新年の言葉(1/9)


新年明けましておめでとううございます。今年も宜しくお願いいたします。
さて、本題に入らせていただきます。

皆さんは、昨年一年思うような結果を残すことが出来ましたか?
毎年、年が明けた時「今年こそ頑張るぞ、努力するぞ」とよく耳にします。今年こそ?では昨年は頑張っていないという事ですか?そんな人も中にはいるかもしれませんが、昨年も、一昨年も頑張ったが結果に結びつかなかった人もいると思います。では、なぜ頑張ったのに結果に結びつかなかったのでしょう?皆さんはそれを考えたことがありますか?ただなんとなくではなく、根元から真剣に。

それをまず考える事が必要です。

考えることは大変ですし、めんどくさいことです。だから考えない選手はいつまでたっても二流止まりなのです。

勝者のレールに乗れないのです。

考えないから気づかない。気づかないから、変わらない。変わらないから、いつまでも同じ事をやっている。同じ事をやっている限り出てくる結果は変わるはずがありません。

そして、結果がでなくなると最後は、妥協、責任転換、限界、そして満足、諦めに入ります。
「ラケットが悪い」、「先生の指導が悪い」、「練習相手が悪い」、「自分には才能がない」、自分はこんなもんです」など聞いたことはありませんか?それはすべて諦めの世界に入りかけている現われです。
だから、頑張っているのに結果に結びつかない選手ほど考えてほしいのです。
そして、毎年同じ事を繰り返さないためにも気づいてほしいのです。
そうする事でもう一つ上の世界が見えてくるでしょう。勝者へのレールに乗ることが出来るでしょう。

最後に、闇雲に努力しても女神は微笑んでくれません。努力する事は、当然ながら大切なことです。しかし肝心なのは努力の方向、仕方を間違わないことです。努力の方向と仕方さえ間違わなければ私のように不器用で大した才能の無い選手でも全国でランクぐらいは入ることが出来るのです。