9月09日  副会釣法2010 「〜悲しみの壁を乗り越えて〜」



いやぁ、最近色々忙しくて、満足な更新もままならないんですが、まぁ、ぼちぼちやって行きます。

先日は、ホームページ感想の所で、村越正解さんから、「いつも楽しく見ております。あなたの
文章力には感銘を受けております。更新が待ち遠しくて毎日チェック入れてますんで忙しいでしょうけど
一秒でも早く更新して下さいね(笑)。あと、ふと思うこと あのコーナーも更新してください!」ってな感じの
コメントを頂き、「む、村越正海さん?」とか思ってよく見たら、村越正解さんで、正海さん違いでした^^;
本物とはちょっと違いましたが、ありがたいことですな。メールアドレスが記載されてなかったので
この場を借りて返信とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

ホームページとかブログって、思い立って開設するのは簡単なんですけど、一番のネックが更新なん
ですよねぇ。しかも、前に何かの本で読んだときに、ネットのアフィリエイトで儲けるには、最低週一の
更新が必要だとの事で、私もそれを目指してやってきました。おかげ様で今では、こんな私のホーム
ページにスポンサー様まで就いて下さってまして、ありがたい事に広告料まで頂いている次第でござい
ます。

とにかく飽きっぽい性格の私が、なぜ何年もの間、飽きずになんとか更新のモチベーションを維持できて
いるか。それは、実は、全て金のおかげなんです。ここだけの話、実は私、金の亡者なんですわ。
金じゃ金〜!金持って来〜い! ってな感じです。 おいら、本当は政治家になるべきだったんだろーなー
って思います。 がっはっは。 

てのはまぁ、冗談はヨシ子さんですが、何事においても長いこと辛抱強くやってればですね、中にはそれを
認めて下さる人もいるってことなんですな。村越正解さんだけでなく、色んな方から同じような励ましの
感想やメールを頂く度に、「頑張らなくっちゃ〜、頑張らなくっちゃ〜、さ〜あ貯金でダンスダンスダンス!」
って思って歌ってます。山口県の人にしかわからない歌だとはと思いますが、山口に住んでいても
分からない人は、ズームイン朝を見てください。途中で出てきます。

更に、中村君の職場の方、携帯電話の使い方も覚束ないご年配の方だそうですが中村君に、次の更新は
いつか、次の更新はいつかと、毎日のように聞かれて来られるそうで、仕事の休憩時間もずっと携帯
電話でこのホームページをチェックして下さってるんだとか。  
全く持って、菅直人です。 違った。 感無量です。


ってことで、本題の本日の釣り日記です。

9月9日(木)、本日は大潮で満潮は午前9時過ぎ。
ここの釣り場は、大潮はちょっと流れが速くなり過ぎるのですが、満潮9時の条件はかなりいい感じなので
ちょっくら本気出して、一昨年の31枚を抜く新記録でも作ろうかと単独釣行です。

平日の木曜日、お客さんは私一人かなと思ってたら、予想外の5人。
船長に小野田一文字を私のホームページで紹介してくれと頼まれ、大山船長の連絡先や釣果情報を公に
公開してからというもの、明らかにお客さんが増えてるようで何よりです。

波乱万丈の人生を歩んできた船長の身の上話を聞かせて頂き、何とかお客さんの数を増やしてあげたい
なと思っていた私としては、お役に立てたかなと思う反面、そのうち魚もスレてきて、釣れなくなるんだろー
なーという心配も無きにしもあらず。とりあえずまぁ、そうなったらそうなった時に考えるかと、5時出港の
船に乗ります。

一文字波止に上礁後、皆さんがどこに釣り座を構えられるのかなと思って見ていたら、どうも皆さん、
北側と真ん中に釣り座を構えられるご様子。
私は、皆さんの釣りの邪魔をしないよう、私は一人南側へと入ります。

朝一でいつものように仕掛けを作りながら、家で練ってきた団子を投入します。
でもって本日の仕掛け。

竿    シマノ 鱗海スペシャル06-53 
リール シマノ テクニウムMgc2500D
道糸  シマノ ファイアブラッドの赤い糸 1.7号
ハリス サンライン トルネード1.2号
針    がまかつ チヌ針2号(赤、銀) 細地チヌ2号(金、銀) 
浮子  ダイワ 発砲センサー団子 S、M、L

最近は、ラインが見えやすい白い道糸を好んで使うようになった私が、なぜファイアブラッドの赤い糸を
使ってるかといいますと、昔安売りセールで買い溜めしたこの糸の在庫が大量に残っているからです。
秋以降、磯に行くようになったらまた白い糸を使い出すと思うんで、それまでにこの一文字でこの糸を
消費しておかなくてはなりません。 

しかしあれですな。比べてみるとわかりますが、ラインの見え方、仕掛けの入り方が赤い糸と白い糸では
格段に違いますな! グフとか、ウスバに狙われやすい色だってことは重々承知の助ですが、それはまぁ、
各人でおのおの、何とかしてください。


んで、朝一は左にゆーっくりと潮が流れています。右流れにしろ左流れにしろ、ここの釣り場の横流れは
かなりいい感じです。案の定、午前7時までに、速攻で10枚位釣れたでしょうか。

で、それからは横流れは横流れでも、流れががかなり早くなります。
浮子をSサイズからMサイズに変え、ガン玉をG5、2B、G5の三段打ちへと変えて、チヌを追加します。
ガン玉の打ち方なんかはもう、勘というか、感覚なんですが、どうやったらチヌの喰ってくる棚に仕掛けを
入れることができるかってことを毎投考えながらやってたら、このガン玉の打ち方かなぁと思いました。

そうこうしていたら、海上、南の風がちょっと強くなり、上層の潮は右に緩やかに流れるも、底潮が相当
早く左に流れる二枚潮となり、浮子と仕掛けがかなり離れて上がってきます。

棚取り錘を取り出して棚を計りなおし、仕掛けの角度とチヌの喰ってくる棚を頭の中で立体的にシュミ
レーションした結果、G5、2B、G5、B、G5のガン玉5段打ちのインスピレーション。
イメージ的には上の2Bのガン玉で上潮をがっちり捉え、下のBのガン玉で下の潮、更にはその下のG5で
潮を受けて、仕掛けに角度を作るといったイメージで釣ってみます。 浮子はこの時点で、Lサイズへと
交換しています。
ちなみに余談ですが、ガン玉はヤマワのゴム張りガン玉がかなりお勧めですよ。爪の先で簡単に
閉じたり開いたりができ、何度でも使えます。ただ、普通のガン玉に比べてかなりお高いですが。

間もなくして、速攻で浮子が海中へと消えていきます。
合わせるととんでもない引き。首は振らずにただひたすらに突っ走るその魚の正体は恐らく780円の
憎い奴。しかもこの強烈な引きは、間違いなくスレ掛かりでしょう。   走りが止まりません。
沖で2回ほどジャンプを繰り返した後は、悲しいかなこちらへ向きを変え、折角作り上げたポイントへと
猫まっしぐらです。

「ポイント荒らされる〜」、と思った矢先、案の定折角暖めたポイントである私の真下のケーソンの中へと
潜り込み、無念のハリスブレイク。 780円のボラ、残念ながら取り逃がす・・・
加えて更には、高価なヤマワのガン玉まで無くなりました。しかも、段打ちしていた分、一気に5個もロスト。

まぁ、仕方がないなとすかさず団子を数投して、チヌを散らさないようにし、仕掛けを作り直し。
同じようにガン玉5段打ちをして釣ってると、ま〜た780円が食ってきやがった。
軟竿でのボラは、上げるのが大変っちゅーのに・・・。でもまぁ、一応こいつはポイントから離したところで
無事にタモに収まり、敢え無く御用。 今度俺の針に掛かったら、神経絞めして一気に昇天させて
やるからなと脅迫し、波止の反対側へリリース。

ここでちょっと一考。 立て続けにボラがヒットってことは、まだまだツケ餌が浮いとるんかなと、更に
G5のガン玉を口鉛として追加し、ガン玉は合計6個。
で、やっぱり一発でチヌが食ってきました。
腕が良ければこんなにガン玉打たなくてもツケ餌を棚に入れられるんでしょうが、そんなに大した腕を
持ってない私は、こんな強引な釣り方で2枚潮を攻略します。
でもまぁ、とりあえずあれよ。  釣れりゃーええんよ。釣れりゃー。

ってことで2010年も、何とか無事に新たな釣法が完成しました。 その気になる新釣法の名前は、
その名もずばり、 「副会釣法2010 〜悲しみの壁を乗り越えて〜」釣法です。毎年のことですが、
例によって、サブタイトルに意味はありません。 最近、特に悲しいことも無いですし。
いや、それでも敢えて悲しいことを挙げるならば、相変わらず指が振るえて、オキアミを針に
つけにくいってこと位でしょうか。 それ以外、生活に大きな支障はありませんので、ぼちぼち
やってます。

で、今日は30枚ほど釣れました。目標の31枚は超えられませんでしたが、とりあえずまぁ、釣れる
時ゃー、釣れるんですよねぇ。こんなインティキ釣法でも。


ってことで整いました〜!

「副会釣法2010 〜悲しみの壁を乗り越えて〜」釣法と掛けまして〜、「やりすぎコージー都市伝説」
と説きます。


その心は・・・   「信じるか信じないかは、あなた次第です!      タコっちで〜す!」








それと、もうひとつ悲しい事を思い出しました。
変な格好をして集合写真を撮るのは嫌だと
泣いて断る私を、競泳水着履いて来ないと
殴ると脅され、渋々こんな格好をさせられた
事です。

アタックNo1の、鮎原こずえみたいな目の
シールと、訳の分からん伯爵みたいな
ヒゲのシールを勝手に貼られ、無理矢理
着替えをさせられる私。
クリクリおめめの下からは、溢れ出る涙が
止まりませんでした。


信じるか信じないかは、あなた次第です。
 
               タコっちで〜す!
今日の釣果の一部でごわす。