4月27日 初チヌ
最後に釣りに行ったあの日からおよそ3ケ月。
いつまでも家に引き篭もっていても仕方ないので、久しぶりにチヌ釣りに小野田一文字にやってきた。
ぶっちゃけ一度はあきらめかけた釣りであるが、水泳しながら体力つけてまずは波止から。
来月には鱗海カップやジャパンカップなんかの大会もあるので、そのうち磯にも復活したいと思う。
ほんとは昨日の日曜日に来ようかと思ってたんだけど、悪天候のため今日に変更。
永田のおいちゃんやら中野のおいちゃんやらも誘ってみたんだけど、仕事があるため今日は私一人。
5時の船で他の2人のお客さんと共に3人で沖波止へ。
これまでは何とも思うことは無かったが、こうして海に来て普通に釣りがに出来てるだけで感無量。
限界が訪れるその日まで、末永く釣りを続けて行きたい。
さて本日の釣りは性懲りも無く、また団子を使った紀州釣り。
餌盗りの少ないこの時期に、何でまた紀州釣りなのかというと、去年の春にまとめ買いした
サナギやらチヌスパイスやらの団子素材が、まだまだ大量に倉庫に眠っているから。
来月の鱗海カップのためにフカセでのチヌ釣りも練習したかったのだが、どうせ鱗海カップでは
入賞できるわけが無いので、倉庫の在庫を減らす方を優先。
紀州釣りにはやっぱりまだ時期が早かったかなぁと思い始めた午前8時過ぎ、
団子投入後にシモっていた棒浮きが一度も浮上してこないまま、ゆっくりとケーソンの中へ入っていく。
時間的には団子が割れて浮きが浮いてきてもおかしくないはずなので、「あれっ?」と思いながら
とりあえずゆっくりと聴いてみると、穂先には間違いなく魚の反応。
反射的に合わせを入れ一瞬竿は弓なりに曲がるも、既にケーソンに入り込んでしまった獲物を
引きずり出すことは出来ず、無念のハリス切れ。
今年一発目の強烈な魚信の正体を確認することは出来なかった。
でもまぁ、多分ボラだ。ボラってことにしておこう。
で、その後1時間は再び沈黙。
次の魚信は午前9時、今度は浮き上がってきた瞬間の棒浮きが、波の動きとは明らかに違う動きを見せる。
「今度こそ!」と思いながら合わせを入れ、竿に乗った魚は、今シーズン初となる44cmのなかなかのチヌ。
遅ればせながら、ようやく今年の初チヌが釣れました。
しかし、その後は時々あるアタリを物に出来ず、合わせと同時にハリスが針のチモトでクリンクリンに
なってしまったりとか、ヨリ戻しの所でクリンクリンになったりなどの失態を演じる。
納竿間際に30cm弱を一枚追加したものの、最後は再びケーソンの奥にもぐりこまれての痛恨のバラシ。
6回のアタリ中、4回ものバラシを演じてしまう結果に・・・。 まぁ、久しぶりなのでヨシとしておこう。
ってことでこれからも、自分のペースでぼちぼちと釣りを楽しめたらと思う。