試合で勝つために!NO.3(1/6)


今回は、得意技を自分のものにするための練習法について書きたいと思います。
皆さんは、毎日の練習時間をどのように使っていますか?細かく時間を振り分ける選手、1つの技術を重点的に練習するという選手もいるでしょう。誰にも負けない得意技を身に付けるには限られた時間を有効に使う必要があります。そのためには、時間の大半をその技術の練習に当てることはやむを得ないことです。

練習するにあたっての注意点
得意技を練習する時は、いろいろの球質のボールを打たなければいけません。「難しいボールに対応できれば、易しいボールにも対応できる」という考えは大きな間違いです。例えば、低いボールはしっかり打つことができても、高く浮いてきたボールも同じ様に打てるとは限りません。なぜなら、低いボールと高いボールを打つ時では、姿勢やスイングが大きく異なるからです。ですから、練習をするにあたり難しいボールだけじゃなく高いボール、速いボール、遅いボールにも対応する練習が必要です。
また、練習相手を固定せず、いろいろな相手と練習することも大切です。なぜなら、相手の使っている用具や打ち方によってボールの球質が違うからです。試合はどんな相手と対戦するかわかりません。ですから、様々な球質に対応できるようになるためには、多くの選手を相手にすることが必要です。1つの練習内容でも、練習相手を変えていくことで、対応力の幅を広げることができます。

そして最後に・・・
得意技の練習をしてできるようになったからといって実際に試合で出来るとは限りません。その得意技を試合で出来るようにするために以下のことを練習しましょう!

その得意技を引き出すための練習をしっかりしよう!
例えば、ツッツキに対してのドライブが得意と言っても、試合で相手がツッツいてくれないことには始まりません。その為には、サーブの時は、相手がツッツキをしてくれるような下回転サーブを出せなくてはだめです。そして、レシーブの時は、相手がツッツキをしてくれるようなストップをできなくてはだめです。ですからそれを引き出す為の練習もしっかりしましょう!
相手が恐れる技があるのとないのでは相手に与える威圧が全然違います。

新年が明けました。みなさん目標を持ってその目標に向かって日々努力しましょう(^0^)V