トップページに戻る

小説ページに戻る
 


ワイン・オンザ・ビーチ
作:高居空


『海にワインでトランス気分♪』
  俺の入った海の家、壁に貼られた飲料メニューにその文字は踊っていた。
  へえ、ワインなんて置いてあるんだ。珍しいな。
  炎天下にぐいっといけるビールと違い、ワインは基本的に一気飲みするような飲み物じゃない。海の家でそんなに需要があるとは思わないが、逆にそこに興味をそそられるのも事実だ。
  見ると値段もビールとそう大差ない。話のネタとして一つ注文してみるのも面白そうだな。
  そう思った俺は、早速店員にワインを注文する。
  俺が頼んだのは……

  1 赤ワイン

  2 白ワイン

  3 スパークリングワイン



トップページに戻る

小説ページに戻る