■PICkit2でPIC12F683に書き込む
■フリスクのケースにボタン電池LR41を納める
顧客からドローンにLEDのチカチカ照明を付けて飛ばしたい
とのリクエストがあり、久しぶりにPICでLチカ(LEDの点滅)に挑戦してみた。
PICkit2でPIC12F683に書き込む予定だったが、PCに入っていたMPLABv8.63は
すでに過去の遺物だった。
WebにPIC12F683&Lチカの情報は多数あったが、その中に地獄に仏のお釈迦様みたいな
「ものづくりエクスペリメント」
--ソフトウェアのリンクもしっかり張ってあり、明解な文章で説明されているナイスなページ--
を見つけた。書かれていたとおりの手順でWindows10PCに開発ツールのMPLABXIDEv2.35と
マイコン書込ツールのPICkit2v2.61が入り、ソースのコンパイル後のマイコンへの書込みも、
上記ページに書かれていた手順どおりに進みLチカが完了。現在はソースコードを編集して
多彩なチカチカを試してみた。
以下はMPLABIDEv2.35を使うときに気づいたいくつかの追補
エディターフォントとサイズの変更
初期設定のフォントだとゼロとOがわかりにくいしサイズも小さいので
メニューバーのTools Optionsと進む。 Optionsウィンドウの
Fonts&Colors category Default を選択して見やすい設定として
meiryo-UIのサイズ12に変更
コンフィグレーションの設定
赤枠 Configration Bitタグをクリック、各フィールドの
オプションをプルダウンメニューで選択する。
赤枠 Ganerate Source Code to Outputタグのクリックで
インクルードとのコメントを含んだコンフィグ・ファイルが生成
されるので、main.cにコピペ。
いろいろ試してみるうち面白くなって、4個のLEDが順次点灯しながら
速度を速めそのうち全てのLEDが明滅するよう組んでみたが依頼者には不評。
4.5vだと6個のLEDの同時点灯で約30mA流れるので電流制限のため5msの点滅で
1秒点灯0.8秒消灯の遅点滅にしたが、もっとLEDを増やしたいとの
リクエストがあり−−悩んでいる。
ソースコードは何処にもある判で押したような(ラバー・スタンプ)ソース。
00: *
01: * File: main.c
02: * Author: yas
03: *
04: * Created on 2020/01/25 pm2:15
05: */
06: #include
07:
08: #define _XTAL_FREQ 31000
09: #define __delay_ms(x) _delay((unsigned long)((x)*(_XTAL_FREQ/4000UL)))
10:
11: // CONFIG
12: #pragma config FOSC = INTOSCIO
13: #pragma config WDTE = OFF
14: #pragma config PWRTE = OFF
15: #pragma config MCLRE = OFF
16: #pragma config CP = OFF
17: #pragma config CPD = OFF
18: #pragma config BOREN = OFF
19: #pragma config IESO = OFF
20: #pragma config FCMEN = OFF
21:
22: void main() {
23: OSCCON = 0b00001001;
24: TRISIO = 0x00;
25: ANSEL = 0x00;
26: ADCON0 = 0x00;
27: char i;
28: char j;
29:
30: while(1){
31: i=0;
32: while(i <= 100){
33: GPIO =0x37; // all led on xxoo|xooo
34: __delay_ms(5); //___________3____7
35: GPIO =0x0;// all led off
36: __delay_ms(5);
37: i++;
38: }
39:
40: j=0;
41: while(j<= 80){
42: GPIO=0x0;
43: __delay_ms(10);
44: j++;
45: }
46: }
47: }
フリスクのプラケースにボタン電池LR41がピッタリ収まるスペース
があり電子工作を楽しんでいる人たちには有名、4.5vの奇数個は
下記のようにすると安定するし電池の交換も容易になる。
ボルト固定板
左図ナット方向に穴開け、右側はナットが貫通 左側は接点片の引き出しに使う。
固定板は基板の端材 穴をおよそ6角に広げボルトを接着したが強度はないので
ナットは手締め。接点片は薄い真ちゅう板ナットと接点の間に絶縁板を入れる。 2020/02