基本姿勢・スタンスの重要性(4/17)



私は最近講習会などでいろいろな所に行っています。その中でスタンスについて毎回話をします。なぜなら最近の選手はとてもスタンスが狭いと思うからです。今回はそのスタンスについて書きたいと思います。


スタンスが狭いと・・・

・下半身が安定せず体がぶれてしまいます。
・下半身の力を最大限使うことができずパワーをロスしてしまいます。
・スタンスが狭いということは膝が伸びていることになります。
 膝が伸びていると足の柔軟性が使えずボディーワークが使えません。
・姿勢が高くなるためボールを上から見下ろしてしまい打球点が安定せ
 ずしっかりしたボールが打てません。


スタンスを広くすることでのメリットは・・・
・下半身が安定し、常に同じ姿勢を保つことができます。
 プラス⇒激しいプレーで連続攻撃しても、全身のバランスが崩れにく
 く、力強く打球することができます。
・スタンスを広くすることで必然的に腰の位置が下がります。そうする
 と、視線も下がってボールの高さに近づくため、相手の打球の回転や
 高さを正確に見極められるようになります。
・膝の屈伸、柔軟性が使えることでボディワークを使うことができミド
 ル処理がしやすくなります。

基本姿勢のスタンスを広くするには、しっかり下半身を鍛えなければなりません。下半身の力が弱ければ、スタンスを広くして構えることはできません。また、たとえ形だけをまねすることができたとしても、実用性がありません。スタンスを広くする場合は、下半身の強化を怠らないでくださいね!

☆スタンスは広ければ広いほど良いものではないので注意してください。
 逆に広すぎて動きが遅い選手もいます。
☆スタンスの広さの目安としては、手を大きく広げて4つ分〜4つ半です。


もうそろそろ大事な試合が始まると思います。みなさん試合の準備はしっかり怠らないように!