が刑務所に入る理由になった男への復讐と自分の死を考えていた。
σ(^-^)にはわからない映画でした。(^^;)面白くないことはないんですよ。でも、どうもσ(^-^)の理解の範疇を超えた作品ですね。きっとこの登場人物ビリーの両親。ビリー。レイラ。彼らがσ(^-^)が生理的に受け付けない人種だったからかもしれません。主軸の登場人物がほとんど気に入らなければ その映画も気に入るはずないですね。(^^;)この映画で一番印象に残ったのはジャン・マイケル・ビンセントが年くったなぁってことでした。

BACK

『パトリオット』

監督:ローランド・エメリッヒ
主演:メル・ギブソン。ヒース・レジャー。ジョエリー・リチャードソン

1776年。アメリカの独立戦争の勃発。サウスカロライナに住むベンジャミン・マーチンは過去の大きな戦争フレンチ・インディアン戦争の勇士だったが、今では妻亡き後7人の子供と農夫として平和な暮らしを送っていた。しかし彼の住むサウスカロライナ州でも戦争への参戦が可決され、家族を守る方が大切だと参戦を拒否するベンジャミンに、愛国心に駆られた長男ガビリエルは冷ややかな視線を残し、参戦して行く。やがて戦火は家のすぐ近くまで及び、負傷したガブリエルが家に戻ってきた。が、追ってきたイギリス軍にスパイとして連行されようとした時、次男のトマスが助けようとイギリス兵に飛び掛り、ベンジャミンの目の前で射殺され、ガブリエルも連行されてしまう。トマスの死に泣き崩れるベンジャミン。そしてその時彼は家族のために心の中に封印していた武器をとり、イギリス軍と戦うことを決意する。
すごい。とにかくすごい。心を熱くさせる映画です。「パトリオット」=「愛国心」というタイトルですが、これは父親。男の映画ですね。過去の戦争での英雄ともてはやされながらも、自分のやった残虐な行為の罪に苛まれ、愛する者を守るために武器を封印した男が、愛する者を守るためにまた武器をとる。息子の死に号泣する父親、きれい事ではなく怒りにまかせてイギリス兵をメッタ刺しにする父親、娘から拒絶されとまどう父親、家族を心から愛おしく思いかたく抱きしめる父親、メル・ギブソンは見事に演じてます。そしていい映画は必ず脇がいい。この映画も多分に漏れず脇役がいいんです。武器をとる事を拒否するベンジャミンも武器をとるベンジャミンもどちらのベンジャミンも心から理解して多くを語らないパーウェル大佐。最後の戦いの戦法に自らの死を覚悟し、フランス軍の軍服に身を包み「最後くらいおしゃれしたいんだ」と現れるフランス人のジャン。これまたどちらもいい男なんですよ。おまけに息詰まる戦闘シーンやお堅いシーンだけではなくちゃんと笑いのポイントもあるし、きれい事で済ませない残酷な戦闘シーン。見事な超娯楽大作です。

BACK

『バトルフィールド・アース』

監督:ロジャー・クリスチャン
主演:ジョン・トラボルタ。バリー・ペッパー。フォレスト・ウィテカー

西暦3000年。地球は異星人・サイクロ人により滅ぼされ、わずかに生き残った人間たちはサイクロ人の手の届かない放射能に汚染された山間部にひっそりと暮らしていた。ある日このまま悪の伝説に怯えて暮らしていくことに疑問をもったジョニーは、村人たちの反対を押し切って村を出る。村を出て行き着いた廃墟と化した街でジョニーはサイクロ人に捕えられ奴隷とされてしまう。そこでジョニーは、自分たちの近づけないウラニウム鉱山近くにある金脈から金を人間に採掘させ、それを独り占めしようと企むサイクロ人のタールにより、奴隷のリーダーとするために学習マシンにかけられ、サイクロ語や様々な知識、そして地球が滅びた理由を教えられる。やがてジョニーは様々な知識を得たことで、どうにかして人類を滅亡から救い、地球を彼らサイクロ人から奪還しなければならないと考え、サイクロ人との戦いに望む。
おもしろい!・・・後半はね。前半はイマイチ何がどうなってこうなったのかっていうのを見事にはしょっているせいで、なんともかったるかった。後半は今がどうこうというより、「さぁ!戦うぞ!」というノリでガンガンいってくれたのでストーリーはともかく、映像も派手だったからなんとか楽しめたかな・・・。ただこの楽しめるかもしれない後半をとにかく楽しむためには、むくむくと頭をもたげてくるセリフ「なんでやねん!」というのをしっかりと押さえ込む必要があるでしょう。つっこみ出すとキリがないですからね。原作を読んでいないのではっきりとは言えませんが、なぜに超ベストセラーの原作でありながらA級とは言い難い作品になったのか?きっとそれは全5巻にも及ぶ原作を1時間57分にまとめてしまおうということに無理があったのではないでしょうか?・・・あ・・・でもないかなぁ・・・原作が長くてもうまくまとめた作品けっこうあるしなぁ〜。

BACK

『ハムナプトラ 2 黄金のピラミッド』THE MUMMY RETURNS(2001年・米)

監督:スティーブン・ソマーズ。
出演:ブレンダン・フレイザー。レイチェル・ワイズ。ジョン・ハナー。

1933年。ハムナプトラから帰還してから8年。リックとエヴリンは息子アレックスとともにまたも遺跡発掘現場にいた。そしてそこでみつけたブレスレットはアヌビス軍を率いるスコーピオン・キングのもの。彼らを蘇らせ彼らを倒したものは世界を征服することが出来ると言われていた。ところがそのブレスレットをアレックスがはめてしまう。そこへそのブレスレットを狙う者たちが現れアレックスが連れ去られる。愛する息子を救うため、リックとエヴリンは再びエジプトへ。
前作よりも派手さが増してる。でも、最初の30分頭の弱い私には何がどうつながんのかわかりづらかった(^^;)。話の展開がわかってからはジェットコースタームービーばりに派手にガンガン進むストーリーにしっかりのれて楽しかった。お茶目でかわいい息子アレックスが両親よりも叔父さんのジョナサンと絶妙のコンビネーションってのが笑わせてくれます。前作ですっかり魅了されてしまったジョナサン。8歳の子供より頼んないってのなんとも・・・。だけど今回はかっこよく活躍のシーンもあり私としては満足満足。ただ今回なんとも哀れなのは前作ではあんなにすごかったイムホテップ・・・なんだかちょっとしょぼすぎ・・・(^^;)。

BACK

『ハンニバル』(2000年・米)

監督:リドリー・スコット。
主演:アンソニー・ホプキンス。ジュリアン・ムーア。レイ・リオッタ。

『羊たちの沈黙』で描かれたバッファロー・ビル事件から10年。レクター博士との面談により犯人を逮捕したFBIのクラリスは麻薬の売人イヴェルダ逮捕の指揮をとっていたが、その現場は壮絶な銃撃戦となり多くの死傷者を出す。しかも赤ん坊を抱いていたイヴェルダをやむなく射殺したことからマスコミから非難を浴び、窮地に追い込まれる。そしてレクター博士の被害者の中で唯一の生存者でありレクター博士に復讐すべく執拗に彼の行方を追うメイスンにより、クラリスは再びレクター博士と対峙することになる。
う〜ん・・・。『羊たちの沈黙』も観ていて、原作の『ハンニバル』をすでに読んでいたσ(^-^)はそれなりに楽しめたんだけど・・・。ま、『羊たちの沈黙』を観ていない人はまず観ないだろうと考えたとして、原作を読んでいない人がこの映画を把握して楽しめるかどうか疑問ですねぇ。まず、メイスンが何故レクター博士にあんな目にあわされることになったのかがわかりづらい。おまけに原作に登場するメイスンの妹マーゴがいないもんだからメイスンという人間のとんでもない部分が余計にわかりづらい。そしてクレンドラーの人物描写が薄い。それによりクラリスの彼に対する憎悪が描ききられていない。だからどう見たってただの意地の悪い上司ってだけで、レクター博士が彼を標的にする理由がみえてこないんですよね。あの映像を楽しむならそれでもいいんでしょうけどねぇ。確かに映像はよかった。フィレンチェのシーンはきれいだったし、残忍なシーンもうまく撮っていたので、ヘタすればスプラッター映画になってしまいそうなところをそうならないように演出してましたしね。ただ・・・メイスンのメイクはいかがなものか?あれ見て怖いとは思わずに笑ってしまったのはσ(^-^)だけだろうか?そして何よりラスト・・・。悪くはないんだけど、なんだかパート3作るよ!って意図が見え見えって気がしてどうもσ(^-^)はいただけなかった。来日のインタビューとかでパート3の話してるの読んじゃったからかもしれませんがね。おまけに日本人へのリップサービスで次の舞台は日本かも?なんてこと言ったりして・・・。レクター博士が似合うのは欧州。日本は似合わないと思うけどねぇ。

BACK

『ビッグ・チャンス』THE BIG KAHUNA(1999年・米)

監督:ジョン・スワンベック。
出演:ケビン・スペイシー。ダニー・デヴィート。ピーター・ファッシネリ。

新たな取引を引き出すためのホテルでの接待パーティーにこれから望もうとしている3人の営業マン。自信家で闊達なラリー、現在離婚調停中で少し仕事にも人生にも疲れているフィル、まだ新人で信仰心が厚くモラルの塊のようなボブ。彼ら3人の一夜の出来事。まるで一幕芝居のような映画です。
スペイシー様の登場シーン・・・かっこいい(爆)。で、二人の待つホテルの部屋に入ってから、しゃべるしゃべる・・・この映画の台本の半分は彼のセリフじゃないかなぁ(笑)。もともとは舞台の作品ということで、どうみても映画というより舞台色の方が強い。でも、この手の作品は出演者の腕のみせどころということで、ケビン・スペイシーとダニー・デヴィート見事に芝居をひっぱってます。でもってこの映画のセリフがまた憎いくらいにツボにはまる。「女房は亭主の愚かさを映す鏡だ」大きくうんうん。ラストのダニー・デヴィート扮するフィルが新人ボブに諭すようにゆっくりと話すセリフ。思わず拍手したくなっちゃいましたよ。出てくる場面の90%がホテルの一室。セリフもほとんど・・・いや、すべてと言っていいくらい3人のものだけ。それなのにぐぐっと引き込まれてしまう。堪能したな。で・・・で・・・ラストシーン。ぐふふ・・・ちょっと小首をかしげてフっと笑うスペイシー様。好きなんだこの顔。え?スペイシー様が出てたからいいってだけじゃないのかって?そんなことは・・・ちょっとだけあるかも・・・あ、うそうそ・・・この映画自体もいいですよ。私はこういうの好きです。

BACK

『ヒマラヤ杉に降る雪』

監督:スコット・ヒックス
主演:イーサン・ホーク。サム・シェパード。工藤夕貴

ワシントン州北西部のピュージェット湾に浮かぶ小さな島、サン・ピエドロ島。新聞記者の息子イシュマルと日系移民の子ハツエは幼い頃から互いに心を惹かれあい、人種の違いから人目を避け愛を育んでいたが、第2次世界大戦がはじまり、あまりにも大きな人種という壁にハツエはイシュマルに別れを告げる。時は過ぎ1954年。漁師のカールの死体がみつかり、彼の頭部には何かで強く打った傷跡があり、同じ漁師のカズオ・ミヤモトが犯人として捕えられる。状況証拠はすべてカズオに不利な状態で裁判が開かれる。傍聴席には今はカズオの妻となったハツエとハツエとの別れに未だに傷心を抱く父親の跡をついで新聞記者となったイシュマルの姿があった。
くら〜い映画でした。映像はすごくきれいだし、物語の運びも悪くはないのですが、とにかく暗い。第二次世界大戦をはさんだ時代背景ということもあるし、日系移民に対する人種差別という素材事態が暗いのですが、それよりもハツエに思いを残しているイシュマルの性格が非常に暗い。イシュマルがハツエに未だに思いを残していているのはわかる。だけど一体どうしたいんだ?自分を振った復讐?それともカズオが罪に問われたらまたハツエとの仲が復活するかもしれないという期待?そのへんの感情の機微がどうにもσ(^-^)には伝わってこない。おまけにハツエ・・・イシュマルへの別れの手紙は本心からなのか?それとも本当は別れたくて別れたんじゃないのか?今ひとつわかりづらい。カズオと結婚後のはじめての夜「はじめてかい?」と聞かれ「はい。」って・・・あのぉ・・・もしもし〜。そりゃ、「いいえ」なんて言えないでしょうけど、ためらいもなしに「はい。」って・・・(苦笑)。女は怖いねぇ。というよりたくましいのか?ラブストーリーと言えばそうなのかもしれないけど、あまりにも男のあわれさが漂いすぎるラブストーリーですね。

BACK

『ファイト・クラブ』

監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット。エドワード・ノートン。

強度の不眠症に悩むジャックは、ある日タイラーという人物と出会う。そして彼と殴りあうことで彼に共感し二人で暮らすことに。そして二人で秘密クラブ「ファイト・クラブ」を作り、そこで殴りあうことによりジャックは心の平穏を覚えるのだが、タイラーは徐々に過激化していき「ファイト・クラブ」が組織化されやがては破壊活動をするようになり、その過激さに危険を覚えたジャックはそれを阻止しようとするのだが・・・
物欲の否定、ファイトすることによる男の本能の芽生え、行き着き過ぎた場所にある破壊。なるほどストーリーはなかなかおもしろかったです。が・・・どうにもσ(^-^)にはジャックという人物がうざったくてしょうがない。あそこまでうざったくなければこの話は成り立たないのかもしれませんが、ダメですねぇ。ということはこの映画σ(^-^)にはダメだったってことになるんですかねぇ。(^^;) どうにもこのジャックのようなキャラは精神的に受け付けないんです。はっきり言ってああいうキャラはσ(^-^)の精神衛生上よくない。この映画を観て内容的なものではなくジャックというキャラに対する嫌悪感で過激になってしまった。「えーい!おめぇみてぇな奴はとっとと・・・」おっと、これ以上は言うべきではないですね。

BACK

『フォロー・ミー』(1972年・英)

監督:キャロル・リード
主演:ミア・ファロー。トポル。マイケル・ジェイストン。

上流社会に棲むチャールズは、何気なく入ったレストランで出会ったウェイトレスのベリンダに心惹かれ結婚するが、どうも最近新妻のベリンダの様子がおかしい。もしかして浮気でもしているのか?と気が気でなくなったチャールズは探偵を雇い、ベリンダの行動を調査してもらうことに・・・。ところがこの探偵がなんとも頼りになるんだかならないんだかわからない妙な奴。大丈夫かと不安をかかえながらも彼の調査結果を待っているが、妻ベリンダの行動は全く変わらず、それどころか以前よりも明るくなって行った。たまりかねたチャールズがベリンダを問いただすと、いつからか自分の後をつけてくる変わった男性がいて、一言も言葉はかわさないのだが、同じ映画を観たり、植物園に行ったり、とても楽しいのだと言い出す。その相手が自分が雇った探偵だとすぐにわかったチャールズはその探偵の家に乗り込むが・・・
昔からσ(^-^)の大好きな映画で、ビデオすらない作品ですが、案外この映画のファンが多いことにパソ通をはじめてから知りました。何がいいってすべてがいいんですよ。まず、ロケーションがおしゃれだ。そして、ミア・ファローがかわいい。探偵役のトポルもまた何とも言えずにいいですよ。中でもσ(^-^)のお気に入りのシーンはいつも恐怖映画を観るミア・ファローにこっちだと合図を送るトポル。そして劇場の窓口に相手の分のチケットを置いておいて先に映画館に入るシーン。これは一度やってみたいなぁ、なんて思ってます。(^^;)。もうグダグダ能書きなんてないし、つまんないセリフもない。映画の雰囲気だけですべてがわかってしまうという最高級におしゃれな映画だと思ってます。美男美女が出てきて好きだの愛してるだの、私たちは結ばれちゃいけないのよ「しくしく・・・」なんてやってる恋愛映画なんてくだらないと思わせてくれる映画。
σ(^-^)の好きな恋愛映画の基本線と言っていい作品です。

BACK

『フォー・ザ・ボーイズ』FOR THE BOYS(1991年・米)

監督:マーク・ライデル。
出演:ベット・ミドラー。ジェームズ・カーン。ジョージ・シーガル。

第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争数々の戦場での慰問ショーに出掛け、テレビでも人気を博していたエディとディクシー。彼らが二人で舞台に立たなくなってから25年。合衆国大統領からの特別賞授与のセレモニーへの出席のための迎えの使者にエディの顔なんか見たくないから出席しないと言うディクシーの昔語りがはじまる。約60年のエディとディクシーの物語。
この映画も私の大好きな映画で、深夜放送で放映されると知り早速録画・・・したはずが翌日機嫌よく観ようとしたら録画されていなかった。でももう気分は『フォー・ザ・ボーイズ』鑑賞モード(笑)。いそいそと着替えてレンタル屋へ直行。やっぱいいよこの作品。ベット・ミドラーのステージシーンは最高だし、エディとディクシーのコンビのちょっと下品な掛け合いがいい。で、この作品今回改めて観て、ひぐらし亭のひぐらしさんじゃないけど、このエディ役スペイシー様で観てみたい(笑)。なんて思っちゃいましたよ。おもしろくって、ちょっとせつなくって、私の生涯ベスト100には入る作品です。え?その100本あげろって?だめだめ・・・今はまだまだ。これからまだまだいっぱい観るんだから。もうすっかり体が弱って映画館に通えなくなったら100本並べてみましょうかね(笑)。

BACK

『ブラック・ライダー』(1986年・米)
監督:ハーレー・コクリス
主演:トミー・リー・ジョーンズ。リンダ・ハミルトン。ロバート・ヴォーン

泥棒屋のクィントはFBIの密命により、ラッキー・ダラー社の脱税の証拠のテープを盗みに入るが、テープを手に入れた時点で警報がなりその場はなんとか切り抜けたものの追手に追われることになる。仕方なくガソリンスタンドで見つけたハイテク・カーのブラック・ムーンにそのテープを隠し、ブラック・ムーンの展示会場で回収することにしたのだが、その会場でブラック・ムーンが盗まれてしまう。車を盗んだのは大掛かりな自動車窃盗組織。FBIにテープを渡すタイム・リミットは72時間。無事テープを取り戻すことが出来るのか?
おっ。トミ・リー・ジョーンズ主演の昔の映画が深夜放送で放映される。勿論ビデオもない。これは見逃すわけにはいかないな。としっかりと録画をして、翌日いそいそと観始めたのだが・・・。あれ?このストーリーは?・・・観たことあるぞ。
アハハ・・・これ主演トミー・リー・ジョーンズだったのね。昔観たときは全然気付かなかった。(^^;)。まっ、σ(^-^)がこの人認知しだしたのって、『沈黙の戦艦』からだし・・・なんたって見事なB級映画だもの(笑)。そうだよね、この人が注目浴びたのは『JFK』からだもんね。そっかぁ、こんな役もしてたんだぁ。でもこの映画は貴重だよ。今では絶対にみれないと思うアクションシーンがあるもの。簡単なアクションシーンは若しかしたら今後もあるかもしれないけど、今ではすっかり性格俳優としてどっしりされてるこの方がアクションスター並みのアクションシーンをすることはまずないでしょう。とりあえずテープは保存しておこう。が・・・吹き替えというのがすごく残念だ。字幕だったらよかったのに・・・。

BACK

『プリティ・ブライド』

監督:ゲイリー・マーシャル
出演:ジュリア・ロバーツ。リチャード・ギア

新聞記者のアイクはコラムのネタに詰まっていたとき酒屋で聞いた結婚式を3度も途中で逃げ出した花嫁マギーの話を世紀の悪女という内容でコラムに書いたが、それを読んだ本人からの投書により新聞社をクビになってしまう。ところがマギーが4度目の結婚にのぞむことを知り、あの記事が間違いではないことを証明するため4度目の逃走をするであろうマギーを取材しにマギーの住む町へ行き、マギーの取材を進めるうちにやがて二人は・・・しゃれたラブ・コメディってやつですね。
まず、アイクの飼い猫イタリックがかわいい!前足をあげてのおいでおいでポーズがいい!思わずここでビデオを巻き戻し、一時停止ボタンを押してしばしイタリックをながめる。うーん、やっぱかわいい。その後アイクがマギーの取材のために自宅をはなれるためイタリックは出てこない。寂しい。が・・・マギーの父親が飼ってる犬がこれまたかわいい!いい味出してます。エンドクレジットでの自分とよく似た置物と向かい合わせのツーショットはそのままポスターにしたいくらいでした。いやぁ、よかった。かわいかった。うん。満足。ん?なんか映画の観かた間違ってる?

BACK


ホームに戻ります。