2月19日  アクア杯



大知昭名人の、第1回ジャパンカップクロダイ(チヌ)優勝祝勝会の翌日は、岩国から大竹市に移動して、
チームアクアの、アクア杯へと参加させて頂いてきました。

朝4時起床で、前日一緒(って言っても別室ですが)にビジネスホテルに泊まった関門ちぬ倶楽部のゆりちゃんと
一路大竹市へ。聞けばゆりちゃん、先日はデリバリー健康
のおかげで、4時起き予定にも関わらず寝たのは3時だったとか。
元気やね〜って思ったら、ゆりちゃんの隣の部屋の人がデリーさんを呼んで、終わったと思ったらまた別の子を呼んでって
感じの連続コンボを炸裂させたんだそうな。

安くて古〜いビジネスホテルの薄〜い壁でしょ?    しかも部屋の配置上、ベッドは壁を挟んで隣り合わせ。

「きし〜むベーッドの上〜で〜 やさしさ〜 もち〜 より〜 」 って感じで、声までが筒抜けだった模様で、ゆりちゃんってば、
その声にムラムラ、違った。 イライラして、全然寝れなかったそうで・・・。

4時に目覚ましの電話をして部屋から出てきたゆりちゃんの悲壮感溢れるその表情を見たら、実はその朝まで頑張ってた隣の
部屋の住人が、実は私だったってことは口が裂けても言えませんでしたわ。 (嘘です。私は酒飲み過ぎて、はよから寝てました!)


ほんで明けて19日(日)、広島県は大竹市でアクア杯に参加。
本日は宇部から梅ちゃんと、自称「波止のファンタジスタ」、ミスター江田氏も合流です。

本日は昨日一昨日と降った雪のために、魚の活性は低いだろうと予想。 参加された他の皆さんも予想は同じで、磯は厳しいだろう
ということ。 となると釣り場は水深のある筏か、昨年末に大知昭さんにチヌ釣りを教わった、小方の一文字沖波止でありますが、波止は
足場は良いけど、また人が多く入って釣り場のポイントが潰れると予想した私は、水深のある筏を希望。
江田氏も梅ちゃんも筏へってことで、仲良く3人で筏行きますかってことで船に乗ると・・・

なんとこれまた有名人、がまかつのフィールドテスター、御存知昭さんの御兄弟の、大知豊さんが同じ船に。
しかも筏に行かれるということなんですけど、船長からの指示で私ら3人のうちの1人が豊さんと上がり、「2、2に別れて〜!」との事。

そりゃーもちろん、「アムロ、行きま〜っす!」って感じで私が一緒に上がらせてもらうことにしました。


若人達よ、すまぬ。 年功序列だ。

ってことで、梅ちゃんと江田氏は昭さんが正月に30枚釣られたと言う一級筏へ行き、私と豊さんは別の筏へ。 
本日は宜しくお願いしますと挨拶をさせて頂き、実釣開始。


そしてまず、筏に上がってから私が行ったこと。  それは後悔。

昨日、ついつい調子に乗って少し飲みすぎました。
道中の船の中ではそんなに感じなかったのですが、いざ筏に上がってからは、船が通る度にその流れで筏が揺れ、な〜んか
いい感じに 「 ウッ 」 となります。 こんな感じで大丈夫なのか?   俺。

でもまぁ、筏に来てしまったからには仕方ない上に、豊名人の釣りを拝見できるということで、気分が悪いことは気のせいにして
前向きに釣り開始。

まずは丁寧にタナ取り錘で水深を測ると、軽〜く20mは超えてます。
上礁時間が満潮前と重なったということもあり、推定25m位か? とにかく深いっす。


はてさて、今日の釣り場がこんなに水深がある所とは思っていなかった私、豊さんの仕掛けを教えて頂くと、0.8号の浮子に水中浮子を
付けて釣っていらっしゃる。おいらも同じような仕掛けをと思いましたがこんな深いとこを釣る予定ではなかったので浮子がない・・・

かろうじてポーチを探ったら、1号の電気浮子があったのでそれをセットしていざ実釣。


しっかしですねー・・・  ある程度予想はしていたとはいえ、ぜーんぜん釣れません。魚の生命反応が感じられません。
チヌはおろか、得意のフグやベラすらも・・・

昨日一昨日の雪の影響が予想以上に響いているらしく、更には引きの潮に乗って太田川からの冷水が一気に流れ込んできて水温が
下がるという、悪条件が重なって魚の生命反応がま〜ったく感じられません。

1号の電気浮子に、1号分のガン玉を段打ちして一気に底を狙ってみたりとか、水面下に吊るしてある養殖牡蠣種の紐の横をじわーっと
全遊動で沈めて見たりしてもみましたが、魚からの音沙汰はナッシング。
やっぱりずどんと一気に底を釣る作戦に変更します。

一方の豊さんもしっかり水深を計って釣っておられ、底から20cmほど浮かせて釣っておられる模様。
私は底をべったり這わせる釣り。 タナに入ったらこまめにラインを張り、ツケ餌先行をイメージ。

が、結局おいらはフグに針を1回盗られたのみであとはな〜んにもなし。  想像以上に厳しい釣りでございました。

そんな厳しい状況の中、見事にチヌを釣りあげられたのはやっぱり豊さん。厳しい状況の中でもきっちりと魚を釣られます。
上がってきたのは40cmちょい超えの立派なチヌ。 それ以降は私も底を切って釣りますが、やっぱり音沙汰なし。

途中で豊さんが私の釣り座を見られ、「流れが緩やかな分、今そっちの釣り座がチャンスよ!」と言われましたので、
「それならどうぞどうぞ。私が攻めきれなかったこちらの場所で、豊さんがどのような釣り方をされるのかを見学させて頂きたいので
どうぞこちらでやってください!」とお答えし、場所を交代。

こまめにタナを計られ半遊導の釣りをされたり、途中では大知浮子を使っての全遊動の釣りをされたりと、色々見学させて
もらいました。撒き餌の同調とか、仕掛けの流し方とか。 でもほとんどは、なんかグレ釣りについてお話をさせていただいたような・・・。
まぁ、気のせいだろう。

で、この場所では豊さんもチヌの顔を見れず。 厳しいっす・・・

納竿間際に満ちの潮が入って来だし、2人して観音回りで同じ潮筋を流すもこれも不発。
めっちゃ雰囲気あったんですけどねぇ・・・。


ってことで、大方の予想通り、おいら見事にズーボー!
この日は全体的に厳しかった模様。

でもまぁ、おいらにとっては豊さんの釣りを間近で見られただけで大きな収穫なんですけどね。
しかしながら大知浮子を使った仕掛けの入れ方が、未だによくわかんない私。とりあえず、今年は長崎と広島と徳山のジャパンカップ
クロダイ予選に出る予定。 それまでには何とか広島風遠投釣法を練習して習得せねば・・・。

ってことで、筏の上では小雪が舞うクソ寒い中でメガ粒子砲を放ちかけましたが、おいらにとってはこの2日間大変充実した時間を
過ごすごとが出来ました。

最後に大知昭さんにおかれましては、このような貴重な会に、未だにチヌ釣りのチの字も理解していないような初心者の私目なんぞを
ご招待頂きまして、誠にありがとうございました。
また、豊さんをはじめチームアクアの皆様、これまたこのような私を相手に色々と優しく接してくださいまして、感謝感謝でございます。  

これに懲りずにまた遊んでください。      


追伸、釣り場の写真等色々撮ろうと思ったのですが、携帯をスマホに変えたばかりの私、この日も、

「流行りのスマホ使えなくて〜  ダサいはずの〜 この俺〜」 って感じでしたのでご容赦を!