フォアカットの基本(5/15)
今回はカットマンの選手のためにフォアカットの基本について書きたいと思います。
フォアカットとは、相手がドライブを打ってきたボールを下回転にして返す技術です。
まずは基本姿勢をチェックしよう!(右利き選手の場合)
@高い位置からスイングできるようにバックスイングは脇を90度ぐ
らいに開き、肘も90度ぐらいに立てる
Aフォアカットのスタンス(構え)は左足前が基本
B右足から左足へ重心移動をしながらしっかりラケットを振り下ろす
C常に右腰の高さを目安にして打球しよう
フォアカットのコントロールを高めたり、回転量を良くするためには、上の4つをしっかりやらなくてはいけません。とくに、打球する時は右足から左足に重心を移動しながらスイングすることが大切です。そのため、フォアカットをする時は左足前が基本となります。最近では、基本技術を身につける前から切り返しや応用ばかりやるので平行足、右足前のスタンスでフォアカットをする選手を多く見かけます。とくに、緩いボールやフォア前の浅いボールに対して、しっかり足を動かさずに打球することが多いようです。しかし、これでは絶対にカットは安定しません。強い選手でも平行になる場面があります。しかしそれは、基本がしっかりしているから応用として使えるのです。だから最初はしっかり左足を前にして練習しましょう。
次にCで書いたように打球位置に気をつけよう。こうすることで、「スイングに力を入れやすくなる」、「スムーズにラケットを振ることが出来る」、などのメリットがあります。ボールがどのように飛んできてもしっかり動き右腰の位置で打球するように心がけよう。常に同じ位置でボールを打球することが出来ればスイングを変えずに打球することが出来るのため、カットは安定します。
以上の事を念頭に置き第二の松下浩二選手を目指し頑張りましょう!「(^0^)」