ヌン峰

7135m インド国 J&カシュミール州にあり。グレートヒマラヤ山脈のザンスカールヒマラヤ北方に位置する。
周辺は回教徒の多い地域であるが仏教徒と接する所である。
ラマ教文化圏のラダークは「関領を越える」の意味である。
アプローチはデリーより、州都スリナガールからバスで印パ国境の交戦地カルギルより南下し約半日の所にある。
最後の村はパン二カル、タンゴール村である。
隣接するクン峰と並称されるところよりヌンクン山群といわれている。
またヌンとは塩の意味で、岩塩の結晶が天に向かって成長しているように堂々としている様はカシミールの盟主に相応しい。
現地ではセル、メルと呼ばれているらしい。未確認。

現在は、外国人の入域が困難な場所であり、カシミール独立テロがあり、印パの緊張が噴出している所です。
入域はラダークのレーから陸路入山している。一気に入るため高度順応に気を配らなければならない。


1975年HAJ隊は戦後 鎖国状態より外国に開放した年だった。北稜よりアタックするも自分の不徳のいたしところ
により7000mに達したが断念。
1983年郡山のこまくさ山岳会隊は自分にとっては二度目の遠征登山であり、無謀にもその時の隊長であった。
結局、北稜と西稜からアタックし、83年こまくさ山岳会で6名が登頂している。

その時の仲間隊員 石井克徳君は1999年の初冬に岳友滝田収君の飯豊遭難の捜索に出かけ、帰郡後、ガン発病、
             闘病後 ーーーーー 。    
愛妻陽子さんと、DNAを受け継いだ息子健人君をおいて旅立った。2000.8月
             


                     ヌン山頂7135mの石井隊員
                  合掌 安らかなれ!祈る




       石井,  千崎、   自分35歳  柳沼 橋本  星野  高所p  連絡官