全日本日誌A(1/31)
今回は、全日本期間中に元インターハイチャンピオンの人と食事をする機会があったのでその時のことについて書きたいと思います。
会話の中での「プ」を私プリンの話。「A」を元インターハイチャンピオンの人とします。会話の中の「山田」は青森山田の事です。
会話@
今の青森の強さについて・・・
プ:最近、本当に青森強いですね〜。なんで一気に強くなったりするんですかねぇ〜。
A:最近、監督(板垣さん)と話す機会が会って話ししてたんだけど、監督が「今の山田は昔の深谷(吉田監督が以前おられた学校、今の山田の様に強かったです)より練習してるかも・・・」
だって・・・。ありえねぇ〜だろ。だって俺達の時はこれでもかってほど練習してたんだぜ。飯食うか、勉強するか、寝るか、風呂入るか以外はすべて練習に費やしてたんだぜ。おかげで体が悲鳴をあげて血尿だよ。俺達より練習??ん〜、考えつかない。風呂入ってねぇ〜のか?寝てないのか?でも深谷時代に居た監督が言うんだからそれは本当だろうな。
となれば、質→最高。練習時間→MAX。環境→最高。こんだけ揃ったら他の学校に負けるはずがないでしょ。
プ:・・・・。(うなずくだけで言葉なし・・・)
A:弱い選手が強くなる為に一生懸命練習するのはわかる。山田は、小学生、中学生の中の全国トップクラスをとってその選手が限界の練習をする。そりゃ強くなるさ〜、全国で勝つよ。日本代表。オリンピック選手が育つよ。
プ:ですねぇ〜・・・・。(またまた納得・・・)
プ:じゃ山田を倒す時代が来ると思いますか??
A:吉田先生がいる間は無理じゃないかなぁ。
会話A
卓球は・・・
プ:卓球は何でやるスポーツだと思いますか?
頭?足腰?
A:ここだよ
※「ここだよ」と手を置いた所は心臓
A:ハート(心)だよ。
勝負なんてハートが強いか弱いかだよ。山田が強いのもこれが関係してるんだよ。
吉田先生は技術うんぬんよりハートを大切に考える。
いろんな意味でハートは本当に大切。ハートが強くないとトップはない。
プ:納得・・・
そうだよなぁ。技術がどんだけあっても緊張して何も出来ませんでしたって事あるもんなぁ。生徒の中にもきつい練習が嫌で逃げる子もいるもんなぁ。どんだけハートがしっかりしているかですよね。
A:そうだね。
会話B
これからの選手について
プ:これからの選手、小学生〜中学生など、どのような事に注意していけば強くなりますか?
A:まずは常に考える癖をつけさせることだね。
練習の中での目的意識を持たせる事。何の為の練習。どんな場面で使うか理解して練習させる事。
今の子ども達は言われた事をただやるだけ。それでは本当には身に付かない。練習王(練習だけは強い人)になってしまう。常に考えて練習する癖をつけさせること。
俺の高校時代はミーティングもよくあったし、ノートも毎日書いてた。暇があれば考えていたかな。
そして感謝の気持ちを忘れさせない事。感謝の気持ちが常にあれば頑張れるはず。手を抜けないはず。感謝はこの先の人生にも大切になってくるからしっかり教えたほうがいいよ。
プ:はい。頑張ります。
てなことで今回は終わります。次回は、「台の上にSK7が8本??」か「浩二さんのユニフォームの解明」のどちらかを書こうと思っています。
ではでは・・・。