5月17日  鱗海カップ


5月17日(日)鱗海カップ中国地区予選。

驚きの結果は・・・

ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャ ジャン   ずばり、勇気ある撤退をしてきました。

戦場に赴くには勇気が要ります。ですが、戦場から退くには、もっと強い勇気が必要なのです。

まぁ、どういう事かとぶっちゃけて言いましたら、天気が悪かったんで参加しませんでしたわ。


いやね最初は、出る気満々だったんですよ。
色々と準備もしてきて、15kgもの撒き餌を練り練りし、ひょっとしたら良い線行くんじゃね?とか、
勝手に思ったりしてました。
前日土曜日の昼過ぎの予報まではですね、天気は悪いながらも少々我慢すればなんとかなりそうな
程度だったんです。しかし、夜になって一変しました。

天気予報は一気に変わり、徳山周辺は17日、午前中大荒れの予報が出たんですな。
1時間に8mmとか9mmの強い雨が降るとの事なんです。
加えてですね、風も相当強く吹きそうな予報な訳ですわ。


実はですね、こっそり今まで黙ってましたが、我々、普段はしがないサラリーマンのフリしてますが、
その正体は泣く子も黙るスーパーヒーロー、「弱虫戦隊ヘタレンジャー」なんですわ。

で、早速、ヘタレンジャー2号の中野のおいちゃんマンに電話をしたら、案の定彼も心が折れてました。
考えることは同じだったようで、「こりゃダメじゃー」と、2つ返事で不参加を表明してきました。
ところがです。ヘタレンジャー3号の永田マンからは、予想外の返事が帰ってきました。
明日の大会が大雨になる旨を報告したところ、「こりゃフードが要るなぁ」と、何故か行く気です。
やる気満々です。

この3号のやる気は、自分の力ではどうしようもならないと判断した私は、再び2号に連絡を取り、
3号の説得を命じました。大雨の中での釣りが、どんなに辛いか。また、大風の中での
釣りがどれほど厳しいかを熱く語るように依頼、説得を促しました。

そして数分後、我々の中で結論が出ました。    「またの機会に頑張ろう!」と。


「3人揃って、ヘタレンジャイ!」って感じです。

ええ、ええ。そうですともそうですとも。所詮我々は、へっぽこでヘタレなチキン野郎です。
ドジでのろまな亀なんです。

みんな違ってみんな良い。

色んな大会の上位に名を連ね、華々しい活躍を見せるトーナメンターの方々の影に、
こんなチキン野郎達がいたって良いじゃないですか。

表舞台の、明るい日向で咲く向日葵の陰にそっと咲く、街に埋もれそうな小さな忘れな草。
敢えて自ら我々は、それでもしっかりと咲いている、忘れな草となる道を選びました。   
               
ちなみに忘れな草の花言葉は、「私を忘れないで!」 と言うそうですけど。


はい、ってことでですねー、言い訳するつもりは少ししかないんですが、
根性無しのヘタレンジャー達にとっては、天気が悪すぎました。

シマノのホームページにも、一時間遅れで始まったとか、渡礁を終えた途端強い雨が
降りだしたとか書いてあります。荷物が飛ばされる位の強い風が吹いていたとも聞きました。
我々だったらきっと、心が折れて釣りになってなかったと思いますし、ぶっちゃけ磯釣りでは、
リミットである5枚ものチヌを釣ったことがありません。自慢ではないですが、揃える自信も全然ありません。
仮に出ていたとしても、きっとチヌは釣れていなかったことでしょう。それが今、唯一、心の支えです。


大会を終えた今、改めて声を大にして言いたいと思います。

我々は勇気ある撤退をしてきたのだと。

そうでも言わないと二度と帰って来ることのない、参加費の稲造君が浮かばれないから。


なんか、最近、ほんとに私って雨男なんじゃないかなぁと思えてきました。
でもまぁいいです。かの有名なスーパーアイドルゆってぃーも、

「ちっちゃいこと〜は気にすんな〜。 あそれ、ワカチコワカチコ〜」 って言ってたんで。

ってことで、とりあえずジャパンカップは晴れたらいいなと思います。




幻となってしまった2009年の鱗海カップ
参加証一式。

来年もこれが使えないかなぁ・・・