4月15日  金河3号誤爆・・・



えっへ〜い。    ワイルドタコちゃんだぜ〜い?

昨日は運良く超ボッタクリ屋のパチ屋で2万円も勝ったぜ〜い?
いきなり引いた北斗が16連チャンもしたぜ〜い。 上乗せはほとんどなかったぜ〜い。
レア小役、全然引かなかったぜ〜い。 設定1しか置いてないボッタクリの店だぜ〜い? 
そのボッタクリ店の北斗で2万円勝ちだぜ〜い?  どうだい?   ワイルドだろ〜う?


ってことでですね〜、本日はシマノジャパンカップ黒鯛(チヌ)予選で佐世保まで行ってまいりました。
は〜るばる〜 きたぜ な〜がさ〜きへ〜    って感じでしょうか。

でもひとつ勉強になったのは、米水津まで行くよりは、道路が良い分、早く着くってこと。いやぁ、これには驚いた。
ってことで、今年は長崎にも色々と釣りに行きたいな〜。

ほんで、気になる結果なんですが、タコちゃん、見事にやらかしちまったぜ〜い?
はるばる長崎まで来てまでお寺の和尚さんだぜ〜い?  どうだい? ワイルドだろ〜う?

ってことで回収の船待ちの図。    江田氏が盗撮。     まあ、いつも通りです。






おしまい。



と、報告することは以上なんですけど、これだとあまりにも寂しいんで、本日一日の流れなど・・・

本日は、関門ちぬ倶楽部のゆりちゃん、江田氏、梅ちゃんの計4人で行ってきました。

ほんとは正人名人も行く予定だったんですけど、先週広島で見事に全国切符を手に入れなされたので長崎はキャンセル。
いやぁ、3年連続の全国進出、うらやましいです。

ほんで、車は予定通りに長崎に到着し、4時開始の受付へ。
気になる磯割りの抽選は、ゆりちゃん8番。梅ちゃん16番。 私38番で江田氏37番。

え〜っと・・・  ここで非常に気になる事態が・・・    なんと、私と江田氏が連番です・・・
これすなわち同じ磯に上がる可能性が大と言いますか、まぁ、ほぼ確定と言いますか・・・

前に徳山で行われたキザクラのグレでは、隣の磯に上がった江田氏。 徐々に私に接近して来てるとは感じてましたが、
遂にここまでやってきました。  どんだけ私のことが好きなんでしょう。

そいで、梅ちゃんとゆりちゃんは湾内。私と江田氏は沖磯へ向かうこととなりました。
湾内と沖磯、どっちがええかってゆーのは、私にはよくわかりませんが、沖ではイサキやらクロやらも釣れるとのこと。
潮が走ったら、チヌあきらめてクロでも釣〜ろうって思いながら私と江田氏が上礁した磯は・・・

ぐるり周りを色々釣れる、見た感じすごく良さげな独立瀬でした。  まぁ、結果から言いますと、やっぱり良さげなのは見た目
だけだったんですけど・・・   多分、「白瀬の平瀬」ってゆーとこだったんじゃないかと思います。



向こうに見えるのは、「白瀬の灯台」   多分。

場所的には悪くなかったんじゃないかなーとも思いますが、釣りきらんやったとです。
全体的に浅く、例によって漁師の網や、揚句には私の釣り座にボートからのフカセ師まで入ってきてどうしようもなかったんですけどね。
まぁ、言いわけです。


午前5時半、予定通り江田氏と仲良く上礁。
何せ釣り場が広いし、どこからでも竿出せるんで(明るくなってからはめっちゃ遠浅だってことに気づき、ポイントは限られるってことに
気づいたんですが・・・)

競技開始時刻である7時まで思いっきり時間があるので、2人してあっちへウロウロこっちへウロウロして釣り座の選定を行います。

釣り座優先権はゼッケンの若い江田氏にあったんで、彼は沖向き、西側の撒き餌の跡がある場所へ釣り座を選択。
私は東向きで、同じく撒き餌の跡がある場所へ。

ほんで午前7時、競技開始。

まずは手前の際からしつこく攻めてみます。
1投目、いきなり竿を引っ手繰るようなアタリで上がってきたのは超巨大なフグ。
アタリ方からしてチヌではないと思ってましたが、それにしてもデカかった。
以降は、毎投のようにベラ。 際を攻めても沖を攻めてもとにかくベラ。 ベラベラベラ。

チヌの気配は皆無。 1時間ほどで見切りをつけ、内側へのワンド側へと場所を移ります。境界線は真ん中に設定しましたが、
だだっ広いこの平瀬、釣り座は選びたい放題。(陽が上り、底の状態が確認できるまでですが・・・。とにかく外向きは浅かったんです。)

そんで、この内向きでもシモリの際を丹念に丹念に探りますが、釣れてくるのはベラ時々カサゴ。

そしてこの頃風も少し出始めて少々釣り辛くなったので、秘密兵器の棒浮子を取り出します。
その秘密兵器の名はご存じ? 「テポダン」  テポダンについての詳細は、話すと長くなるので割愛させていただきますが、
2010年4月5日の釣行記に詳しく書いてあるのでそちらを参照していただければと思います。

そんで、この超重量級特大棒浮子テポダンを仕掛けにセットしたまでは良かったのですが、これが0.6号のアートレータでは竿が浮子の
重みに耐えきれず、使い物にならない。 しからばと代わりに取り出したのは、テポダンほどの重さはないものの、こちらもなかなかの
重量で、少々の風であれば難なく克服し、仕掛けを深場へといざなってくれる。テポダンを改良して作られた、 通称 「 金河3号 」 

ちなみに名前の由来なんですが、「大空に金色の火花を散らしながら飛んでいく様はまるで金の河のよう。」ということから来ています。
1回目、2回目の実験に失敗してしまったので、今回が3回目。だもんで3号というわけです。

江田氏は例によって、ま〜た私が変なことを始めたという顔をしながら、
「そんなバカなことやって、周辺諸国もとい、周囲の釣り人を威嚇するのはやめてください。僕が買ってきた食料、支援しませんよ!」との
警告を私に発してきましたが、そんな忠告、モットーである「俺の物は俺の物、お前の物も俺の物」という私の主張の前では、
タコの耳に念仏。  周りがなんと言おうと関係ない。周りの迷惑顧みず、独自の道を進む。「ゴーイング マイウェイ!」 うん。かっこいい。
どうだい? ワイルドだろ〜う?


丁度その頃、遠浅の海に向かって大遠投していた江田氏がチヌを掛けました。 30cm強くらいでしょうか。
左手の平を上に向け、右手をその上にクロスさせゆっくりパチパチと手を叩きながら 「お見事!お見事!」 と江田氏を祝福。

「さて今度は私の番!」と気合を入れなおし、ここからが私の本日一番の見せ場!
中距離弾道棒浮子、「金河3号」をドッボーンドッボーンやり続け、時刻は9時半を過ぎたくらい。
シモリの際でわずかに浮子のトップを抑え込むようなアタリ?

渾身の力を込めて合わせをいれると、竿は満月のように曲がり、そのまま全く戻りません!!!     

はい来たぜ〜い!  俗に言う根掛かりっちゅーやつだぜ〜い?   どうだい? ワイルドだろ〜う?


ほんでこの根掛かりを、竿でビュンビュンビュンビュンしゃくっていたら、突然針が根から外れ、一直線に私に向かって飛んできました。
一直線に私に向かって飛んでくる様は、正にミサイル。

かろうじて体をひねり、私への直撃は回避したものの結構な勢いでアートレータを直撃しました。
一瞬「やっちまったか?」と思いましたが、なんとかセーフ。 「危ない危ない。一歩使い方を誤ると、平和利用の目的が兵器と化してしまうな」
とか思いながら引き続き釣りを続けます。



しかし・・・   本当はセーフじゃなかったのです。
そしてまた小さなアタリ。穂先にコツコツと魚信が伝わってきます。
再度もう一度渾身の合わせを入れた瞬間・・・






「バキーッ」






もの凄い音を立てて、アートレータがぶっ壊れました。

アートレータが・・・     アートレータが・・・       あーっと折れーた・・・            


しかも4番だぜ〜い?    なかなか4番を折る奴はいないぜ〜い?
強力な最終兵器である棒浮子も、使い方を誤ると誤爆して自滅だぜい?      とうだい?    ワイルドだろ〜う?





ちなみに糸を手繰って釣れたのは巨ベラ。さっき 「金河3号」が直撃した際にダメージを食らってたのでしょう。 
見事にポッキリいきました。

しかもだぜい?  竿の4番、税込で1万8千円強だぜい。  
昨日の勝ちが、みな飛んでいくぜい?   どうだい?    ワイルドだろ〜う?

すぐに江田氏のほうを見てやったぜ〜い? すぐに何が起こったのかを察知した江田氏は、私が振り向いた瞬間に
目をそらして海を向いたぜい。 視線を合わせることもなく、「掛ける言葉がみつかりません・・・」とポツリ呟いただけだぜ〜い。
江田氏、冷たいぜ〜い?

ちなみに前にカクちゃんは、私が釣り行ったら絶対何かなくしたり壊したりするねって言ってたし、
この光景を見た江田氏も、毎回何かしらやってくれますねって言ってたけど、   そうだろう? ワイルドだろ〜う?


このくだりは終わったから、アートレータは置くぜ〜い。


代わりに予備竿のクォーターマスターを取り出したぜ〜い?
ワイルドタコちゃん、もう「金河3号」を使うのはやめるぜ〜い。  また竿が折れたら嫌だからだぜ〜い。 
ワイルドタコちゃん、意外に小心者だぜ〜い。


ってことで、気持ちを切り替えて、10時の場所交代だぜ〜い。

しかも交代直後、内側の北向きの釣り座には漁師がやってきて網入れたぜ〜い。
これで必然的に内向きは期待が薄くなったぜ〜い。

しかたないのでワイルドタコちゃん、さっきまで江田氏が大遠投していた釣り座に入ったぜ〜い。
しかもだぜい? 私がそこに入った途端、この外向き、丁度江田氏がチヌ掛けたポイントのあたりに、マイボートのフカセ師が
やってきて、沖に向かって撒き餌打って釣りを始めたぜ〜い。   しかもいきなり50cmオーバーの大物掛けたぜ〜い?

江田氏が、大遠投かましてやっとポイント作った場所にマイボートだぜ〜い?  どうだい? 反則だろ〜う?

こっちは竿折ってまでチヌ釣るのに苦労してるってのに、またまた50cm位のチヌ釣ったぜい。

  頭にきたんでやりとりを撮影してやったぜい。


さすがのワイルドタコちゃんも、ちょっとだけご立腹だぜ〜い?
タコちゃん、大遠投したらボートまで撒き餌が届くぜ〜い? おいらの遠投力をみくびるんじゃないぜ〜い?  甘いぜい。
これが、本職の内側の漁師なら仕方ないと思うぜい? でも今度はマイボート。こっちは大会中、しかもわざわざ山口からの
遠征だぜい?

ぎゅっと撒き餌をバッカンにこすり付け、遠投の準備はできたぜ〜い?  杓を振りかぶるぜい。
でも、直前になってやめようと思ったぜ〜い。  シマノの大会、シマノさんのイメージまで悪くしちゃいけないからな。
タコちゃん、最近ちょっとだけ大人になったぜ〜い。

ってことでですね、渋々私は釣り座を変え、新しくポイント作りです。しかも悪いことは重なるもんで、丁度交代の後から
沖向きは一気に潮が走りだし、チヌ釣りは難しくなりました。水深があったらまだあれなんでしょうけど、めっちゃ浅いですし。

外はボートフカセ師とガンガンに走る潮。 かといって内側はさっき漁師が網入れたし。ってことで万事休す。冒頭の昼寝です。

って、ほんとはまた内に戻って釣りをしたんです。30m位先に漁師が網入れたんで、その辺がポイントなんかな〜・・・
多分その辺から急に落ちて、駆け上がりになってるんじゃないかな〜。 その辺まではなんとなく底が見えるし。

そんなわけで、網に引っ掛けてしまったら、網ごと釣るつもりでがんばりました。
手前は浅いんですけど、一応手前にもポイント作りながら。

そして、遠投の方のポイントでラインに変化。 合わせると、今度は魚。 けっこうな重量。しかも竿叩いてます。
絶対にチヌかと思いました。 隣で釣っていた江田氏も、100%チヌと確信してたようです。

でも、上がってきた魚はこれ。
       ↓



得意のリーバーです。  

最後は競技終了20分前、11時40分に仕掛けがグシャグシャになったところで、竿が折れたついでに心も折れて終了〜!

ほんとはここで終了してちゃいけないんだろうけどな〜。
全体的に釣果は渋かったから、数枚でもチャンスはあっただろうし、3位で抜けられたキザクラの波多江さんは、
ラスト30分で4枚釣りあげられたとおっしゃられてましたし。   まだまだおいらには精神力が足らんとです。  


最後、実はワイルドタコちゃん、もうひとつだけワイルドな所を見せたぜ〜い!
くじ運は悪く、最後のお楽しみ抽選会でもシマノの大会では名前を呼ばれたことがないタコちゃんだけど、
ジャンケンだけはワイルドだぜ〜い。

今回も、なんだかんだでファイナルまで行ったぜい。
ラスト4人で前に出て、最後のジャンケンだぜい。
周りの期待を一身に背負い、拳に力を込めてチョキを出してやったぜ〜い・・・                





・・・・・・・・・・・・・





負けたぜい・・・





中途半端に悔しいから、どうせ負けるなら最初から負けたかったぜ〜い。   どうだい? ワイルドだろ〜う?

ってことで、徳山は1枚を目標に頑張ります。







何気に入賞しちゃってるゆりちゃんと梅ちゃん。
リミットの5枚をそろえられた方は僅かに3名。 いやぁ、厳しかったでごわす。






最後は佐世保バーガーの発祥の店に行ってみたぜ〜い?
でも、待ち時間がハンパじゃなさそうやったから、そのまま帰ってやったぜ〜い?  どうだい? ワイルドだろ〜う?