見る事の大切さをもっと理解すべきでる(10/22)
今回は、今の田阪卓研の生徒に何度も言っても理解しない事について書きたいと思う。
少しきつめに書くことになるかもしれませんが私はそれだけ強く言いたいと思ってください。
先日、東山高校の3人(先週行なわれた国体で2位になったメンバー)が私達と試合をしに着ました。その3人は国体2位のメンバーだけあって京都では文句なしのNO.3で、全国でもトップクラスである。その3人と全日本クラブ選手権2位のメンバーと試合するわけだから、良い試合になるのはわかっているし好プレーを沢山見られるのもわかるはずである。それなのになぜ、生徒達はそのプレーを見て学び、良い技術を盗もうとしないのだろうか?
その試合の中に強くなるために必要な事、試合のやり方のヒントが沢山あるはずである。
あの3人は京都では、まず負けない。
生徒達はこういう考えは出てこないのだろうか?
『あの3人は京都ではまず負けない。逆に言えば、なぜ負けないのだろうか?どんな技術が出来るようになれば京都で負けなくなるのだろうか?その技術は何なのか?』と考えられないのだろうか??
それが見つかってそれを習得し出来るようになれば京都では負けなくなるだろ。それを見つけることはボールを打つよりトレーニングするより大切なことである。こんな大切な事「見ること(観察)」が理解できない選手はいつまでたっても3流選手である。3流選手とは、自分がやる事、自己満練習しか考えていない、見る事、聞く事、読む事が出来ない選手である。2流選手も難しい。
まして、いつも口にしている全国大会なんて夢のまた夢だろう。