1月31日  イルカウォッチング



1月31日(日)、本日は釣友中村君と、馬島テトラに釣りに行ってきました。
名目と撒き餌はチヌ用ですが、あわよくば前回同様、鯵もたくさん釣れないかなぁと淡い期待を抱きながらの
本日の釣り、今回も朝一番で航海丸さんに乗り込み、南風泊を出港! 
本日の天気、予報では終日雨が降るとのことで3名の方のキャンセルがあり、私と中村君を含め合計3名での
出港です。

足場の悪いテトラなんで慎重に道具を運び、荷物の置き場所をしっかりと確保し、まずは撒き餌をドカ撒きして魚を
寄せます。

その後、撒き餌を時々入れながらも辺りはまだまだ暗いんで、のんびり仕掛を準備し釣り開始。
今日は、テトラからのチヌ釣りってことで、久々に銀狼競技の5m竿が登場。
道糸は1.7号にハリスは1.2号スタート。

船長に最近の釣果を聞くと、前日の土曜日はほとんど鯵は釣れなかったようであんまり期待はしてなかったんですが、
素敵なことに例年は12月一杯で姿を消してしまうここ馬島テトラの鯵が、本日も元気に釣れて来てくれました。
1投目からラインが指先を弾くバチバチで、30cm近い良型の鯵をゲット!

鯵は朝マヅメだけかもしれませんよと中村君が言うので、手返し良く良型鯵をキープ♪
で、その後は彼の予想通り、午前8時位までは手元や竿先にまで来る明確なアタリで釣れてた鯵のアタリが、次第に
小さくなります。

棒浮子のトップが、さっきまでは、「ツン、ツン、ツーン」まで行ってたのが、今は、「ツン、ツン、ツン」の繰り返しで、
餌も残って帰ってきます。

私には全然鯵が釣れなくなってきたんですが、隣でやってる中村君は相変わらず何故か入れ食い。
これはどういうことかと氏に問うたらば、「確かに朝とは状況が変わってます。鯵の活性自体は高いんですけど、
潮がほとんど動かないために、浮子とかハリスの抵抗で、ツケ餌だけが口からこぼれ出ちゃってるんです。
撒き餌は確実に拾ってますし、その証拠にある程度棚に入ったら浮子にアタリは出るでしょ? 向こうから針に
掛かってこないんだったら、こっちから掛けてやればいいんですよ。」  とのこと。

「さっきまでは、ツン、ツン、ツーンまで浮子が入ってましたが、今はツーンまで入らない。そしたら、ツン、ツン、ツン、の
2回目のツンで浮子が動き始めた時に、合わせを入れてやるんです。浮子が動いてるってことは、魚は口に餌を
くわえてるわけですから。 
左手でラインを持ってラインと竿の3角形を作り、糸フケを出さないように仕掛を張り張りに保つんです。
んで、2回目のツンで浮子が動き始めた時に合わせを入れたら・・・・、   ほら、釣れたでしょ?
これ、クロ釣りにも応用できますよ!」と、笑顔で実演してくれる彼。


ん〜、なんか、わかったようなわからないような私であったが、とりあえず見よう見真似でやってみたら、ほんとに
それからは釣れ出した。

その後は、彼と同じペースとまではいかないにしても、終日良型鯵の心地よい引きを楽しむことが出来ました。

釣りはとっても楽しかったんですが、本日は朝一に雨が降ったり等の諸々の諸事情により、銀狼の竿の一番と
二番が完全に固着してしまいました。何をやってもびくともせず、竿が収納できません。
まぁこれは家に帰って一緒に風呂入ったり、CRC吹いたりして色々とやってみることにしましょう。

そして、今日の一番の見せ場は、回収後の帰りの船の中。
勢い良く走っていた航海丸がいきなり減速。

「ん?」 とか思ってたら船長が操舵室から出てきて、「子供さんに写真でも撮らんかね?」 と、おっしゃる。

何事かと思って海を見たら、そこには色んな所でモノホンのハンドウイルカ(水族館とかにいるやつ)が
海面にボワボワと顔を出しながら優雅に泳いでいるではあ〜りませんか。

あっちにもこっちにも、それこそ何頭いるか分からない程の大量のイルカが、あっちで顔を出し、こっちで顔を出し、
時には船のすぐ横でも顔を出し、表情まではっきりと読み取れます。

それはまるで、「オッス、オイラ、イルカだよ〜ん♪」とでも言ってるかのよう。
さては君ら、私らが撒いた撒き餌に反応して寄って来やがったな?(大嘘)


んで、こんな近海にイルカがいるか?と、ツッコミを入れながらも、慌てて携帯持って船首まで行き、ホースヘッドから
イルカを撮影。

超感動的なこのシチュエーション、隣にいるのがたくみお姉さんなら最高なんだけど、残念ながら側にいるのは
ゴツい顔した船長の渡辺さん(船長ごめんなさい。)と、ゴツい顔した浮子職人の中村君(中村君ごめんなさい)。


ハワイやグアムなんかのツアーでは、オプションで別料金の一万円とかわざわざ払って見に行くイルカが、渡船代の
僅か2500円で見れてしまった。しかも鯵は大漁やし。

しかもこれ、船から海に飛び込んで一頭ばかしとっ捕まえたら、すぐにでも「イルカに乗った少年」になれるんじゃね?
で、それを動画で撮影して地元のテレビ局送ったら、夕方のニュースで感動のドキュメンタリーとして流してもらえそうな
気がするが、まぁ、今日のところは寒いので勘弁しておいてやる。


しかしほんと、朝のうちは釣りの途中で雨降ったら嫌やなぁ・・・ とか思ってたけど、結局大した雨も降らず、イルカまで
見ることができた本日の釣り、「最高ですか〜?」って聞かれたら、「最高で〜す!」って思わず右手を上げて大声で
答えたくなるような、素敵な一日でしたわ。

後で船長に、「全部で100頭位いましたかねぇ〜?」と聞くと、「いやいや、海の中には数えきれんくらいおるよ。」との事で
ここへは釣りだけでなく、イルカウォッチングをされたい方も是非!(って、嘘です。イルカはごく稀にしか見れないようです。)


で、今回、そんな素敵なクルージングを提供してくださったのは、トラフグの水揚げ量日本一を誇る、南風泊港から
出港する航海丸さん(ホームページは止まってますが、左上の掲示板とブログは動いてます。ちなみに1月31日の釣果で、
中村君の釣った鯵が載ってます。さっきはゴツい顔した船長とか書きましたが、本当はすごく気さくで優しい船長さんで、
時々お土産を頂けちゃったりする事もあったりします。)  って感じで、せんちょー、ばっちり宣伝しときましたよ〜♪




いつもお世話になってる(まだ2回やけど)、
航海丸の渡辺船長です。

TEL 0832-67-2091
携帯 080-2913-5930

乗船場所は、下関市彦島南風泊漁港の
一番奥まで行ったら右に曲がる道があるんで
そこを曲がって、まっすぐ行って最初に左手に見える
船(航海丸)のある場所です。航海丸駐車場って書いた
看板がありますんで、すぐにわかると思います。
詳しい出港時間等は、船長に直接電話して確認して
下さい。
本日の釣果です。
鯵の塩焼きに、刺身。
今日の刺身は、もみじおろしに
ポン酢で食しました。

これがまた美味いのなんの。

鯵の味、さいこー!

青ねぎが無かったのがちと痛い。




で、イルカウォッチングの動画