ツブ高なんて怖くない!
Part3〜戦い方〜(6/16)
1回目、2回目の知識をもとに最終章の今回はツブ高の選手を倒すための戦い方について書くことにします。
1、ツブ高攻守型の弱点を潰せ!
基本的にツブ高攻守型は、一定のラケット角度からプッシュやブロックを繰り出すことを得意としています。特に得意なのは、体に近い位置からの打球です。なぜなら、体に近い位置のボールに対しては正確なラケット角度を作りやすいため、ツブ高攻守型の体の近くにボールを集めると、相手のペースになってしまうので注意しましょう。
ここからがポイント⇒そこで、打球する時はフォアサイドやバックサイドなど体から遠い位置を狙うようにしましょう。そうすることで、ツブ高攻守型は肘を伸ばして対応しなければならず、正確な角度が出にくくなります。また、フォアとバックのどちらを狙うか迷った時は、相手が攻撃を得意としない方を狙うよう心がけましょう。例えば、相手がバックプッシュを得意としていれば、狙うのはフォアサイドを中心に攻めましょう。
2、チャンスボールをつくるために・・・
(1)深い位置を狙え!
ツブ高攻守型選手は、深いボールに対して2バウンドするような短いブロックやスピードのあるプッシュをするのは難しいです。その為、深いボールを送れば、返球の種類を限定することができ、返ってくるボールが単調になり、こっちは狙いを絞りやすくなります。また、相手に深い位置のボールを意識させることで、浅いボールが有効になるメリットもあります。深い位置と浅い位置で前後に揺さぶることができれば、相手のミスを誘いやすくなります。ただし、前後に揺さぶろうとして浅い位置へのボールが甘くなると、相手に攻撃されてしまう危険性があるので、前後に揺さぶる為には、正確なコントロールを見につけましょう。
(2)ラリーで粘りチャンスを待つ
こちらがドライブを打つと、ツブ型攻守型はカット性ショートで対応することが多いです。このボールに対してツッツくと、相手の返球は上回転系のボールかナックル(無回転)性になるので、それを再びドライブやショートでつなぎます。このように、上回転系と下回転系のボールを交互に繰り返すと、ツブ高ラバーに対してミスなくラリーが続きます。じっくり粘ってチャンスが来るのを待つのも有効な戦い方です。その中で、前にも述べた、体に遠い位置への揺さぶり、深いボールを中心にした前後の揺さぶりを混ぜるとより戦いやすくなります。
3、自分の展開で勝負!
ツブ高ラバーは、台上の細かな技術をこなすのに有利なラバーです。その為、台上争いではどうしてもツブ高攻守型に主導権を握られてしまうことが多くなります。それを防ぐためにロングサービスをうまく使って大きな展開に持ち込みましょう。そうすることで、相手はツブ高ラバーの長所を発揮することが難しくなります。大きなラリーの中で決定球を打ちにいく時は、あらかじめ狙い打つボールの種類を決めておくことがポイントです。例えば、自分がドライブを得意とするなら、下回転系のボールだけを狙って攻撃する。こうすれば、確実にチャンスを物にすることができます。相手の打球が少し浮いたとしても、自分の狙った回転でない場合は無理をせず次のチャンスがくるまで粘りましょう。攻めやすいボールを待って攻撃しよう。
少しはツブ高に自信が持てましたか?攻略すれば簡単ですよ(^▽^)Y
それでは、以上の事を参考に頑張ってツブ高選手を倒してくださいね!
ほなほな、おやすみなさ〜い♪