5月22日 浮子取りパラソル取りパラソル
畳1畳分の釣り座・・・。
海はびっちり藻だらけで当て潮、得意の道糸高切れは数知れず。
おまけに前方からは強風が吹きつけ、波被りまくり。挙句、頭上には松の木。
合わせを入れたら竿がぶつかって、穂先が折れてしまいそう。
更には、流れた浮子を回収するための浮子取りパラソルまでもが・・・
触れてしまうとすぐに壊れてしまう私の心。 趣味は壊れそうな物ばかり集めてしまうこと。 輝きは決して飾りではない。
釣りをしながら心が折れることはしょっちゅうなのですが、今日はいつもに増して折れました。
最後の方は大会そっちのけで、ぼーっとしながら荒れた海と、海に浮かんだままどうすることも出来ない浮子達、更に頭上の
松の木には、何故か浮子取りパラソルが引っ掛っかかっていて、私に向かって「助けてくれ〜!」と言ってるかのようでした。
5月22日日曜日。本日は、「黒魂カップ in 広島」の開催日です。
ご一緒させて頂くはずだった方々が、仕事の都合とか色々で皆キャンセル。アウェイでの、たった1人での戦いとなりました。
(アウェイとか言っても、ホームなんて小野田一文字位しかないんですけどね!)
だもんで周囲は四面楚歌。四方は全て敵に囲まれています。(ちと大袈裟。)
しかし私は、この大会にどうしても参加しないといけない理由があるのです。それは去年のこの大会、私は広島湾に大きな
忘れ物をしてきてしまいました。
年無し含めて2枚釣って、あと1枚釣ってれば船内トップで入賞ってとこまでいってた私、その忘れ物とはずばり、規定の3枚を
揃えての入賞? ノンノン、全然違います。
今年の大会でキザクラTVのロケがあり、1枚でもチヌを釣って検量を受ける事ができれば是非発したいおバカコメント。
去年の大会では、おバカコメントを準備してたにもかかわらずロケがなかったために油断してたら、秋の徳山の大会では
しっかりとロケをやっとりまして、普通のコメントしか言えなかったこと。それが悔やまれてならなかったのです。
今年のコンセプトはずばり、「麻薬の闇取引に失敗して逮捕された、3流の中国人マフィア!」です。
仮に今回キザクラTVのロケがあったとして、キザクラのホームページ上でその動画が流れたら、一発で、「あ、この人、麻薬の
闇取引に失敗して逮捕された3流の中国人マフィアだ・・・」ってわかる位、ありえない浮子とおバカコメントを準備して登場したいと
思います。
ってことで大会当日。午前0時30分に、すさまじい雨音にて目が覚めました。
外は大雨でござりまする。 さて困った。 おいら、釣りは好きだが雨は嫌い。おバカコメントは発したいが、ずぶ濡れに
なりながらの釣りは・・・
でもまぁ、もしかすると日中は天気予報が外れて雨が降らないこともあるかもしれないし、ないかもしれないので、とりあえず
揺れる想いを体中に感じながら、渋々行ってみることに。
午前1時半、自宅を出発。山口南から高速に乗って、一人ぽっちで大竹を目指します。
道中は一人でさびしいので、「乗客に日本人は、いませんでした〜 いませんでした〜 いませんでした〜」などと歌いながら、
会場である玖波港に着いたのは午前3時半。 ぴったり2時間です。
思ってたよりも意外に早く着きました。去年一昨年と、遠路遥々広島マリーナまで行ったことを考えると、めっちゃ近いです。
こりゃー、秋のジャパンカップチヌの広島予選にも出てみますかい? とか思いながら受付開始の4時を待ちます。
ほんで4時。無事に受付を済ませ磯割のくじを引きます。結果、おいらの番号は21番。かの有名な大知渡船の、大きい方の
船に乗って行くようです。 雨は今の所降ってません。 どうかこのまま降りませんように。 なんまんだぶ なんまんだぶ。
で、30分のクルージングの後で私の上がった磯は・・・ 阿多田島のどっかの湾内です。目の前に見えてる島は、多分宮島
でしょう。
本日同礁させて頂いたのは、広島市内からお越しの方。 お髭がダンディーな、とっても紳士な方でした。見た感じ、かなりの
ベテラン釣り師さんです。
今回のルールは番号が若い方が先に海に向かって右側に入るってことなので、そうさせてもらいます。
案の定釣り座は広島らしく、遠浅の模様です。
開始の6時まで時間があるので、ゆーっくりと仕掛けを作り、高台に上がって海を見ながら本日の戦略を立てます。
そんでもって本日の仕掛け、
竿 シマノ ファイアブラッドクォーターマスター
リール シマノ テクニウムMgc2500DXG ファイアブラッドVer
道糸 シマノ ハイパーデュラハイスピードミュー 1,7号
ハリス サンライン トルネード1,5号、1,75号
針 がまかつ 掛かりすぎ口太3号、4号 細地チヌ1号、2号、3号 トーナメントチヌ2号 ひねくれチヌ2号
浮子 キザクラ 黒魂R B、3B カゴSP10号 遠投チヌ2号、3号(浮力はそれぞれB〜3B程度に調整)
スーパースリムちぬ2号(浮力はB程度) KUZIRA00号
とまぁ、こんな感じです。色々やりました。浮子の交換、少なくともこれらを、2,30回位は取っ替え引っ替えしたと思います。
針も色々変えました。棚も2ヒロから1本半までくまなく探りました。とにかく色々やってみました。
でもダメでした。 「広島に黒鯛は、いませんでした〜 いませんでした〜 いませんでした〜」って感じです。
今回は、リミット位は揃うやろうと考えてたのですが、甘かったです。
15メートル沖までびっちりと隙間なく張り出している藻に、終日を通してほとんどが当て潮。藻の向こうに投げてやっても、
すぐに仕掛けは藻まで到達してしまい、ちょっと油断して流しすぎると藻に根掛かりって感じでした。
この大会はキザクラの大会だけに、使う浮子は全てキザクラ社製を使わなければなりません。
スタートは、いきなり登場の必殺最終兵器、「キザクラカゴスペシャル10号」です。鉛を貼って遠投用に重たくは
してるんですが、10号分の鉛を乗せてしまうと1.2号のクォーターマスターは、すぐに折れてーしもたーになりそうなんで、
錘は適当に。案の定、海面では錘の重さが足らずに、浮子は立たずに「ぺトン」ってなってます。 まるで私です。
同礁された方から、「なんだちみは?」って聞かれるかなとも思って心配してて、万が一そう聞かれたら、「そうでぃす。
わたすが、変なおじさんです。」って答えようかとも思ってましたが、とっても優しい方だったみたいで、そんな私の事を
そっとしておいて下さいました。ありがとうございました。
ほんで、間違いなく私らの次の磯で降りた方々からも見えているであろうこの特大棒浮子でチヌなんて釣れるの?って
質問をされたら・・・、 まぁ、釣れないことはないんじゃないっすか?
浮子止め外して、ラインでアタリを拾ってやれば。
でもまぁ、浮子止め付けて浮子でアタリを取ろうと思ったら、まず前アタリを拾うことなんか不可能でしょう。
10号分の浮子の残浮力の抵抗で、チヌは速攻でツケ餌を離すことでしょう。
↑
こんな感じの水中浮子を入れてやれば少しはマシかもしれませんが、そうなると、フカセでの釣りという大会の規定に
違反してしまいそうな気がするんでやめときました。 でもまぁ、その前に竿が、折れてーしもたーになりそうですけど。
で、沖か横かに潮が動いてればこの浮子のままラインでアタリを取ってやろうと思ってましたが、残念ながら潮は当て潮。
全層で仕掛けを入れ込むと、すぐに藻に絡んでしまうので、浮子止めを付けて、きちんとした浮力の浮子を使って浮子で
アタリを取ることにします。
そして登場したのは、重た〜い棒浮子の遠投チヌ3号、通称「エンデバー?」(残浮力は3B程度)
ハリスを2ヒロ半ほど取り、ずっしりと重たい棒浮子で支点をなるべく海中深くに置き、仕掛けの海での停滞時間を
少しでも長くするイメージ。ガンクッションの直下に2Bのガン玉を打ち仕掛けをドスンと立てて、ラインを張っても仕掛けが
浮き上がらないようにブレーキをする役目。それから先は等間隔にG3、G4、G5、G6と段打ちして、張るとガン玉が当て潮を
受けて、ツケ餌がこちら側を向いて先行するイメージ(あくまでもイメージなので海の中でどうなっていたかは定かではない
のであしからず。)
撒き餌は常に藻の際に溜まるように打って遠くから仕掛けを入れ込み、藻の生え際、根元ギリギリの所で撒き餌と合わせて
食わせる感じ? そんな藻際、しかも沖から仕掛けが入って来る所で掛けて、魚は取り込めるの?って聞かれそうですが、
とりあえず掛けた後の事は、掛けた後から考えることにします。で、流しすぎるとすぐに仕掛けが藻に到達してしまうので、
流しすぎないように集中しながら釣ってると、藻の際でイメージ通りにチヌっぽいアタリ。
ようやくなんとか掛けたチヌは、案の定藻の根元である住処へと、とっとと逃げ込み藻にグルグル。
もうね〜、藻切りとか、藻抜きとかのイメージじゃないんですわ。
藻がですね、洒落にならないくらいモジャモジャのウジャウジャ、ウンジャラゲのハンジャラケなんですわ。
藻の上を通す仕掛けに喰いつくように、チヌを浮かせて釣ろうにも全然浮いてこないし、底で喰ったらすぐに藻の根っこに
入っちゃうしで成すすべなし。
今大会の対象がチヌではなく藻だったら、軽〜く10kg超えてると思います。
「ジャパンカップ 藻!」とか、「スーパーバトルカップ 藻!」なんて大会があれば、余裕で予選通過なんじゃねぇかと思います。
たま〜にチヌを掛けても、速攻で藻に入られる。 途中、ハリスを1,75号に上げ、やりとりの前にゴリ巻きで獲る作戦を試み、
なんとか1枚確保。 それでもやっぱりこのチヌも、大量の藻と言う名のドレスを身にまとって上がってきてました。
今日は同じパターンで5回位チヌ掛けたんですが、ぜ〜んぶ藻。 根元にガッチリ巻き付かれ、得意の道糸高切れ続出。
巻き変えたばかりの1.7号の道糸が、パチンパチンと飛んでいきます。
でもまぁ、道糸が飛んでも、パラソル達人の私にかかれば浮子の回収なんて朝飯前なんですがね♪
しかしここで思わぬ事態。ここは瀬戸内海に面する広島。瀬戸内海と言えば干満の差が激しいことで有名ですが、更にこの
広島湾の磯は、頭上に松の木が平気で生い茂っている上に、潮が満ちると高場に移動を余儀なくされ、満潮時には居場所が
ほとんど無くなる所も結構あるんです。そんで、本日の満潮は正午過ぎ。案の定私の釣り座はどんどん狭くなっていく上に、
右前方から吹いてくる風がかなり強くなり、沖には白波が・・・
そんな折、少ないアタリを捉えて掛けたチヌが再び藻にガッチリと入り込んで、またもや道糸が飛びました。
今回は浮子止めよりも手前で切れたので、超特大棒浮子、通称「エンデバー?」が、流されず藻に引っかかったまま、同じ
場所で停滞しています。 あ〜、今のチヌ、60cmはあったのに・・・
気を取り直し速攻でパラソルを取り出してキャストするも、潮が満ち、釣り座が狭くなっている関係で、思いっきり後ろに振りかぶる
ことができず、たすき投げでパラソルを投入していました。しかし、正面からの強い風に向かってのたすき投げ、自他共に認める
さすがのパラソル名人の私でも、なかなか思い通りの所にパラソルが飛んでくれません。 「もうちょっと、もうちょっと遠く!」とか
思いながらパラソルを投げているうちに、いつの間にか頭上の松の木の事が頭から消えてました。
そして、「もうちょっと遠くへ・・・、 えいや!」と竿を後ろに振りかぶった瞬間でした。 「バキッ」という嫌な音と共に、穂先が
松の枝にぶつかった嫌な感触。パラソルは見事に松の枝に絡まってまり、竿は海とは反対側の空を向いて曲がっています。
「やべー・・・ またやっちまったか?」 と、冷や冷やしながら穂先を確認したところ、何とか穂先はセーフ。
しかし松の枝には、何をどうやったらこんなに複雑に絡まるの?って位奥深く、複雑にぐるぐるにパラソルが絡まってました。
「う〜ん、イッツ ア ミラクルワールド! 学校の七不思議・・・」
ほんで、松に引っかかったパラソルを竿でワッサワッサやってたら、案の定ここでもパチン。 「O、OH〜・・・」
ここ最近の釣り、何故か必ず1回は道糸を飛ばしている私。私にとって浮子取りパラソルは、例えるならば武士にとっての刀、
狼にとっての牙みたいなものです。 パラソルがなくては、怖くて釣りができません。
「う、浮子取りパラソル取りパラソルを!」と、パラソルを取るためのパラソルを探しますが、松に向かって投げたら、再び引っかかる
のは必至。その前に予備のパラソルなんて持って来ちゃーいませんが。
そうするとここは、必殺の、「浮子取りパラソル取り高枝切りばさみ!」と、ロッドケースをまさぐりますが、今日に限って
高枝切りばさみを忘れてしまいました。(っつーか普段もそんなもの、持ってないんですけどね。)
だもんで、同礁者の方に、「高枝切りばさみ、借りても良いですか?」って聞こうとも思いましたが、おそらく相方さんも高枝切り
ばさみなんて持って来てはおられないでしょう。
こうなったら、「0120−444−444」に電話して、高枝切りバサミを・・・、とも思いますが、高枝切りばさみ買うくらいなら、パラソル
買い直したほうが安くつくな・・・ と、ここは冷静に考え、対処することができました。
これがプライベートでの釣りなら、間違いなくタモの柄で取れるかどうか突っついてみるところなんですが、相方さん他、向こうの
釣り場の方からも、「あの人はタモを松に向けて、何をやってるんだ?ひょっとして、変なおじさんか?」って思われそうなんで
やめときました。ありえない位松の木の奥深くに入り込んでて、取れる保証もないですし。キザクラ遠投チヌ3号をベースとした
超遠投棒浮子、通称「エンデバー?」は、ここ広島湾でのフライトが、最後のフライトとなってしまいました。
この後は、こちらもキザクラ遠投チヌ2号を改造した、通称「アトランティス」に頑張ってもらいますが、右沖に投入する仕掛けの
先には、60cmのチヌが付いているエンデバー?が藻に絡まったまま浮いているので非常に釣りにくいです。おまけに後ろの松も
気にしなければなりませんし、根掛かりして浮子が飛ばされた日には、回収が不能です。今日一番の集中力を見せ、藻に浮子を
盗られないように頑張ります。
そして、時刻は11時頃だったでしょうか。風も少し弱まり、当て潮が一瞬左沖流れに変わりました。すかさず浮子を黒魂RのB号に
変えて、藻に潜んでいるチヌにゆっくりと上から落ちてくるツケ餌をアピールし、藻からおびき出して釣ってやる作戦に変えてみます。
同礁の方とも、「今流れが変わりましたね!」と話している側から、お隣さんの竿が曲がってチヌゲットン!
「今がチャンスですよ!」と声を掛けていただき、テンションも上がってきたところで、私の浮子にも前アタリ!
浮子の速度がスーッと加速したところで合わせを入れると、私にも強烈な本命の引き!!!
でもまぁ、私の場合は例によって藻に入られてしまうんですけどね・・・。
しばらく待ってみて、張ったり緩めたり、ギーコギーコとのこぎりのように藻を切ってやろうと思って色々と試してみますが、結局また
太い藻の根っこに巻きつかれ、、万事休す。
「どうせまた道糸から高切れするんやろ?とか思いながら引っ張ると、案の定「パチーン・・・」 ほら。言ったとおりじゃ。
ほんで、残念ながらこの浮子も浮子止めつけてるため、70cmのチヌが掛かったまま海面にて潮に流されることもなく、プカプカ。
目の前には2つの浮子が私に助けを求めているにもかかわらず、彼らに対して何もしてやることが出来ない私。
得意技は隠蔽工作で、一度は注水を55分間停止してしまったと思わず本当の事を発表したまではよかったが、そのために国会では
誰が指示したのかといった問題で収拾がつかなくなり、責任のなすりあいの大論争に発展。 このままでは自分達の政治家生命に
危険が及ぶと思い、「君たちの将来の事は、政府が必ずなんとかしてやるから、実は注水の中断はなかったと発表し直してくれ!」と、
某電力会社に対してプレッシャーをかけた、某国の政府のよう。 (※え〜っと、ここはフィクションです!)
しかし、ほんとみんな大嘘つきだね〜。 結局被害を被るのは全部国民。 なんで震災直後の資料やデータが今頃出てくるわけ?
そりゃ外国からも、まだまだ隠蔽してんじゃねーか?って疑われても仕方ないですわな。
「浮子達よ。見捨ててすまん。泳いで助けに行ってもいいが、私は自分の身の安全の方が君達の命よりも遥かに大切なんだよ」と、
気分はまるで政治家さん。 ほんと、ひでー国だ。外国メディアから、超一流の国民と、超三流の政府と言われても仕方ないね。
国会で責任のなすりつけあいをやってる暇があったら、現地に行ってガレキの撤去作業を頑張ってくれた方が、よっぽど国民の
目には良く映ると思うよ。 まぁ、危ないから絶対行かないだろうけど。
ほんでまぁ、その後は浮子止め付けるのがめんどくさかったから、KUZIRAの00号を使って沈め釣り。
しかし、潮はすぐに当て潮に戻り、チャンスタイムは速攻で終了。おまけに、釣り座右側にはキザクラ遠投チヌ3号、そして
左側には黒魂が、それぞれ道糸がついたまま浮かんでるんで、今度はそれに仕掛けが絡まって道糸が「パチン」。
おまけに降り出した雨の中、次の仕掛けを作り直してたところに、時化た海からの飛沫を頭からモロに被り、竿が折れる前に、
ここで完全に心が折れました。 もう知らん・・・。
ってことで、残り1時間位あるにもかかわらず、本日の釣り、ここでしゅ〜りょ〜・・・
いやぁ、広島に名手と呼ばれる方々が多いのも納得ですわ。後ろの松に竿をぶつけないように仕掛けを振り込んだりする
テクニックや、これまた後ろの松に当たらないように合わせを入れるテクニック、更には飛ばされた浮子を回収するための
パラソルの使い方等々、今の私では克服できない課題が一杯。パラソル名人の称号、返上だな。
同礁者の方に、「広島って、恐ろしい所なんですね・・・」とか話しながら、回収の船を待ちました。
回収時、船の上から海に浮かんだ浮子達を回収しようとしてくださった皆さん、ありがとうございました。
当人たちも、これで少しは報われるのではないかと思います。
ってことで、心は完全にダメダメモードやったんですが、とりあえず目標であった検量は受けられます。
帰港後、キザクラTVのロケをやってることを確認したところで、みんなに変な浮子を使ってることがバレたら恥ずかしいんで、
荷物を降ろし終えたら真っ先に検量所へ行き、速攻で検量を受けます。
某総理大臣の当初の、「私は原発に詳しいんです。」発言から、今の「私は原発の事は全く分かりません。」とのおバカ発言にも
負けない位(いや、さすがの私も彼には負けるか・・・)、意味のわからないコメントを放てたのではないかと思います。
そんで、検量を受け終わると、人目をはばかるように、逃げるようにダッシュで退散。 あ〜恥ずかしかった。
とりあえず、本日の任務はこれで完了です。後はお楽しみ抽選会を受けて、集合写真撮って帰るのみ。
抽選会では、柄杓ホルダーが当たりました。 これから使わせてもらいますです。
追伸、検量後に話しかけて下さった、大会ではハゲ散らかしてしまわれたと言う、岡山のベラ男さん、
検量時にはどえらい棒浮子持って、意味のわからんアホアホコメントを言ってたため、他の人に見られたらめっちゃ恥ずかしかった
んで、そそくさと逃げるように検量場所から退散してしまい、まともにお話しが出来ずすいませんでした。魚絞めて着替えた後、
改めてゆっくりお話をさせていただこうと思ってましたら、どの方だかわからなくなってしまいました^^;
また大会等でお会いした際には、ベラやフグについて熱く語りあいましょう。
本日の釣り座でござる。 狭っ・・・ | |
目の前には海 後ろには松 荷物のすぐ手前までが濡れてて、 波がすぐそこまで来てることを 物語っています。 |
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釣り座のすぐ後ろはこんな感じ・・・ | |
隣の磯の釣り人さん、 海抜0メートル。 向こうの磯は、上にも上がれない形状なんで ほんとに助けを呼んだ方が良いんじゃ ないかと思ってました。 大会の帽子を被っておられないんで プライベートでこられた方だと思います。 何度もタモ伸ばして、流れた荷物を 回収しておられましたが、広島の釣り人、 たくましすぎます・・・。 |
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かの有名な大知渡船さん | |
今回の参加賞のキャップと、 抽選会で当たった柄杓ホルダー。 とりあえずまぁ、当初の目的は達成 できたんで、よしとしましょう。 |