8月12日  見島 リベンジ! 大失敗・・・



この盆休み、幸か不幸か嫁が子供達連れて実家に帰省したので、おいらは束の間の独身生活をエンジョイしました。
誰にも束縛されず、うるさく咎められることなく色んなことにチャレンジしてきました。 パチンコとか、スロットとか、パチンコとか。色々です。
ほんとは釣りに行きたかったんだけど、お盆に海に近づくもんじゃないって死んだじっちゃんが言ってたんで、釣りは無しです。
じっちゃんの名にかけて。

だから、しかたなくパチばっかり行ってました。お盆設定のダメダメニューパルが、運良くBIGに偏って1000枚とか、甘パチのアカギが案の定
クソ回らんかったんですけど、500円キックの後で、引戻しも含む20連荘とかで、速攻10000発とか。 棚からぼた餅的勝利で、運だけで
結構勝ってます。しかし、ゴールデンウィークに盆正月、パチ屋にとっての三大かき入れ時は、どこも渋いっすね〜。近郊の店、案の定
どこも渋かったっす。イベント謳ってても、嘘ばっかりのガセイベ。まぁ、それを承知で打ちに行くんだから文句は言えないんですけどね。

ってことで本題。最近、萩沖の離島である見島にハマりつつあるおいら。岡山のくじら12号、もとい、義弟1号に、山口の見島って磯から
マグロが釣れたりして、それはそれはおおきな怪獣様が居るんやで〜って話をしたら、サビキに群がる小鯵のごとく速攻で食いついてきました。
しかも素針に。

んで、お盆突入前の8月12日、夜釣りで見島に行ってきました。お盆には釣りに行かない私ですが、日をまたいでの13日なら、じっちゃんも
ゆるしてくれるでしょうってことで、前回、前々回と不完全燃焼気味に終わった見島へのリベンジ釣行です。

本日は波高1.5mってことで、日本海にしては凪。 のはずなんですが、やっぱり見島は違いました。道中の船の上でもウネリを伴った波が
時折船をかすめ、ちょっとやべーかもなって雰囲気を醸し出しております。底物師の方を東側の磯に降ろした後、西側の磯に向かうと・・・
それはそれは大きく荒れておりました。  西の風は正面から強く吹き付け、前回上がった「テーブル」や、「灯台下」といった低い磯は
完全に水没しております。エボシにかろうじて3人と、他のお2人の方が西側の磯に上がられたようですが、波は容赦なく打ち付け磯を
洗っております。恐ろしや恐ろしやと思いながら、おいら達を乗せた船は再び島の東側へ。  こちらは風も波もそんなでもないんですけどねぇ。

ってことで、今回我々が上がった磯は、確か「デッパリ」という名前だったと思います。はっきりとは忘れましたが、湾から出っ張った突端の
磯です。船の中で船長に水深や棚の確認をすると、船着から北向き竿3本先からは20m以上の水深があり、竿1本半位を釣るとイサキ、
2本半位と深く入れると真鯛がアタるってことで、ここの場所もなかなか良い感じです。で、本日の仕掛け。


竿    シマノ  アドバンス大磯3号
リール シマノ ONAGASP FBスプール6000D
道糸  サンライン  なんか白い糸の4号(サスペンドマリオだっけか? 巻いたのが昔なもんでよく覚えてないっす)
ハリス サンライン  トルネード4号
針   がまかつ プロ真鯛9号、10号   鬼掛 夜尾長9号
    メーカー不詳 ワームフック4号
浮子 ナショナル 電気浮子 2号


本命潮は、船着側の水深が深めに向かって流れる左流れだと思うのですが、今日はほとんど右流れでした。右流れは水深が浅く、2本半で
釣っていた私は時折根掛かり。この根掛かりが、後々本日のリベンジ大失敗を招く原因になるんですけど・・・。

釣り始めからしばらくは岸と並行の右流れでした。んで、ずーっと流した先で岸に回り込むような潮の流れ。そして根掛かり。例のごとく、
道糸は遥か先でパチーンと高切れ。まぁ、いつものことなんですけどね。  問題はそのあとでした。
道糸を指でなぞってチェックして、傷が入っている部分をカットして仕掛けを作りなおします。この時、前に付けてた浮子止めが、まさか生きて
いたとはなぁ・・・。  触った時には浮子止め、付いてなかったと思ったんだけどなぁ・・・。  夜釣りだったんで全く気付きませんでした(大汗)。
これで本日のオチは大体わかったと思うんですが、生きてた浮子止めを2ヒロ位の所につけたまま、一生懸命釣りをしていました。
新しく結びなおした浮子止めを上げたり下げたりして、「釣れん、釣れん」と言いながら。

そうこうしているうちに、向こうで岸に回り込んでいた潮が沖に出だし始めました。これはチャンスタイム到来か?と思うと同時に、義弟の
リールのスプールが、「バチバチバチーッ」と凄い音を出します。 「来た〜!」と叫ぶと同時に、満月のようにしなっている、義弟が新しく
新調したというBB−Xの白い2号竿。 「絶対バラすなよ!」と声を掛けると同時に天を仰いでいる穂先。ベールを戻すまでもなく瞬殺だった
模様です。  「見島にはね〜、化け物がすんどるんですよ。で、棚を聞くと竿2本半位だとのことで、私も棚を2本半に。って言っても、上の
浮子止めが効いてて、結局は終始2ヒロ+ハリス1ヒロ半の所を一生懸命釣ってたんですけどね。船長に、竿1本半からの指示があったにも
関わらずの終始3ヒロ半。そりゃー釣れるわきゃーないですわな。いや、正確に言うとそんな私を可哀そうに思ったのか、朝マヅメにイサキが
釣れてきてくれました。ジャスト40cmの良型でした。あとは、あまりにも夜中に魚が釣れないんで、潮の動きが悪い時に、足元をワームで
カサゴ狙い。これはそこそこの型が結構釣れてそれなりに満足。でもなぁ、沖流れの良い潮が流れてる時になぁ・・・。まさか3ヒロ半で釣りを
していたとは・・・。 まぁ、これがおいらですわ。 「これが、わたしの、良い と・こ・ろ!」 って感じですな。

そんなわけで、リベンジのリベンジに来たつもりが、まさかのミスで自分から釣りを放棄していたとは。朝8時位になって、真実に気付きました。
これはまた、リベンジのリベンジのリベンジに来なきゃいけねーなー。                      

                                                                    ってことでまた来ます。




水平線の向こうから登ってくる朝日。
雲がなかったら相当綺麗やったのに。
沖行くオニヨウズ(定期船)をバックに
竿を曲げるくじら12号。
上がってきた毒魚
何時間か経って、戻ってきたオニヨウズ
それでもなお、頑張って釣りを続ける
くじら12号。


ほぼ1晩、3ヒロ半ってゆー訳のわからん
棚を釣ってて、ショックのあまり早々に
本日の釣りをあきらめた人が、鼻クソ
ほじくりながら撮影。

肝心な釣果写真は撮り忘れ♪
まぁ、2人して、大したもんは釣って
ないでごわす。

イサキとクロとが1匹ずつと、カサゴ大量って
感じっす。